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【セミナー告知@東村山】 東村山市民講座 ~壱の巻~

ブログ佐藤大尚 | 2013-06-10

みなさん、こんにちは。 サポーターサービス担当の佐藤大尚です。  6月16日(日)13時30分より、東京都東村山市にて「こどものごはん委員会」主催のセミナー「東村山市民講座」が開催されます。その市民講座に、グリーンピースで海の環境問題を担当している花岡と、秩父で脱原発活動を行っているNGO「原発止めよう秩父人」のネフセタイさんと共同で講演します。 グリーンピースからは、スーパーマーケットの抜き打ち放射能調査や、いつまでも安心・安全な食品を手にしていくため...

韓国のツナ缶ランキング発表

ブログ・花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2013-06-17

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 先週、グリーンピースの韓国オフィスの同僚が魚の骨をモチーフにしたオブジェを抱え、ソウルにある同国最大の水産企業・東遠(ドンウォン)社を訪れました。 その理由とは? 前回のブログ では、ニュージーランドの大手ツナ缶メーカーが、グリーンピースの活動を受け、乱獲の原因となっているFAD(人工集魚装置)を使用したマグロの扱いを中止したことを紹介しました。 グリーンピースは同様のキャンペーンを韓国でも展開...

土用の丑の日、ウナギ食べられる?

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2013-07-04

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 もうすぐ土用の丑の日(7月22日)です。乱獲などによる資源状態の悪化からウナギの価格が高騰し、閉店を余儀なくされる鰻屋もある今年、皆さんはどのようにこの日を過ごしますか? 日本は世界のウナギの約70%を消費する巨大ウナギ市場国ですが、年を通じて最も消費量が多いのが、この土用の丑の日。既にスーパーマーケットやコンビニなどは、鰻重の予約を受け付けたり、鰻蒲焼の値下げを発表したりして、プロモーションを始めています。...

世界のウナギの70%以上も食べている私たち。どうなる土用の丑の日?

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2013-07-09

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 古くから暑い時期を乗り切る栄養をつけるためにウナギを食べる習慣のある、夏の土用の丑の日。今年は7月22日に「一の丑」、8月3日に「二の丑」と、2回その日が訪れます。美味しいウナギをたくさん食べて日本独自の習慣を次世代に繋げていきたいですね……と言いたいですが、獲り過ぎなどの理由でウナギが自然界から激減しており、とてもそうはいかない現状にあります。 ウナギはいつ食べられなくなる? 私たち消費者にできることは?今回...

日本で売られているウナギ、99%が絶滅危惧種。どうなる、土用の丑の日?

ブログwhanaoka | 2013-07-16

こんにちは。海洋生態系担当の花岡です。 今年も「夏の土用の丑の日」まであとわずか。日本は世界生産量の70%以上を消費する世界最大のウナギ消費国ですが、その国で「夏の土用の丑の日」はウナギが最も多く消費される一日です。美味しいウナギをたくさん食べて日本独自の習慣を次世代に繋げていきたいですね……と言いたいですが、獲り過ぎなどの理由でウナギが自然界から激減しており、とてもそうはいかない現状にあります。どれくらい深刻かと言うと…… ...

大手スーパーマーケットのウナギ調達方針は?

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2013-07-17

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。   夏の土用の丑の日、絶滅危惧種大量消費の日? 日本は世界の2%足らずの人口で世界生産量の70%を超えるウナギを消費する、世界一大ウナギ市場国( 詳しくはこちら >> )。中でも年を通じて特にその消費量が跳ね上がるのが、まもなく訪れる夏の土用の丑の日です。その莫大な需要を満たそうとこれまで世界各地でウナギの乱獲が続けられてきた結果、現在、日本で消費されているウナギの実に99%以上が、絶滅危惧種に...

国産ウナギの表示はホント?土用の丑の日、どうやってウナギ買う?

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2013-07-22

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 いよいよ今日は、夏の土用の丑の日。 皆さん、ウナギを食べますか? どのように選びますか? これまでのウナギブログシリーズで、 世界のウナギ生産量の70%以上が日本で消費されていること 日本で消費されるウナギの99%以上が絶滅危惧種に指定されていること そしてそれが スーパーマーケットなどによる持続性を無視した薄利多売型ビジネスの定着によるものであること ...

今年、あなたはウナギを食べますか?

ブログインターン | 2013-07-24

こんにちは。 インターンをしている江端静香です。 私はカナダの大学に留学していて、夏休みの間を利用してグリーンピースでインターンをしています。土用の丑の日が近づく中、絶滅が危惧されているウナギを、次の世代にも残してほしいというメッセージをスーパーマーケットに届けるため、街頭で署名活動を行ってきました。 初めてこのような署名活動を行い、消費者の方々と話をして、自分で考え、感じたことをまとめましたので、ぜひご覧下さい。 ...

スーパーマーケット、ウナギ販促期間終了。今後の取り組みは?

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2013-08-04

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 これまでのブログやレポートなどでお伝えしてきたように、世界のウナギ生産量の約70%が日本で消費され、そのうち約99%が絶滅危惧種に指定されており、その主な商品はパック詰めされた蒲焼などの加工商品です。 昨日8月3日は、暑い時期を乗り切る栄養をつける為としてウナギを食べる習慣のある、「夏の土用の丑」の「二の丑」の日。スーパーマーケットなどにとって「夏の土用の丑の日」はウナギ蒲焼商品の年最大の商機で、この「二の丑」...

イベント報告 @Ocean Peoples

ブログ宮地大祐 | 2013-08-07

みなさんこんにちは。ボランティア担当の宮地です。 僕たちは3日、4日に代々木公園で開催されイベント「Ocean Peoples」にブース出展しました。 このイベントは、海を愛する人々のためのフェスティバルとして開催され、多くの人々が足を運んでいました。 僕たちのブースのコンセプトは、「あなたの署名で、空っぽの海に魚が戻ってくる」。乱獲によって急激に資源量が減っている魚介類の、大きな販売元(消費者の購入先の約70%)であるスーパーマーケットに対して、無...

熱帯マグロに関するWCPFCワークショップの前にブリーフィング/提言

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2013-08-26

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 続く乱獲により、ウナギに次いでマグロがピンチ。このままでは子どもたちが食べられる魚は一つずつ減っていってしまいます。今回は、中西部太平洋のメバチマグロについて。 メバチマグロは広くスーパーマーケットなどで刺身や盛り合わせとして出回るマグロで、日本で消費されるマグロ類の約30%を占める主要種です。多くのメバチマグロが獲れる中西部太平洋には、この海域の漁業管理を行う中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)という国際...

太平洋クロマグロ、96%が海から姿を消したその理由は?

ブログ花岡和佳男 | 2013-09-02

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 夏は丑の日もありウナギの枯渇が話題となりましたが、次はとうとうマグロです。特に、日本食を代表する寿司の主役とされる太平洋クロマグロが、続いてきた乱暴な漁獲・流通・消費により、いま海から姿を消しつつあります。 太平洋クロマグロやその漁業、そしてお寿司やお刺身を次世代に残せるか…。本日2013年9月2日から5日まで、太平洋クロマグロ等の保護・管理について話し合う中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)第9回北小委...

太平洋クロマグロ、日本で獲られる90%以上が幼魚ってホント?

ブログ花岡和佳男 | 2013-09-04

こんにちは、海洋生態系担当の花岡和佳男です。今日は福岡で行われている「中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)第9回北小委員会(NC9)」の2日目。初日は各政府や機関からのプレゼンテーションが主体でしたが、今日から議論が少しずつヒートアップ。休憩時間などに開かれるサイドミーティングも活発になってきています。 昨日のブログ では太平洋クロマグロはもう約4%しか海に残されていないことを紹介しましたが、いま私が福岡で参加しているWCPFC-NC9でも、加盟国政府代表...

太平洋クロマグロ、世界で獲られる80%を漁獲・消費する国は?

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2013-09-04

こんにちは、海洋生態系担当の花岡和佳男です。現在福岡で行われている「中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)第9回北小委員会(NC9)」も今日で3日目、いよいよ大詰めです。明日最終日は書類上での加盟国政府による合意がされる日ですので、今日はその内容を詰めるヘビーな一日。 NCはビンナガやメカジキについても話し合われますが、今日も依然として議題の中心は太平洋クロマグロ。今年こそ超えたいと多くの参加者が共有する最低限ラインを今年もなかなか超えられない議論が続き、私...

太平洋クロマグロ、次の世代に残せるの?

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2013-09-05

こんにちは、海洋生態系担当の花岡和佳男です。 福岡で行われていた「中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)第9回北小委員会(NC9)」が、さきほど閉幕しました。 北太平洋まぐろ類国際科学委員会(ISC)が示すように、太平洋クロマグロの資源量は乱獲により過去最低レベルにまで落ち、未開発時の4%程度にまで減少しています。 更に同種の資源は親魚量も加入量も双方が減少している恐れがあると報告されており、今後も資源量が一層落ち込む可能性が高い状態にあります。...

「消費者の声」スーパーマーケットに届けました!

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2013-10-17

こんにちは、海洋生態系担当の花岡和佳男です。 これまでグリーンピースのウェブページ上等で展開してきた署名「一週間、魚食べずに過ごせる? ――未来に魚を残すため、放射能汚染、乱獲、違法漁業の魚を売らないで――」にご参加いただいた皆様、有難うございました。お預かりしていた「消費者の声」を冊子にしてまとめ、10月15日から17日にかけて、対象スーパーマーケット5社(イオン、西友、ダイエー、ユニー、イトーヨーカドー)の本社を訪れ担当者に手渡しし、また全国にある多くのス...

ベクレルフリー&サステナビリティを追求するスーパーマーケット

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2013-10-18

こんにちは、海洋生態系担当の花岡和佳男です。 お魚好きの皆さん、またもや朗報です! 見つけましたよ、「ベクレルフリー」&「サステナブル」なシーフードの販売に力を入れ、店頭でお客さんとのコミュニケーションを大切にするスーパーマーケット!! 東京・世田谷区の桜新町で今年1月にオープンしたばかりの、「ナチュラルフーズ・マーケット ここはな 」というスーパーで、近所のママさんを中心に「あそこなら大丈夫」「安心して買い物できる」と大人気なのだとか。魚介類流通関係者の...

西友が3位、ユニーが4位に後退。「お魚スーパーマーケットランキング3」

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2013-12-13

こんにちは。海洋生態系を担当しています、花岡和佳男です。 12月9日、国内スーパーマーケット大手5社(イオン、イトーヨーカドー、ユニー、ダイエー、西友)の魚介類商品の調達や、情報公開等に対する取り組みを調査・評価して「 お魚スーパーマーケットランキング3 」を発表しました。持続可能性や安全性の観点から継続的に調査・評価をしてきたこのランキングは今回で3回目となりますが、前回2位だった西友が今回3位、前回同率3位だったユニーが今回4位と、今回其々一つずつ順位...

常勝イオン、2ポイント差で2位に。「お魚スーパーマーケットランキング3」

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2013-12-12

こんにちは。海洋生態系を担当しています、花岡和佳男です。 12月9日、国内スーパーマーケット大手5社(イオン、イトーヨーカドー、ユニー、ダイエー、西友)の魚介類商品の調達や、情報公開等に対する取り組みを調査・評価して「 お魚スーパーマーケットランキング3 」を発表しました。持続可能性や安全性の観点から継続的に調査・評価をしてきたこのランキングは今回で3回目となりますが、 第1回 、 第2回 で共に第1位だったイオンが、 今回ついにその座をイトーヨーカドーに明け...

イトーヨーカドーが大躍進で第1位!「お魚スーパーマーケットランキング3」

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2013-12-10

こんにちは。海洋生態系を担当しています花岡和佳男です。 12月9日、国内スーパーマーケット大手5社(イオン、イトーヨーカドー、ユニー、ダイエー、西友)の魚介類商品の調達や、情報公開等に対する取り組みを調査・評価して「 お魚スーパーマーケットランキング3 」を発表しました。持続可能性や安全性の観点から継続的に調査・評価をしてきたこのランキングは今回で3回目となりますが、前回最下位だったイトーヨーカドーが大躍進を見せ、今回は第1位となりました! ...

行政や漁業者によるクロマグロ資源管理を後押しする力

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-01-10

こんにちは、海洋生態系の花岡和佳男です。 年の始まりから、太平洋クロマグロに関する、動きのあるニュースです。 太平洋クロマグロが危ない! 日本食の代表である寿司の主役とされ、築地市場での初セリの様子も広く報道された太平洋クロマグロ。総漁獲量の約95%が一度も海で卵を生んだことのない未成魚で、産卵直前のマグロも一部の企業により無規制なまま一網打尽にされているのですから、海にクロマグロが残らず、既に未開発時の4%以下にまで減少したとされてい...

目からウロコな「おさかなアプリ」の誕生秘話

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-02-10

こんにちは、海洋生態系担当の花岡和佳男です。 魚が大好きなみなさん、美味しく食べながらも子どもたちの海と食卓にも魚を残したいみなさん、持続可能性や環境負荷を考慮したお魚選びが簡単にできるこの お魚アプリ 、もう使っていますか? 「さ」くっと検索できて、「か」んたんに読めて、「な」っとくしてお魚を選べる、内容だけでなく使い方まで「さ・か・な」なこのアプリ、まだの方はぜひ こちらからダウンロード !無料です。 さて、日本で初めてとなる持続可能性や環境負荷...

2013年、大手スーパーマーケットの魚の取り扱いはこう変わった!

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-02-19

こんにちは、海洋生態系担当の花岡和佳男です。   海から魚が消えれば、和食からも魚が消える 昨年は、獲りすぎによりいま海に残るクロマグロが初期資源の約4%しかないことや、日本で流通されるウナギの99%が絶滅危惧種に指定されていることが、広く報道されましたね。 問題はこれにとどまりません。マグロやウナギだけでなくアジサバイワシ等の大衆魚も資源量は減っていて、世界の海でも日本の周りの海でも「もっと獲っても大丈夫」な魚資源は、全体のわず...

イオン、魚介類の取り扱いが大きく前進!「持続可能な調達原則」を発表

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-03-03

こんにちは。子どもたちの海と食卓に魚を残す「SUSTAINABLE SEAFOOD PROJECT」プロジェクト・リーダーの花岡和佳男です。これまで私たちは、海や魚を愛する多くの方々と共に、国内スーパー大手5社(イオン、イトーヨーカ堂、ユニー、ダイエー、西友)に対して、 持続可能で安全な魚介類の調達を求めてきました 。 今回、その成果が出ました!スーパー業界最大手のイオンが「持続可能な調達原則」を発表しましたよ!みなさんの力です、やりましたね!!   ...

イオン「持続可能な調達原則」は、業界シフトのスタートの合図

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-03-05

こんにちは。子どもたちの海と食卓に魚を残すグリーンピースの「SUSTAINABLE SEAFOOD PROJECT」、略して「SU-SEA(スシ)プロジェクト」、リーダーの花岡和佳男です。  このたび、スーパーマーケット業界最大手のイオンが、グリーンピースとの話し合いの過程で多くの消費者の声を受ける形で、「持続可能な調達原則」を発表しました。完璧とはとても言えないものですが、そのイニシアチブに「いいね!」です。 詳しくはこちらをご覧ください 。...

直接交渉で見る「持続可能な調達原則」を可能にする力

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-03-13

こんにちは。海洋生態系担当で、グリーンピースのスシ(SU-SEA = SUSTAINABLE SEAFOOD)プロジェクト・チームリーダーの花岡和佳男です。 SU-SEAプロジェクトは、子どもたちの海と食卓に魚を残すため、日本の食卓に並ぶ魚介類の約7割を販売するスーパーマーケット業界の調達方針をサステナブルなものにシフトする活動です。日本初の、持続可能性や環境負荷を考慮したお魚選びができる、目からウロコな「 グリーンお買い物ガイド・お魚編...

4月1日 スーパーマーケット「おさかな、販売終了」?

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-04-01

スーパーマーケット「おさかな、販売終了」! 緊急事態です!本日4月1日、大手スーパーマーケットが相次いで、魚介類の取り扱い中止を発表しました。獲りすぎが続いたことで海の魚が激減し、スーパーマーケットは十分な量の魚を調達することが不可能になったとのこと。食卓にのぼる魚の約70%を販売してきたスーパーマーケットが一斉に魚の取り扱いをやめることで、日々の献立に大きな影響を与えることは避けられない状態です。 以下、各方面からコメントが寄せられています。...

沖縄の自然には軍事基地建設ではなく世界自然遺産登録を

ブログ|事務局長 佐藤潤一 | 2014-04-11

毎年5月22日は国際生物多様性の日だ。 この日に合わせて、沖縄県の貴重な海と森を破壊する2つの米軍施設(辺野古の米軍基地、東村高江のオスプレイヘリパッド)に対してその計画の撤回を求める環境団体が声明と要請を発表する予定だ。 沖縄県の北部には、辺野古や高江を含む自然豊かな地域が広がり、辺野古沖には希少なジュゴンやサンゴが生息する海が残っている。この地域・海域は、軍事基地ではなく、世界自然遺産として後世に伝えられることがふさわしい。 ...

夏の土用丑の日まであと100日

ブログ海洋生態系担当 花岡和佳男 | 2014-04-21

みなさん、こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 今日は、夏の土用丑の日まであとちょうど100日という節目です。 100日後に子どもたちと一緒にきちんと夏の土用丑を迎えることができるために、この節目を機にウナギの問題についてまとめます。 1.日本で消費されているウナギの99%は絶滅危惧種 古くから夏の土用丑の定番食として専門店で親しまれてきたウナギは、スーパーなどで薄利多売されるようになると生存数が一気に激減しました。 ...

サステナブル(持続可能な)・シーフードは、楽しくて、美味しくて、クールで、優しい!

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-05-28

こんにちは、海洋生態系担当の花岡和佳男です。   サステナブル ・シーフードは、楽しくて、美味しくて、クールで、優しい! シーフード・サステナビリティの追求って、どうしても「あれを食べるな」「これを食べるな」って、我慢や犠牲が伴うネガティブなイメージが強いですよね。 確かにスーパーマーケットなんて、今は食べないほうがいい魚の博物館のような状態ですし、絶滅危惧種や乱獲されている魚は、これまでたくさん獲り、売り、食べすぎてきたので...

二ホンウナギ、IUCNレッドリストに記載され、国際的に絶滅危惧種に!

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-06-12

こんにちは。海洋生態系を担当しています、花岡和佳男です。 二ホンウナギ、国際的に絶滅危惧種に指定! 「和食」を代表する魚で、日本で最も多く食べられているウナギ、「二ホンウナギ」が、国際自然保護連合(IUCN)が2014年6月12日に発表した「絶滅のおそれのある生物種のレッドリスト」の最新版に、「近い将来における野生での絶滅の危険性が高い種(絶滅危惧IB類:EN)」として記載されました。   日本で食されるウナギの99%以上が絶滅危惧種 ...

二ホンウナギ、IUCN絶滅危惧種指定、目前! 薄利多売で進むウナギ絶滅の道

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-06-11

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 「和食」を代表する魚で、日本で最も多く食べられているウナギ、二ホンウナギが、いよいよ国際自然保護連合(IUCN)が近日中に発表するレッドリスト改訂版に掲載され、国際的に絶滅危惧種として指定される見通しです。 二ホンウナギは、環境省が2013 年2月に「近い将来に野生での絶滅の危険性が高い」として絶滅危惧種に指定している種で、天然ウナギの漁獲量データを基にした3世代(12から45年)の減少率は72から92%と想定...

ぐっちゃぐちゃのウナギ流通

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-07-10

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 今日は、日本で最も多く食べられている「二ホンウナギ」が国際的に絶滅危惧種に指定されてからちょうど1か月です。大手スーパーマーケット15社は依然として同種の販売を続けていて、そろそろウナギ特売コーナーを目にするようになりました。みなさん、今年はウナギ、スーパーで買いますか?   大手スーパーは絶滅危惧種二ホンウナギの薄利多売を続けるだけでなく、もう一つの絶滅危惧種「ヨーロッパウナギ」も取り扱ってい...

税関検査をにゅるにゅる抜ける不正貿易ウナギ

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-07-11

こんにちは。海洋生態系を担当している花岡和佳男です。 スーパーマーケットは土用丑の日を間近に控え、ウナギの特設コーナーを設けるなど、今年も販売プロモーションを展開しています。パックされた加工商品のラベルには「うなぎ」としか記載されていないですが、実はウナギは世界に19種類いて、そのうちの「二ホンウナギ」「ヨーロッパウナギ」「アメリカウナギ」「ビカーラウナギ」という4種類が、食用として日本で流通されています。あなたが最近食べたウナギは、何ウナギでしょうか? ...

実は知らないマグロの秘密

ブログ小松原 和恵(海洋生態系担当) | 2014-08-07

はじめまして。海洋生態系担当の小松原です。8月からグリーンピース・ジャパンのメンバーになりました。 今日は、そんな新入生の私と一緒に、知っているようで知らなかったマグロに関する疑問に迫ってみませんか?   Q:そもそもマグロって何種類いるの? A: 私たちが食べている、いわゆるマグロは全部で6種類。ミナミマグロ、メバチマグロ、大西洋クロマグロ、太平洋クロマグロ、キハダマグロ、ビンチョウマグロです。 ミナミマグロは別名インドマグロ、大西洋ク...

スーパーマーケットが薄利多売する太平洋クロマグロの未来

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-08-28

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 本マグロと呼ばれ寿司の主役である太平洋クロマグロ、いま海に残っているのは初期資源のわずか4%で、いつ絶滅危惧種に指定されてもおかしくない状態。 残り4%ってどういうこと?96%は一体どこに行ったの? ウナギもそうだけど、なんで和食の代表格がこんなに次々と危機に?   未成魚や産卵親群の獲りすぎで海に魚が残らない マグロと聞くと大きな魚をイメージしますよね。 ...

「本マグロ」がピンチ!:国際環境NGO3団体で合同記者会見しました

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-08-29

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。   太平洋クロマグロ国際会議、始まる 初期資源の4%しかもう海に残っていない「本マグロ(太平洋クロマグロ)」、いつ絶滅危惧種に指定されてもおかしくない状態です。 海には初期資源の4%しか残っておらず、さらに漁獲量の98%もが、海に卵をうむ前に漁獲されています。 このままでは本当に、海からも食卓からも「本マグロ」が姿を消してしまいます。 この魚の国際漁業規制について話し合われる国際会議、WCP...

ルールを作ろうとしない韓国。食べるのをやめようとしない日本。-- 太平洋クロマグロ(本マグロ)がピンチ

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-08-21

太平洋クロマグロ(本マグロ)がピンチ!シリーズ ■ 残り4%! ■ 「妊婦さんマグロ」も一網打尽 ■ 「養殖」表示に隠された真実 ■ ルールを作ろうとしない韓国 --- こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 寿司の主役、太平洋クロマグロ(本マグロ)が大ピンチです!ニホンウナギもそうでしたが、なんで和食の代表格が次々と危機に直面していくの? ブログシリーズ第5回目の今回は、「輸入マグロ」の問題性に迫ります。    ...

ついに!WCPFC第10回北小委員会が始まりました!

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2014-09-01

こんにちは。海洋生態系担当の小松原和恵です。 今回のブログは、福岡からお届けします。本日9/1に始まりました、中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)の第10回北小委員会にオブザーバーとして、同じく海洋生態系担当の花岡と一緒に参加しております。 残念ながら規定により、会議の内容をお伝えすることはできませんが、どういう会議なのか、私たちがここで何をしているのか等々をレポートさせていただきますね。 WCPFC北小委員会ってなに? ...

太平洋クロマグロ会議 DAY2

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2014-09-02

こんにちは。海洋生態系担当の小松原です。本日も引き続きWCPFC第10回北小委員会よりお伝えします。2日目、いよいよ協議も白熱してまいりました!     どんな人が参加しているの? 私は今回初参戦のこの北小委員会ですが、ぐるっと参加者を見回してみると、日本の政府団のほかにも、傍聴席にたくさんの日本人がいます。北小委員会オブザーバー暦7年の花岡もビックリするほどなので、今回の目玉とも言える、太平洋クロマグロの資源管理についての注目度の高さが...

太平洋クロマグロ会議 DAY3:現状打破に必要な力

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-09-03

こんにちは、海洋生態系担当の花岡和佳男です。 太平洋クロマグロの資源管理について話し合う国際会議、WCPFC第10回北小委員会に、同僚の小松原と共に、グリーンピースの代表として参加しています。 各国政府代表団にロビーしたり、オブザーバー参加の漁業者や学者方と意見交換や情報の収集/提供をしたり、他の国際環境NGOと合同でインターベンションをしたり、といった日々。 いよいよ明日が最終日です。持続性確保を最優先した保護管理措置の国際合意に至ることはできるで...

太平洋クロマグロ会議 DAY 4: We won!? 閉幕、そして残された課題

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2014-09-04

こんにちは。海洋生態系担当の小松原です。連日福岡よりレポートしてきました中西部太平洋まぐろ類委員会の第10回北小委員会ですが、最終日の今日、全ての議題の協議を終え、12月に開催される本会合で話し合われる内容がついに決定しました。 これからの太平洋クロマグロ資源管理 2015年から30kg未満(未成魚)の太平洋クロマグロの漁獲量が50%削減されます!これは、10年以内に漁業をしていなかった時の太平洋クロマグロの生息数の半分(=歴史的中間値: 42...

残り4%! 太平洋クロマグロ(本マグロ)がピンチ!

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-08-10

太平洋クロマグロ(本マグロ)がピンチ!シリーズ ■ 残り4%! ■ 太平洋クロマグロ漁、赤ちゃんの大量虐殺?? ■  「妊婦さんマグロ」も一網打尽 ■  「養殖」表示に隠された真実 ■  ルールを作ろうとしない韓国 --- こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 ニホンウナギが絶滅危惧種に指定されたことが大きな話題となりましたが、寿司の主役、太平洋クロマグロ(本マグロ)も大ピンチ!なんで和食の代表格が次々と危機に直面していくの?...

太平洋クロマグロ漁、赤ちゃんの大量虐殺??

ブログ小松原 和恵(海洋生態系担当) | 2014-08-14

太平洋クロマグロ(本マグロ)がピンチ!シリーズ ■ 残り4%! ■ 太平洋クロマグロ漁、赤ちゃんの大量虐殺?? ■ 妊婦さんマグロ」も一網打尽 ■ 「養殖」表示に隠された真実 ■ ルールを作ろうとしない韓国 -- こんにちは。海洋生態系担当の小松原です。  私の 初ブログ でも少しお話しましたが、マグロを絶滅に追い込んでいる大きな要因の一つに、育ちきっていない若いマグロが養殖(蓄養)のために乱獲されていることが上げられます。今日は、マグロ界...

 「妊婦さんマグロ」も一網打尽。太平洋クロマグロ(本マグロ)がピンチ!

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-08-16

太平洋クロマグロ(本マグロ)がピンチ!シリーズ ■ 残り4%! ■ 太平洋クロマグロ漁、赤ちゃんの大量虐殺?? ■ 「妊婦さんマグロ」も一網打尽 ■ 「養殖」表示に隠された真実 ■ ルールを作ろうとしない韓国 --- こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 寿司の主役、太平洋クロマグロ(本マグロ)も大ピンチです! ニホンウナギが絶滅危惧種に指定されたことといい、なんで和食の代表格が次々と危機に直面していくの? ...

まだまだ署名募集中! 

ブログジュニア・キャンペナー 田中 | 2013-02-13

こんにちは、ジュニア・キャンペーナーの田中です。 先週発表した「お魚スーパーマーケットランキング vol.2」、もうご覧いただけましたか? 私たちは先週末の連休、鎌倉でお魚コスチュームに身を包み、ボランティアさんと共に署名活動を行ってきました。 今回の活動はパタゴニア鎌倉店さんのご厚意で店舗前のスペースをお借りして実現することができました。署名にご参加いただいた方、署名活動を拡散していただいた方、温かい声をかけてくださった方、みなさま本当にありがと...

3月30・31日イベント「春風」@代々木公園に参加します!

ブログジュニア・キャンペナー 田中 | 2013-03-29

こんにちは、ジュニア・キャンペーナーの田中です。  グリーンピースは、今週末に代々木公園で開催される『春風2013 -未来のためにできること-』に参加します。  春風は、みんなの気持ちで創るフリーのイベントで、東日本大震災以降は被災者の方々への支援を主な目的として開催されています。  今回グリーンピースでは、海で起きている問題を知っていただくためのブースを出します。 その中で、先日発行されたリーフレット「いつまで おさかな たべられる?」の内...

【シンポジウム報告】『消えゆく豊かな海:放射能汚染・乱獲・沿岸開発』@パタゴニア

ブログジュニア・キャンペナー 田中 | 2013-05-07

みなさん、こんにちは。ジュニア・キャンペーナーの田中です。 4月26日パタゴニアにて『消えゆく豊かな海:放射能汚染・乱獲・沿岸開発~サーファーと漁業者と環境NGO、そしてあなたが手を取り合って今できること~』が開催されました。 このシンポジウムでは、サーフライダー・ファウンデーション・ジャパンの松原広美さん、水産仲卸・加工品製造元であるスズ市水産から大野登さん、グリーンピース海洋生態問題担当の花岡和佳男が登壇し、第一部では、それぞれの立場から海で起きている...

海・漁業・流通のいま:海の現状について

ブログジュニア・キャンペナー 田中 | 2013-06-05

シリーズ第1回:海の現状について シリーズ第2回:漁業現場で起きていること シリーズ第3回:資源管理 シリーズ第4回:ラベル表示でどこまで分かる?① シリーズ第5回:ラベル表示でどこまで分かる?② シリーズ第6回:私たちにできること   こんにちは、海洋生態系担当の田中です。 私たちの食卓に並ぶまでに水産品がどのような経路をたどるのか、そこにどのような問題が潜んでいるのかをお伝えする本シリーズ、第1...

海と漁業現場で起きていることがわかるリーフレットができました!

ブログジュニア・キャンペナー 田中 | 2013-03-28

こんにちは、ジュニア・キャンペーナーの田中です。 この一週間、何回魚を食べましたか? ラーメンやお味噌汁のダシ、ゼラチン、サプリンメントにも魚が使われている場合があり、私たちの生活に、魚は欠かすことのできないものです。そんな魚が今、乱獲や違法漁業によって海からどんどん姿を消しています。  グリーンピースでは現在、いつまでも安心して美味しい魚を食べ続けるために、スーパーマーケットに(1)違法や過剰に獲られた魚は売らないという調達方針を持ってもらうこと、...

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