305件のデータが見つかりました
 

水産庁、海藻の放射線調査を強化

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-06-02

海洋生態系問題担当の花岡です。 グリーンピースが海洋調査の結果を発表し、放射能汚染が海面だけでなく海底にも広がっていることや、特に海藻から大量の放射性物質が検出されたことを示して から、1週間が過ぎました。この間、海への放射能汚染の問題を深刻視した複数のメディアが、 私たちの調査結果や、サンプリングの際に受け取った地域の漁師さん方の切実な願いを紹介 。また私たちの調査結果発表の翌日には 文部科学省が、気仙沼沖から銚子沖まで約300キロにわたる海底の土から、最...

6月23日(木)の「福島原発震災から海洋の放射能汚染を考える」院内集会で、グリーンピースが講演します。

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-06-22

海洋生態系問題担当の花岡和佳男です。 電車でぶら下がっている主要週刊誌の中づり広告などからも見られるように、いま海洋の放射能汚染に関する問題は特に注目を集めています。 水産庁が海藻や貝類の調査に乗り出す など、少しずつではありますがようやくその対応に動きがみられつつあります。議員会館の中でも、この問題についてよく話題になるようになりました。 明日6月23日に議員会館で、「福島原発震災から海洋の放射能汚染を考える」というテーマでの院内集会が開かれます。「...

院内集会「福島原発震災から海洋の放射能汚染を考える」

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-06-24

海洋生態系問題担当の花岡和佳男です。 昨日6月23日に議員会館で、「福島原発震災から海洋の放射能汚染を考える」というテーマでの院内集会が開かれました。「 上関原発どうするの?~瀬戸内の自然を守るために~ 」と「 環瀬戸内海会議 」が主催されたもので、湯浅一郎さん(理学博士 海洋物理学・海洋環境学、ピースデポ代表)とご一緒に、私も講演をさせていただきました。生態濃縮などを経由して私たちの食卓にも大きな影響を及ぼす海洋の放射能汚染の現状について、先月行った...

マグロ3種が絶滅の危機

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-07-08

海洋生態系問題担当の花岡です。 放射能汚染が東日本太平洋沿岸の海を汚染している陰で、世界中の海では今も過剰漁業が生態系を持続可能ではないスピードで破壊しています。 絶滅危惧種の「レッドリスト」を定期的に発表している国際自然保護連合(IUCN)は7月7日、 マグロ3種(ミナミマグロ、大西洋クロマグロ、メバチマグロ)が絶滅の危機 にあり、 2種(キハダマグロ、ビンチョウマグロ)が絶滅危惧に近い状態 にある、との調査結果を発表しました。 ...

クジラ肉裁判、判決直前――佐藤潤一、心境を語る

ブログ佐藤潤一(事務局長) | 2011-07-12

こんにちは、事務局長兼被告人の佐藤潤一です。 2年以上をかけて戦ってきた「クジラ肉裁判」ですが、今日午後3時から、仙台高等裁判所で判決が言い渡されます。 クジラ肉裁判について、詳しくはこちら。 直前の心境をお伝えできればと、メッセージビデオを撮りました。 それでは、行ってきます!

AEONに続きイトーヨーカ堂も牛肉の全頭検査を行う方針を発表。魚は?

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-08-03

こんにちは。海洋生態系問題担当の花岡です。 牛肉の放射能汚染が話題になっていますが、AEONに続き昨日は イトーヨーカ堂も、全頭検査を行い暫定規制値を下回る牛肉のみを仕入れ販売するとの方針を発表 しました。ヨーカ堂担当者は「産地表示だけでは消費者の不安を抑えられなくなった」と背景を説明されています。もちろん「暫定規制値以下」だけでは、その牛肉のセシウム汚染が0ベクレルなのか499ベクレルなのかわからないままで十分とは言えないものですが、総合スーパー最大手2社が立...

魚介類流通にあたり、放射能汚染の数値と漁獲海域の表示を求める要請書を政府に提出。記者会見で海洋調査結果も発表。

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-08-09

こんにちは。海洋生態系問題担当の花岡です。 本日8月9日の午前中に、内閣総理大臣、農林水産大臣、内閣府特命担当大臣(消費者および食品安全担当)宛てに、緊急要請書を提出してきました。また正午からは衆議院第二議員会館で記者会見・院内ブリーフィングを行い、政府への要請内容の説明と、グリーンピースの海洋調査の結果を発表。そして、大手スーパーマーケットや消費者がとるべきアクションを提案しました。 記者会見の内容および要請書   ...

風評被害を解消し漁業を復興させるためにも、モニタリングの強化と消費者への情報公開を!

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-08-17

こんにちは。海洋生態系問題担当の花岡です。 8月9日の記者会見 でも紹介しましたが、 昨日16日のオンライン新聞記事 にも、福島県の沿岸漁業の試験操業が8月中にも始まることが、報じられていました。 私たちは7月後半にもサンプリング調査のために福島県の漁港を訪れましたが、そこで出会った漁業関係の方々は、「いまは、がれき除去やサンプリング協力による日当でなんとか食いつないでいる状態。漁に出られることはもちろん嬉しい」とは言うものの、多くの方がその後に「でも今...

肉、野菜、米…次は魚介類の検査を!

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-08-26

こんにちは。海洋生態系問題担当の花岡です。 福島県の沿岸漁業はその試験操業が8月内にも開始されることが決まっていました が、その実施が10月以降まで延期となりました。 地域の漁業を復興させるには、魚介類のモニタリングを強化し、消費者へわかりやすく情報を公開することが不可欠です。十分なモニタリングと消費者への情報提供がないままでは、高度に放射能汚染された魚介類が市場に出回ってしまうリスクを避けられません。今は安全な魚も危険なものも分別されず混合している、い...

茨城県日立市沖で獲られたエゾイソアイナメからも、国の暫定規制値を超える放射性セシウム --皆さんの声が必要です!――

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-09-06

日本政府は9月5日、茨城県日立市沖で採取されたエゾイソアイナメという海底にすむ魚から、国の暫定基準値を超える放射性セシウムが検出されたと発表しました。 福島第一原子力発電所から南におよそ100キロも離れた海で獲れた魚から国の暫定基準値を上回る放射性物質が確認されたことは、震災以降初めて のこと。また、 茨城県沖の海底に棲む魚から国の暫定基準値を上回る放射性物質が確認されたことも、初めて のことです。 茨城県では、本来ならば9月から主要漁業である底引き網...

31 - 40305の結果。

ページごとの結果
10 | 20 | 50