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海から考える世界人権の日

ブログ海洋生態系担当 小松原和恵 | 2016-12-09

こんにちは。海洋生態系担当の小松原です。 12月10日 は世界人権の日です。1948年のこの日、国連で 「 世界における自由、正義及び平和の基礎である基本的人権を確保するため、全ての人民と全ての国とが達成すべき共通の基準 」 である 世界人権宣言 が採択されました。 日本では、12月4日からの1週間は 人権週間 です。 ところで、私たちが買っている シーフード も、人権問題とつながりがあることをご存知でしょうか? ...

日本に託された太平洋クロマグロの未来

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2016-09-02

こんにちは。海洋生態系担当の小松原です。 今日は福岡からお届けします。 8月29日から5日間にわたって開催されていた、中西部太平洋まぐろ類委員会 (WCPFC) の北小委員会に、オブザーバーとして参加してきました。 いま、会議を終えて、 「誰も太平洋クロマグロのことを本当に心配していないんだなぁ」 と言う悲しい気持ちでいっぱいです。 そもそも、WCPFCは対象となる魚種の「持続可能性を確保すること」を責務とする管理機関なので、「資...

やっぱりなかった!? 本マグロを売らずに守るお店

ブログ海洋生態系担当 小松原和恵 | 2017-01-28

こんにちは、新年の目標は決めましたか? 海洋生態系担当の小松原です。 新年早々ですが、ちょっと困ってしまったお知らせです グリーンピースではいま、海の環境や水産業界で働く人々にも優しい サステナブル・シーフード が、日本で広まるようにキャンペーン活動を行っています。 その一環で、日本のスーパーがサステナブルなお魚を売っているか調べた 『スーパーマーケットランキング6』 で、調査に参加した コープネット事業連合の情報に誤りがあ...

マグロの運命の鍵をにぎる5日間!

ブログ海洋生態系担当 小松原 | 2016-08-28

こんばんは、海洋生態系担当の小松原です。 明日からの1週間は、 太平洋クロマグロたちの運命の鍵を握る一週間 です!   これ、 決して大げさじゃない んです。 実は、29日月曜日から5日間にわたって、中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)の北小委員会という、太平洋のマグロのための会議が行われます。 (そう、この世にはマグロのためにささげられた国際会議というものがあるのです…)   ...

クロマグロの産卵期に境港を訪れる

ブログ[特別寄稿] 茂木陽一さん | 2016-08-05

[特別寄稿:釣り人 茂木陽一]   釣りに狂い日本の離島はほとんど制覇、海外は93か国を訪問(ほとんど釣り)。1年のうち200日以上を海外で過ごす。太平洋クロマグロを絶滅から守る会代表」。 日本との差は歴然だった 毎年、カナダのプリンスエドワードや、アメリカのノースカロライナ、ケープコッドなどにクロマグロを釣りに行っている。ニュージーランド南島にも4回クロマグロ釣りに行った。 日本国内では1997年からマグロ釣りを始めた。日本で...

「マグロがいる海がいい」ですよね?

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2016-07-15

こんばんは。海洋生態系担当の小松原です。 7月13日に、産卵期の太平洋クロマグロを守るキャンペーンを開始しました。 その名も 「マグロがいる海がいい」 です! 太平洋クロマグロの産卵場所があるのは日本の海だけ。 乱獲によって、今やもう残り 2.6% (*) しかいなくなってしまったマグロたち。産卵に帰ってきたマグロたちを守って、マグロがたくさん泳ぐ海に戻そうという願いを込めました。 * 大規模な漁業が始まる前の個体数と比較して ...

ピンチのマグロを助けてください

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2016-06-17

こんにちは。海洋生態系担当の小松原です。 いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。 今日はお願いがあります。どうか私に1分お時間をください。 産卵期の太平洋クロマグロを守るための署名、 「マグロの赤ちゃんを守って - Save my Baby -」 にどうぞご参加ください! マグロを食べる方もそうでない方も関係ありません。将来の太平洋クロマグロを増やすために 産卵期の太平洋クロマグロは守った方がいいんじゃない...

ハッピー「ワールドオーシャンズデイ」! 世界の海でステキな変化が

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2016-06-08

こんにちは。海洋生態系担当の小松原です。 きょう6月8日は、世界の海の日「ワールドオーシャンズデイ」です。 このスペシャルな日に、「海にいなくても、24時間海を感じていたい!考えてたい!」そんな海が大好きな Ocean Holic(私もです)のための、 Facebookグループ を立ち上げました! 海にまつわることを、OCEAN HOLICな仲間とシェアしませんか? 私もたくさんの情報をここでシェアしていきたいと思っています。 ...

生物多様性の日に贈る、地球上のかわいい生きもの7選

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2016-05-20

こんにちは。海洋生態系担当の小松原です。 5月22日は、国際生物多様性の日です。 そこで、グリーンピースが世界で活動するなか出会った、ふだん簡単にはお目にかかれないかわいい生きものたちをご紹介しちゃいます!  スヴァールバル諸島で雪とたわむれる北極アザラシの赤ちゃん    アイスランドで夏毛をまとった北極キツネの子ども     ブラジル・アマゾン熱帯雨林にくらす、ティティモン...

ただ今、インド洋をパトロール中!

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2016-04-29

おはようございます! 海洋生態系担当の小松原です。 今日は、グリーンピースの船、エスペランサ号がインド洋で行っている調査のお話です。 昨年の夏に、虹の戦士号が南太平洋をパトロールしていたことを覚えていらっしゃいますでしょうか? 今回は、まだまだ監視の目が行き届いていないインド洋が目的地です。 インド洋を旅する船の名は、エスペランサ。スペイン語で希望という意味の名を冠する船です。ステキ! さて、そんなエスペランサが、どん...

うちのネコ缶だいじょうぶ?

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2016-03-17

お久しぶりです。海洋生態系担当の小松原です。 空前の猫ブーム到来、やったー!ほっこりするためのニャンコ写真に事欠かず、猫好きにはウハウハですね。 ツナサンドやお寿司だけじゃない。ペットも食べてる怪しいマグロ! 猫が大好きなマグロが使われている、ちょっと高級なキャットフードとしてお店の棚に鎮座する商品。リッチな質感の中身のエサと、思わず顔がゆるんじゃう、ふわっふわのニャンコの写真のパッケージが目を引きます。 ...

スーパーに聞いてみた、捨てたマグロのゆくえ

ブログ海洋生態系担当 吉野良子 | 2016-02-11

海洋生態系担当の吉野良子です。今日は 先週のブログ に引き続き、マグロの廃棄問題に焦点を当ててお送りします。   マグロの廃棄に関する各社回答 各社への質問項目は以下のとおり 1)食品ロスの責任の一端を担う小売業者として、持続可能性という観点からこの問題についてどのような取り組みを実行されていますか?具体的にご回答ください。 また貴社が販売する鮮魚マグロ(刺身盛合せを含む)、それ以外の鮮魚、惣菜(寿司)商品の廃棄...

あなたのスーパーだいじょうぶ?

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2016-01-28

こんばんは。海洋生態系担当の小松原です。 知ってました? みなさんがお家で食べる魚介類の購入先の 70% はスーパーなんです。 魚と言えばマグロ!!の人も多いかと思いますが、そのマグロが お店に並ぶまでにはこんな黒いストーリーが ... 。 そのスーパー各社が海や人のことを考えてどんな取り組みをしているかを評価した、「お魚スーパーマーケットランキング5」を発表しました! あなたがいつも行くスーパーは何位でしょう?...

サメからもSOS!マグロ漁に隠されたサメの受難

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2015-09-09

こんにちは。サメも大好き、海洋生態系担当の小松原です。 海の生態系の頂点に立つサメ。今夏は、日本のビーチのすぐ近くまでいらしていたようで、ニュースに引っ張りだこでしたね。 そんな彼らも秩序のないマグロ漁にかかっては、ひとたまりもないようです。   なんと、サメやエイのおよそ4分の1が絶滅危惧種で、今のところ脅威にされされていないと考えられる種は、全体の23%だけ。 今、グリーンピースの虹の戦士号は、マグロ漁の...

ウナギの赤ちゃんも守って-Save my Baby- 落とし穴いっぱい編

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2015-08-04

こんにちは。海洋生態系担当の小松原です。 明日は今夏2回目の土用の丑ですね。というわけで、ただいま「 マグロの赤ちゃんを守って〜Save my Baby〜 」キャンペーンをウナギでジャック中です。連続3日でお届けするオーシャンブログ、今日は絶滅危惧種に指定されたのにいっぱい出回っている蒲焼の秘密に迫ります。   え、誰も知らないの? ウナギはまだまだ分からないことが多い、謎に満ちた生きものです。日本から遠く離れたマリア...

ウナギの赤ちゃんも守って -Save my Baby- 入門編

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2015-08-03

お久しぶりです。毎日目にするウナギののぼりにイライラしている海洋生態系担当の小松原です。 皆さま、もの凄く暑い日々が続いておりますが、お変わりございませんでしょうか? 去る7月24日は今夏1回目の土用の丑の日でしたね。 もしかして、ウナギ食べちゃいました? 2回目の土用の丑の日も近づいてきた今日は、「マグロの赤ちゃんを守って〜Save my Baby〜」はちょっとお休みして、ウナギのお母さんからのお願いにも耳を傾けていただきたい。 ...

水産庁の変てこロジック!絶滅危惧種だけど資源は枯渇していない?? ミナミマグロのパブリックコメントの結果でました!

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2015-03-02

こんにちは。海洋生態系担当の小松原です。 2月6日に締め切りの水産庁によるミナミマグロについてのパブリックコメントにご協力いただきました皆さまありがとうございました。 結果が出るのを今か今かと待ちながら、毎日パブコメページをチェックしていたところ、2月26日に結果が公開されているのを発見しました! なんとびっくりすることに......... 集まったコメントはたったの 4件 。マグロがどれだけ気に掛けてもらえていないか...

太平洋クロマグロ、ついに絶滅危惧種に

ブログ海洋生態系担当 小松原和恵 | 2014-11-18

こんにちは。海洋生態系担当の小松原です。 太平洋クロマグロが絶滅危惧種II類に指定されたことは、ニュースなどでも大きく取り上げられていますね。 グリーンピースは、適切な資源管理や持続可能な調達方針の導入を急がなければ、太平洋クロマグロを絶滅の危機から救うことはできないと訴えかけてきました。 行政も小売り等も少しずつ重い腰は上げ始めたものの、残念ながらそのペースは激減のペースに全く追いついていないもの。 絶滅危惧種指定は、とっても悲しいお知らせですが、太平洋...

少し明るくなった、太平洋クロマグロの未来。

ブログ海洋生態系担当 岡田幸子 | 2017-09-01

こんにちは。海洋生態系担当の岡田幸子です。 ほんの数時間まえ、こちら韓国・釜山で5日間の日程で行われていたマグロの国際会議『中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)の北小委員会(NC)』が終わりました!! 写真:国際会議の様子です。 太平洋クロマグロを守るルールは決まったの?? 北小委員会(NC)での決議は、まずメンバーのうち最低8カ国が会議に出席していなければならず、しかも各国の総意を得なければなりません。 ...

40,000羽のペンギンから生き残ったヒナは、たったの2羽。南極で何が起きている?

ブログ海洋生態系担当 岡田幸子 | 2017-10-19

皆さん、こんにちは。海洋生態系担当の岡田です。 先週は夏日の所さえあったのに、今週は一転。10月中旬にしてはとても寒い日が続いていますね。 そんな中、南極からとても悲しいセンセーショナルなニュースが届きました[1]。 写真:目の周りの白いリングが印象的なアデリーペンギン 東日本の皆さんにはおなじみ、Suicaのマスコットキャラクターの アデリーペンギン に、とんでもないことが起きています。 ...

年間800万トンのプラスチックが、世界の海に流れ出ている

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2016-07-20

こんにちは。海洋生態系担当の小松原和恵です。 きょうは、海をとりまく環境問題の中でも、とても身近な「マイクロビーズ」のお話をします。     マイクロビーズとは? 歯磨き粉やスクラブなどのパーソナルケア製品に含まれる、あのつぶつぶです。実はあれ、プラスチックの一種なんです。 製品表示で、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタラート(PET)、ポリメタクリル酸メチル樹脂(PMMA)、...

1分間WEBムービー『混獲-Bycatch-』に込められた環境への想い

ブログ広報松本 | 2018-08-27

こんにちは。グリーンピース・ジャパン広報の松本です。   本日、1分間WEBムービー『 混獲-Bycatch- 』を公開しました。 夜の海辺を舞う日本とイギリスのダンサーたちが身につけているのは、実際の漁で使われた網を使った「漁網ドレス」。 ミステリアスな映像には、一体、どのような意図が隠されているのでしょうか。   動画ストーリー 静かな夜の海辺で、漁網ドレスを身につけて踊る2人のダンサ...

使い捨てプラスチックで地球をあふれさせている企業トップ10

ブログ広報担当 土屋 | 2018-10-10

毎分、トラック一台分ものプラスチックが海に流れ出しています。そのごみは一体どこからきているのか、確かなことを私たちは知りませんでした。でも、プラスチック汚染を解決するためには、根本原因を知る必要があることを、誰もが気づいていました。  そこで、『ブレイクフリープラスチック』ムーブメントの参加団体と協力して、グリーンピースは、42カ国10,000人のボランティアの力を借り、おそらくこれまでで最も大規模なクリーンアップと、ブラント調査を実施しました!  ...

運命の瞬間が近づいています!地球最大のサンクチュアリを南極の海に

ブログ海洋生態系チーム | 2018-10-21

皆さんこんにちは。 ペンギンやアザラシ、クジラの暮らす南極の海に、地球で一番大きなサンクチュアリ・南極海保護区ができるかどうかが決まる、運命の瞬間が近づいています!  10月22日から11月頭にかけて、世界各国の政府が集まり、南極への関わり方について話し合いが行われるのです。  海洋保護区に指定された海域では、 商業的な漁業や資源開発は禁止 されるため、ペンギンたちは人間と食べ物を競争する必要がなくなります。  すでに影響を受けている、気候変動...

【セミナー告知@東村山】 東村山市民講座 ~壱の巻~

ブログ佐藤大尚 | 2013-06-10

みなさん、こんにちは。 サポーターサービス担当の佐藤大尚です。  6月16日(日)13時30分より、東京都東村山市にて「こどものごはん委員会」主催のセミナー「東村山市民講座」が開催されます。その市民講座に、グリーンピースで海の環境問題を担当している花岡と、秩父で脱原発活動を行っているNGO「原発止めよう秩父人」のネフセタイさんと共同で講演します。 グリーンピースからは、スーパーマーケットの抜き打ち放射能調査や、いつまでも安心・安全な食品を手にしていくため...

大手スーパーマーケットのウナギ調達方針は?

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2013-07-17

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。   夏の土用の丑の日、絶滅危惧種大量消費の日? 日本は世界の2%足らずの人口で世界生産量の70%を超えるウナギを消費する、世界一大ウナギ市場国( 詳しくはこちら >> )。中でも年を通じて特にその消費量が跳ね上がるのが、まもなく訪れる夏の土用の丑の日です。その莫大な需要を満たそうとこれまで世界各地でウナギの乱獲が続けられてきた結果、現在、日本で消費されているウナギの実に99%以上が、絶滅危惧種に...

イベント報告 @Ocean Peoples

ブログ宮地大祐 | 2013-08-07

みなさんこんにちは。ボランティア担当の宮地です。 僕たちは3日、4日に代々木公園で開催されイベント「Ocean Peoples」にブース出展しました。 このイベントは、海を愛する人々のためのフェスティバルとして開催され、多くの人々が足を運んでいました。 僕たちのブースのコンセプトは、「あなたの署名で、空っぽの海に魚が戻ってくる」。乱獲によって急激に資源量が減っている魚介類の、大きな販売元(消費者の購入先の約70%)であるスーパーマーケットに対して、無...

熱帯マグロに関するWCPFCワークショップの前にブリーフィング/提言

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2013-08-26

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 続く乱獲により、ウナギに次いでマグロがピンチ。このままでは子どもたちが食べられる魚は一つずつ減っていってしまいます。今回は、中西部太平洋のメバチマグロについて。 メバチマグロは広くスーパーマーケットなどで刺身や盛り合わせとして出回るマグロで、日本で消費されるマグロ類の約30%を占める主要種です。多くのメバチマグロが獲れる中西部太平洋には、この海域の漁業管理を行う中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)という国際...

太平洋クロマグロ、日本で獲られる90%以上が幼魚ってホント?

ブログ花岡和佳男 | 2013-09-04

こんにちは、海洋生態系担当の花岡和佳男です。今日は福岡で行われている「中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)第9回北小委員会(NC9)」の2日目。初日は各政府や機関からのプレゼンテーションが主体でしたが、今日から議論が少しずつヒートアップ。休憩時間などに開かれるサイドミーティングも活発になってきています。 昨日のブログ では太平洋クロマグロはもう約4%しか海に残されていないことを紹介しましたが、いま私が福岡で参加しているWCPFC-NC9でも、加盟国政府代表...

太平洋クロマグロ、世界で獲られる80%を漁獲・消費する国は?

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2013-09-04

こんにちは、海洋生態系担当の花岡和佳男です。現在福岡で行われている「中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)第9回北小委員会(NC9)」も今日で3日目、いよいよ大詰めです。明日最終日は書類上での加盟国政府による合意がされる日ですので、今日はその内容を詰めるヘビーな一日。 NCはビンナガやメカジキについても話し合われますが、今日も依然として議題の中心は太平洋クロマグロ。今年こそ超えたいと多くの参加者が共有する最低限ラインを今年もなかなか超えられない議論が続き、私...

西友が3位、ユニーが4位に後退。「お魚スーパーマーケットランキング3」

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2013-12-13

こんにちは。海洋生態系を担当しています、花岡和佳男です。 12月9日、国内スーパーマーケット大手5社(イオン、イトーヨーカドー、ユニー、ダイエー、西友)の魚介類商品の調達や、情報公開等に対する取り組みを調査・評価して「 お魚スーパーマーケットランキング3 」を発表しました。持続可能性や安全性の観点から継続的に調査・評価をしてきたこのランキングは今回で3回目となりますが、前回2位だった西友が今回3位、前回同率3位だったユニーが今回4位と、今回其々一つずつ順位...

常勝イオン、2ポイント差で2位に。「お魚スーパーマーケットランキング3」

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2013-12-12

こんにちは。海洋生態系を担当しています、花岡和佳男です。 12月9日、国内スーパーマーケット大手5社(イオン、イトーヨーカドー、ユニー、ダイエー、西友)の魚介類商品の調達や、情報公開等に対する取り組みを調査・評価して「 お魚スーパーマーケットランキング3 」を発表しました。持続可能性や安全性の観点から継続的に調査・評価をしてきたこのランキングは今回で3回目となりますが、 第1回 、 第2回 で共に第1位だったイオンが、 今回ついにその座をイトーヨーカドーに明け...

イオン「持続可能な調達原則」は、業界シフトのスタートの合図

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-03-05

こんにちは。子どもたちの海と食卓に魚を残すグリーンピースの「SUSTAINABLE SEAFOOD PROJECT」、略して「SU-SEA(スシ)プロジェクト」、リーダーの花岡和佳男です。  このたび、スーパーマーケット業界最大手のイオンが、グリーンピースとの話し合いの過程で多くの消費者の声を受ける形で、「持続可能な調達原則」を発表しました。完璧とはとても言えないものですが、そのイニシアチブに「いいね!」です。 詳しくはこちらをご覧ください 。...

直接交渉で見る「持続可能な調達原則」を可能にする力

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-03-13

こんにちは。海洋生態系担当で、グリーンピースのスシ(SU-SEA = SUSTAINABLE SEAFOOD)プロジェクト・チームリーダーの花岡和佳男です。 SU-SEAプロジェクトは、子どもたちの海と食卓に魚を残すため、日本の食卓に並ぶ魚介類の約7割を販売するスーパーマーケット業界の調達方針をサステナブルなものにシフトする活動です。日本初の、持続可能性や環境負荷を考慮したお魚選びができる、目からウロコな「 グリーンお買い物ガイド・お魚編...

4月1日 スーパーマーケット「おさかな、販売終了」?

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-04-01

スーパーマーケット「おさかな、販売終了」! 緊急事態です!本日4月1日、大手スーパーマーケットが相次いで、魚介類の取り扱い中止を発表しました。獲りすぎが続いたことで海の魚が激減し、スーパーマーケットは十分な量の魚を調達することが不可能になったとのこと。食卓にのぼる魚の約70%を販売してきたスーパーマーケットが一斉に魚の取り扱いをやめることで、日々の献立に大きな影響を与えることは避けられない状態です。 以下、各方面からコメントが寄せられています。...

夏の土用丑の日まであと100日

ブログ海洋生態系担当 花岡和佳男 | 2014-04-21

みなさん、こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 今日は、夏の土用丑の日まであとちょうど100日という節目です。 100日後に子どもたちと一緒にきちんと夏の土用丑を迎えることができるために、この節目を機にウナギの問題についてまとめます。 1.日本で消費されているウナギの99%は絶滅危惧種 古くから夏の土用丑の定番食として専門店で親しまれてきたウナギは、スーパーなどで薄利多売されるようになると生存数が一気に激減しました。 ...

サステナブル(持続可能な)・シーフードは、楽しくて、美味しくて、クールで、優しい!

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-05-28

こんにちは、海洋生態系担当の花岡和佳男です。   サステナブル ・シーフードは、楽しくて、美味しくて、クールで、優しい! シーフード・サステナビリティの追求って、どうしても「あれを食べるな」「これを食べるな」って、我慢や犠牲が伴うネガティブなイメージが強いですよね。 確かにスーパーマーケットなんて、今は食べないほうがいい魚の博物館のような状態ですし、絶滅危惧種や乱獲されている魚は、これまでたくさん獲り、売り、食べすぎてきたので...

二ホンウナギ、IUCNレッドリストに記載され、国際的に絶滅危惧種に!

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-06-12

こんにちは。海洋生態系を担当しています、花岡和佳男です。 二ホンウナギ、国際的に絶滅危惧種に指定! 「和食」を代表する魚で、日本で最も多く食べられているウナギ、「二ホンウナギ」が、国際自然保護連合(IUCN)が2014年6月12日に発表した「絶滅のおそれのある生物種のレッドリスト」の最新版に、「近い将来における野生での絶滅の危険性が高い種(絶滅危惧IB類:EN)」として記載されました。   日本で食されるウナギの99%以上が絶滅危惧種 ...

実は知らないマグロの秘密

ブログ小松原 和恵(海洋生態系担当) | 2014-08-07

はじめまして。海洋生態系担当の小松原です。8月からグリーンピース・ジャパンのメンバーになりました。 今日は、そんな新入生の私と一緒に、知っているようで知らなかったマグロに関する疑問に迫ってみませんか?   Q:そもそもマグロって何種類いるの? A: 私たちが食べている、いわゆるマグロは全部で6種類。ミナミマグロ、メバチマグロ、大西洋クロマグロ、太平洋クロマグロ、キハダマグロ、ビンチョウマグロです。 ミナミマグロは別名インドマグロ、大西洋ク...

スーパーマーケットが薄利多売する太平洋クロマグロの未来

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-08-28

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 本マグロと呼ばれ寿司の主役である太平洋クロマグロ、いま海に残っているのは初期資源のわずか4%で、いつ絶滅危惧種に指定されてもおかしくない状態。 残り4%ってどういうこと?96%は一体どこに行ったの? ウナギもそうだけど、なんで和食の代表格がこんなに次々と危機に?   未成魚や産卵親群の獲りすぎで海に魚が残らない マグロと聞くと大きな魚をイメージしますよね。 ...

「本マグロ」がピンチ!:国際環境NGO3団体で合同記者会見しました

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-08-29

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。   太平洋クロマグロ国際会議、始まる 初期資源の4%しかもう海に残っていない「本マグロ(太平洋クロマグロ)」、いつ絶滅危惧種に指定されてもおかしくない状態です。 海には初期資源の4%しか残っておらず、さらに漁獲量の98%もが、海に卵をうむ前に漁獲されています。 このままでは本当に、海からも食卓からも「本マグロ」が姿を消してしまいます。 この魚の国際漁業規制について話し合われる国際会議、WCP...

ついに!WCPFC第10回北小委員会が始まりました!

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2014-09-01

こんにちは。海洋生態系担当の小松原和恵です。 今回のブログは、福岡からお届けします。本日9/1に始まりました、中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)の第10回北小委員会にオブザーバーとして、同じく海洋生態系担当の花岡と一緒に参加しております。 残念ながら規定により、会議の内容をお伝えすることはできませんが、どういう会議なのか、私たちがここで何をしているのか等々をレポートさせていただきますね。 WCPFC北小委員会ってなに? ...

太平洋クロマグロ会議 DAY3:現状打破に必要な力

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-09-03

こんにちは、海洋生態系担当の花岡和佳男です。 太平洋クロマグロの資源管理について話し合う国際会議、WCPFC第10回北小委員会に、同僚の小松原と共に、グリーンピースの代表として参加しています。 各国政府代表団にロビーしたり、オブザーバー参加の漁業者や学者方と意見交換や情報の収集/提供をしたり、他の国際環境NGOと合同でインターベンションをしたり、といった日々。 いよいよ明日が最終日です。持続性確保を最優先した保護管理措置の国際合意に至ることはできるで...

残り4%! 太平洋クロマグロ(本マグロ)がピンチ!

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-08-10

太平洋クロマグロ(本マグロ)がピンチ!シリーズ ■ 残り4%! ■ 太平洋クロマグロ漁、赤ちゃんの大量虐殺?? ■  「妊婦さんマグロ」も一網打尽 ■  「養殖」表示に隠された真実 ■  ルールを作ろうとしない韓国 --- こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 ニホンウナギが絶滅危惧種に指定されたことが大きな話題となりましたが、寿司の主役、太平洋クロマグロ(本マグロ)も大ピンチ!なんで和食の代表格が次々と危機に直面していくの?...

太平洋クロマグロ漁、赤ちゃんの大量虐殺??

ブログ小松原 和恵(海洋生態系担当) | 2014-08-14

太平洋クロマグロ(本マグロ)がピンチ!シリーズ ■ 残り4%! ■ 太平洋クロマグロ漁、赤ちゃんの大量虐殺?? ■ 妊婦さんマグロ」も一網打尽 ■ 「養殖」表示に隠された真実 ■ ルールを作ろうとしない韓国 -- こんにちは。海洋生態系担当の小松原です。  私の 初ブログ でも少しお話しましたが、マグロを絶滅に追い込んでいる大きな要因の一つに、育ちきっていない若いマグロが養殖(蓄養)のために乱獲されていることが上げられます。今日は、マグロ界...

 「妊婦さんマグロ」も一網打尽。太平洋クロマグロ(本マグロ)がピンチ!

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-08-16

太平洋クロマグロ(本マグロ)がピンチ!シリーズ ■ 残り4%! ■ 太平洋クロマグロ漁、赤ちゃんの大量虐殺?? ■ 「妊婦さんマグロ」も一網打尽 ■ 「養殖」表示に隠された真実 ■ ルールを作ろうとしない韓国 --- こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 寿司の主役、太平洋クロマグロ(本マグロ)も大ピンチです! ニホンウナギが絶滅危惧種に指定されたことといい、なんで和食の代表格が次々と危機に直面していくの? ...

3月30・31日イベント「春風」@代々木公園に参加します!

ブログジュニア・キャンペナー 田中 | 2013-03-29

こんにちは、ジュニア・キャンペーナーの田中です。  グリーンピースは、今週末に代々木公園で開催される『春風2013 -未来のためにできること-』に参加します。  春風は、みんなの気持ちで創るフリーのイベントで、東日本大震災以降は被災者の方々への支援を主な目的として開催されています。  今回グリーンピースでは、海で起きている問題を知っていただくためのブースを出します。 その中で、先日発行されたリーフレット「いつまで おさかな たべられる?」の内...

【シンポジウム報告】『消えゆく豊かな海:放射能汚染・乱獲・沿岸開発』@パタゴニア

ブログジュニア・キャンペナー 田中 | 2013-05-07

みなさん、こんにちは。ジュニア・キャンペーナーの田中です。 4月26日パタゴニアにて『消えゆく豊かな海:放射能汚染・乱獲・沿岸開発~サーファーと漁業者と環境NGO、そしてあなたが手を取り合って今できること~』が開催されました。 このシンポジウムでは、サーフライダー・ファウンデーション・ジャパンの松原広美さん、水産仲卸・加工品製造元であるスズ市水産から大野登さん、グリーンピース海洋生態問題担当の花岡和佳男が登壇し、第一部では、それぞれの立場から海で起きている...

【学校訪問】子どもたちと考えた海のこれから

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2013-06-06

こんにちは、海の環境問題を担当している田中です。 5月30日に清泉インターナショナル・スクールにお招きいただき、2年生の生徒さんに海洋資源の問題についてお話をしてきました。 同じく海の環境問題を担当している花岡から海からどんどん魚が減っていることについて説明があり、その後、なぜ魚は海から魚がいなくなるのか、魚の数を減らさずに魚を獲り続けるためにはどうすれば良いのかを魚釣りゲームを通して考えました。 参加してくれた生徒さんは海とお魚が大好きな...

【セミナー報告】お魚セミナー@東村山

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2013-06-18

みなさん、こんにちは。海洋生態系担当の田中です。 先週末に「こどものごはん委員会」が主催するセミナー「東村山市民講座」に招いていただき、お話しをしてきました。 今回のセミナーでは、秩父で脱原発活動をしているNGO「原発止めよう秩父人」のダニー・ネフセタイさんと、グリーンピースからは花岡が講師として参加し、原発や放射能汚染の問題をはじめ、過剰漁業や乱獲、そして戦争や対立まで幅広く多角的に社会で起きている問題が取り上げられ、解決に向けて私たち一人ひとりにできる...

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