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使い捨てプラスチックで地球をあふれさせている企業トップ10

ブログ広報担当 土屋 | 2018-10-10

毎分、トラック一台分ものプラスチックが海に流れ出しています。そのごみは一体どこからきているのか、確かなことを私たちは知りませんでした。でも、プラスチック汚染を解決するためには、根本原因を知る必要があることを、誰もが気づいていました。  そこで、『ブレイクフリープラスチック』ムーブメントの参加団体と協力して、グリーンピースは、42カ国10,000人のボランティアの力を借り、おそらくこれまでで最も大規模なクリーンアップと、ブラント調査を実施しました!  ...

【セミナー告知@東村山】 東村山市民講座 ~壱の巻~

ブログ佐藤大尚 | 2013-06-10

みなさん、こんにちは。 サポーターサービス担当の佐藤大尚です。  6月16日(日)13時30分より、東京都東村山市にて「こどものごはん委員会」主催のセミナー「東村山市民講座」が開催されます。その市民講座に、グリーンピースで海の環境問題を担当している花岡と、秩父で脱原発活動を行っているNGO「原発止めよう秩父人」のネフセタイさんと共同で講演します。 グリーンピースからは、スーパーマーケットの抜き打ち放射能調査や、いつまでも安心・安全な食品を手にしていくため...

韓国のツナ缶ランキング発表

ブログ・花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2013-06-17

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 先週、グリーンピースの韓国オフィスの同僚が魚の骨をモチーフにしたオブジェを抱え、ソウルにある同国最大の水産企業・東遠(ドンウォン)社を訪れました。 その理由とは? 前回のブログ では、ニュージーランドの大手ツナ缶メーカーが、グリーンピースの活動を受け、乱獲の原因となっているFAD(人工集魚装置)を使用したマグロの扱いを中止したことを紹介しました。 グリーンピースは同様のキャンペーンを韓国でも展開...

世界のウナギの70%以上も食べている私たち。どうなる土用の丑の日?

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2013-07-09

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 古くから暑い時期を乗り切る栄養をつけるためにウナギを食べる習慣のある、夏の土用の丑の日。今年は7月22日に「一の丑」、8月3日に「二の丑」と、2回その日が訪れます。美味しいウナギをたくさん食べて日本独自の習慣を次世代に繋げていきたいですね……と言いたいですが、獲り過ぎなどの理由でウナギが自然界から激減しており、とてもそうはいかない現状にあります。 ウナギはいつ食べられなくなる? 私たち消費者にできることは?今回...

大手スーパーマーケットのウナギ調達方針は?

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2013-07-17

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。   夏の土用の丑の日、絶滅危惧種大量消費の日? 日本は世界の2%足らずの人口で世界生産量の70%を超えるウナギを消費する、世界一大ウナギ市場国( 詳しくはこちら >> )。中でも年を通じて特にその消費量が跳ね上がるのが、まもなく訪れる夏の土用の丑の日です。その莫大な需要を満たそうとこれまで世界各地でウナギの乱獲が続けられてきた結果、現在、日本で消費されているウナギの実に99%以上が、絶滅危惧種に...

今年、あなたはウナギを食べますか?

ブログインターン | 2013-07-24

こんにちは。 インターンをしている江端静香です。 私はカナダの大学に留学していて、夏休みの間を利用してグリーンピースでインターンをしています。土用の丑の日が近づく中、絶滅が危惧されているウナギを、次の世代にも残してほしいというメッセージをスーパーマーケットに届けるため、街頭で署名活動を行ってきました。 初めてこのような署名活動を行い、消費者の方々と話をして、自分で考え、感じたことをまとめましたので、ぜひご覧下さい。 ...

熱帯マグロに関するWCPFCワークショップの前にブリーフィング/提言

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2013-08-26

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 続く乱獲により、ウナギに次いでマグロがピンチ。このままでは子どもたちが食べられる魚は一つずつ減っていってしまいます。今回は、中西部太平洋のメバチマグロについて。 メバチマグロは広くスーパーマーケットなどで刺身や盛り合わせとして出回るマグロで、日本で消費されるマグロ類の約30%を占める主要種です。多くのメバチマグロが獲れる中西部太平洋には、この海域の漁業管理を行う中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)という国際...

太平洋クロマグロ、96%が海から姿を消したその理由は?

ブログ花岡和佳男 | 2013-09-02

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 夏は丑の日もありウナギの枯渇が話題となりましたが、次はとうとうマグロです。特に、日本食を代表する寿司の主役とされる太平洋クロマグロが、続いてきた乱暴な漁獲・流通・消費により、いま海から姿を消しつつあります。 太平洋クロマグロやその漁業、そしてお寿司やお刺身を次世代に残せるか…。本日2013年9月2日から5日まで、太平洋クロマグロ等の保護・管理について話し合う中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)第9回北小委...

イトーヨーカドーが大躍進で第1位!「お魚スーパーマーケットランキング3」

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2013-12-10

こんにちは。海洋生態系を担当しています花岡和佳男です。 12月9日、国内スーパーマーケット大手5社(イオン、イトーヨーカドー、ユニー、ダイエー、西友)の魚介類商品の調達や、情報公開等に対する取り組みを調査・評価して「 お魚スーパーマーケットランキング3 」を発表しました。持続可能性や安全性の観点から継続的に調査・評価をしてきたこのランキングは今回で3回目となりますが、前回最下位だったイトーヨーカドーが大躍進を見せ、今回は第1位となりました! ...

行政や漁業者によるクロマグロ資源管理を後押しする力

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-01-10

こんにちは、海洋生態系の花岡和佳男です。 年の始まりから、太平洋クロマグロに関する、動きのあるニュースです。 太平洋クロマグロが危ない! 日本食の代表である寿司の主役とされ、築地市場での初セリの様子も広く報道された太平洋クロマグロ。総漁獲量の約95%が一度も海で卵を生んだことのない未成魚で、産卵直前のマグロも一部の企業により無規制なまま一網打尽にされているのですから、海にクロマグロが残らず、既に未開発時の4%以下にまで減少したとされてい...

目からウロコな「おさかなアプリ」の誕生秘話

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-02-10

こんにちは、海洋生態系担当の花岡和佳男です。 魚が大好きなみなさん、美味しく食べながらも子どもたちの海と食卓にも魚を残したいみなさん、持続可能性や環境負荷を考慮したお魚選びが簡単にできるこの お魚アプリ 、もう使っていますか? 「さ」くっと検索できて、「か」んたんに読めて、「な」っとくしてお魚を選べる、内容だけでなく使い方まで「さ・か・な」なこのアプリ、まだの方はぜひ こちらからダウンロード !無料です。 さて、日本で初めてとなる持続可能性や環境負荷...

2013年、大手スーパーマーケットの魚の取り扱いはこう変わった!

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-02-19

こんにちは、海洋生態系担当の花岡和佳男です。   海から魚が消えれば、和食からも魚が消える 昨年は、獲りすぎによりいま海に残るクロマグロが初期資源の約4%しかないことや、日本で流通されるウナギの99%が絶滅危惧種に指定されていることが、広く報道されましたね。 問題はこれにとどまりません。マグロやウナギだけでなくアジサバイワシ等の大衆魚も資源量は減っていて、世界の海でも日本の周りの海でも「もっと獲っても大丈夫」な魚資源は、全体のわず...

直接交渉で見る「持続可能な調達原則」を可能にする力

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-03-13

こんにちは。海洋生態系担当で、グリーンピースのスシ(SU-SEA = SUSTAINABLE SEAFOOD)プロジェクト・チームリーダーの花岡和佳男です。 SU-SEAプロジェクトは、子どもたちの海と食卓に魚を残すため、日本の食卓に並ぶ魚介類の約7割を販売するスーパーマーケット業界の調達方針をサステナブルなものにシフトする活動です。日本初の、持続可能性や環境負荷を考慮したお魚選びができる、目からウロコな「 グリーンお買い物ガイド・お魚編...

日本全国「お客様の声」

アクション|2011-10-28 10:00

緊急オンライン署名 スーパーマーケットさん、売っているお魚、放射能検査して!日本全国「お客様の声」

二ホンウナギ、IUCNレッドリストに記載され、国際的に絶滅危惧種に!

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-06-12

こんにちは。海洋生態系を担当しています、花岡和佳男です。 二ホンウナギ、国際的に絶滅危惧種に指定! 「和食」を代表する魚で、日本で最も多く食べられているウナギ、「二ホンウナギ」が、国際自然保護連合(IUCN)が2014年6月12日に発表した「絶滅のおそれのある生物種のレッドリスト」の最新版に、「近い将来における野生での絶滅の危険性が高い種(絶滅危惧IB類:EN)」として記載されました。   日本で食されるウナギの99%以上が絶滅危惧種 ...

二ホンウナギ、IUCN絶滅危惧種指定、目前! 薄利多売で進むウナギ絶滅の道

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-06-11

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 「和食」を代表する魚で、日本で最も多く食べられているウナギ、二ホンウナギが、いよいよ国際自然保護連合(IUCN)が近日中に発表するレッドリスト改訂版に掲載され、国際的に絶滅危惧種として指定される見通しです。 二ホンウナギは、環境省が2013 年2月に「近い将来に野生での絶滅の危険性が高い」として絶滅危惧種に指定している種で、天然ウナギの漁獲量データを基にした3世代(12から45年)の減少率は72から92%と想定...

税関検査をにゅるにゅる抜ける不正貿易ウナギ

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-07-11

こんにちは。海洋生態系を担当している花岡和佳男です。 スーパーマーケットは土用丑の日を間近に控え、ウナギの特設コーナーを設けるなど、今年も販売プロモーションを展開しています。パックされた加工商品のラベルには「うなぎ」としか記載されていないですが、実はウナギは世界に19種類いて、そのうちの「二ホンウナギ」「ヨーロッパウナギ」「アメリカウナギ」「ビカーラウナギ」という4種類が、食用として日本で流通されています。あなたが最近食べたウナギは、何ウナギでしょうか? ...

ルールを作ろうとしない韓国。食べるのをやめようとしない日本。-- 太平洋クロマグロ(本マグロ)がピンチ

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-08-21

太平洋クロマグロ(本マグロ)がピンチ!シリーズ ■ 残り4%! ■ 「妊婦さんマグロ」も一網打尽 ■ 「養殖」表示に隠された真実 ■ ルールを作ろうとしない韓国 --- こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 寿司の主役、太平洋クロマグロ(本マグロ)が大ピンチです!ニホンウナギもそうでしたが、なんで和食の代表格が次々と危機に直面していくの? ブログシリーズ第5回目の今回は、「輸入マグロ」の問題性に迫ります。    ...

ついに!WCPFC第10回北小委員会が始まりました!

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2014-09-01

こんにちは。海洋生態系担当の小松原和恵です。 今回のブログは、福岡からお届けします。本日9/1に始まりました、中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)の第10回北小委員会にオブザーバーとして、同じく海洋生態系担当の花岡と一緒に参加しております。 残念ながら規定により、会議の内容をお伝えすることはできませんが、どういう会議なのか、私たちがここで何をしているのか等々をレポートさせていただきますね。 WCPFC北小委員会ってなに? ...

太平洋クロマグロ会議 DAY3:現状打破に必要な力

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-09-03

こんにちは、海洋生態系担当の花岡和佳男です。 太平洋クロマグロの資源管理について話し合う国際会議、WCPFC第10回北小委員会に、同僚の小松原と共に、グリーンピースの代表として参加しています。 各国政府代表団にロビーしたり、オブザーバー参加の漁業者や学者方と意見交換や情報の収集/提供をしたり、他の国際環境NGOと合同でインターベンションをしたり、といった日々。 いよいよ明日が最終日です。持続性確保を最優先した保護管理措置の国際合意に至ることはできるで...

太平洋クロマグロ会議 DAY 4: We won!? 閉幕、そして残された課題

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2014-09-04

こんにちは。海洋生態系担当の小松原です。連日福岡よりレポートしてきました中西部太平洋まぐろ類委員会の第10回北小委員会ですが、最終日の今日、全ての議題の協議を終え、12月に開催される本会合で話し合われる内容がついに決定しました。 これからの太平洋クロマグロ資源管理 2015年から30kg未満(未成魚)の太平洋クロマグロの漁獲量が50%削減されます!これは、10年以内に漁業をしていなかった時の太平洋クロマグロの生息数の半分(=歴史的中間値: 42...

残り4%! 太平洋クロマグロ(本マグロ)がピンチ!

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-08-10

太平洋クロマグロ(本マグロ)がピンチ!シリーズ ■ 残り4%! ■ 太平洋クロマグロ漁、赤ちゃんの大量虐殺?? ■  「妊婦さんマグロ」も一網打尽 ■  「養殖」表示に隠された真実 ■  ルールを作ろうとしない韓国 --- こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 ニホンウナギが絶滅危惧種に指定されたことが大きな話題となりましたが、寿司の主役、太平洋クロマグロ(本マグロ)も大ピンチ!なんで和食の代表格が次々と危機に直面していくの?...

 「妊婦さんマグロ」も一網打尽。太平洋クロマグロ(本マグロ)がピンチ!

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-08-16

太平洋クロマグロ(本マグロ)がピンチ!シリーズ ■ 残り4%! ■ 太平洋クロマグロ漁、赤ちゃんの大量虐殺?? ■ 「妊婦さんマグロ」も一網打尽 ■ 「養殖」表示に隠された真実 ■ ルールを作ろうとしない韓国 --- こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 寿司の主役、太平洋クロマグロ(本マグロ)も大ピンチです! ニホンウナギが絶滅危惧種に指定されたことといい、なんで和食の代表格が次々と危機に直面していくの? ...

まだまだ署名募集中! 

ブログジュニア・キャンペナー 田中 | 2013-02-13

こんにちは、ジュニア・キャンペーナーの田中です。 先週発表した「お魚スーパーマーケットランキング vol.2」、もうご覧いただけましたか? 私たちは先週末の連休、鎌倉でお魚コスチュームに身を包み、ボランティアさんと共に署名活動を行ってきました。 今回の活動はパタゴニア鎌倉店さんのご厚意で店舗前のスペースをお借りして実現することができました。署名にご参加いただいた方、署名活動を拡散していただいた方、温かい声をかけてくださった方、みなさま本当にありがと...

3月30・31日イベント「春風」@代々木公園に参加します!

ブログジュニア・キャンペナー 田中 | 2013-03-29

こんにちは、ジュニア・キャンペーナーの田中です。  グリーンピースは、今週末に代々木公園で開催される『春風2013 -未来のためにできること-』に参加します。  春風は、みんなの気持ちで創るフリーのイベントで、東日本大震災以降は被災者の方々への支援を主な目的として開催されています。  今回グリーンピースでは、海で起きている問題を知っていただくためのブースを出します。 その中で、先日発行されたリーフレット「いつまで おさかな たべられる?」の内...

【シンポジウム報告】『消えゆく豊かな海:放射能汚染・乱獲・沿岸開発』@パタゴニア

ブログジュニア・キャンペナー 田中 | 2013-05-07

みなさん、こんにちは。ジュニア・キャンペーナーの田中です。 4月26日パタゴニアにて『消えゆく豊かな海:放射能汚染・乱獲・沿岸開発~サーファーと漁業者と環境NGO、そしてあなたが手を取り合って今できること~』が開催されました。 このシンポジウムでは、サーフライダー・ファウンデーション・ジャパンの松原広美さん、水産仲卸・加工品製造元であるスズ市水産から大野登さん、グリーンピース海洋生態問題担当の花岡和佳男が登壇し、第一部では、それぞれの立場から海で起きている...

海・漁業・流通のいま:海の現状について

ブログジュニア・キャンペナー 田中 | 2013-06-05

シリーズ第1回:海の現状について シリーズ第2回:漁業現場で起きていること シリーズ第3回:資源管理 シリーズ第4回:ラベル表示でどこまで分かる?① シリーズ第5回:ラベル表示でどこまで分かる?② シリーズ第6回:私たちにできること   こんにちは、海洋生態系担当の田中です。 私たちの食卓に並ぶまでに水産品がどのような経路をたどるのか、そこにどのような問題が潜んでいるのかをお伝えする本シリーズ、第1...

【学校訪問】子どもたちと考えた海のこれから

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2013-06-06

こんにちは、海の環境問題を担当している田中です。 5月30日に清泉インターナショナル・スクールにお招きいただき、2年生の生徒さんに海洋資源の問題についてお話をしてきました。 同じく海の環境問題を担当している花岡から海からどんどん魚が減っていることについて説明があり、その後、なぜ魚は海から魚がいなくなるのか、魚の数を減らさずに魚を獲り続けるためにはどうすれば良いのかを魚釣りゲームを通して考えました。 参加してくれた生徒さんは海とお魚が大好きな...

ニュージーランドの大手ツナ缶メーカー:FADを使用したまき網漁で獲られたツナは使いません

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2013-06-07

こんにちは、海の環境問題を担当している田中です。 グリーンピース・ニュージーランドは先月30日、ニュージーランド最大手の水産企業シーロード(Sealord)社が、同社のサプライチェーン全体で乱獲の要因になっているFAD(人工集魚装置)を使用したまき網で獲られたツナ缶の販売を2014年初頭までに停止すると発表したことを伝えました。 そもそもFADとは、流木など海に浮かぶ物の下や海藻の周りに魚が集まる習性を利用し、海上に浮かべた人工物のこと。その下に集まってきた...

【セミナー報告】お魚セミナー@東村山

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2013-06-18

みなさん、こんにちは。海洋生態系担当の田中です。 先週末に「こどものごはん委員会」が主催するセミナー「東村山市民講座」に招いていただき、お話しをしてきました。 今回のセミナーでは、秩父で脱原発活動をしているNGO「原発止めよう秩父人」のダニー・ネフセタイさんと、グリーンピースからは花岡が講師として参加し、原発や放射能汚染の問題をはじめ、過剰漁業や乱獲、そして戦争や対立まで幅広く多角的に社会で起きている問題が取り上げられ、解決に向けて私たち一人ひとりにできる...

海・漁業・流通のいま:資源管理

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2013-06-19

シリーズ第1回:海の現状について シリーズ第2回:漁業現場で起きていること シリーズ第3回:資源管理 シリーズ第4回:ラベル表示でどこまで分かる?① シリーズ第5回:ラベル表示でどこまで分かる?② シリーズ第6回:私たちにできること   こんにちは、海洋生態系担当の田中です。 これまで「海・漁業・流通のいま」シリーズでは、海から魚がどんどん姿を消してしまっている現状と、その最も大きな原因は魚の獲り過...

海・漁業・流通のいま:ラベル表示でどこまで分かる?②

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2013-07-03

シリーズ第1回:海の現状について シリーズ第2回:漁業現場で起きていること シリーズ第3回:資源管理 シリーズ第4回:ラベル表示でどこまで分かる?① シリーズ第5回:ラベル表示でどこまで分かる?② シリーズ第6回:私たちにできること   こんにちは、海洋生態系担当の田中です。 お店で魚を買うときに「この魚はどこでどのように獲られ、どのように店頭に並んだのだろう。」と疑問に思ったことはありますか?この...

海・漁業・流通のいま: 私たちにできること

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2013-07-10

こんにちは、海洋生態系担当の田中です。 これまで2週に渡り、現在のシステムでは私たちは魚を選んで買うことが出来ず、違法や過剰に獲られた魚を知らず知らずに食べている可能性があることをお伝えしてきました。  シリーズ最終回となる今回は、豊かな海を次の世代に引き継ぐために「私たち消費者にできること」についてのお話です。  私たちが店頭で持続可能に獲られた魚を選んで買えるようになるためには、魚の購入先となる企業に以下3つのことをしてもらう必要があります。...

【セミナー告知】お魚セミナー開催@練馬区光が丘

ブログジュニア・キャンペナー 田中 | 2013-04-30

こんにちは、ジュニア・キャンペーナーの田中です。 5月12日練馬区光が丘にて、お魚セミナーが開催されます!  グリーンピース海洋生態系担当の花岡和佳男が放射能汚染や乱獲、違法漁業など海で起きている問題についてお伝えします。また、放射能測定室「シルベク」の調査結果や大手スーパーマーケットとの交渉についてなど、活動の最新情報もご案内します。  ぜひ、ご参加ください。   ―――――― 「知りたい、海と魚のこと―放射能汚染、流通、漁業...

フィリピンよりマグロ・レポート①

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2013-09-14

こんにちは、海洋生態系担当の田中です。 先々週は東京・三田で開催されたWCPFCの熱帯マグロ(メバチマグロ、キハダマグロ等)のワーキング・グループ、先週は福岡で開催されたWCPFC北小委員会(クロマグロ等)に相次いで参加し、週末から今週にかけてはフィリピンに来ています。 WCPFCの海域ではFADsと呼ばれる人口集魚装置を使って魚を集めてまき網で囲み獲る漁法が、サメやウミガメなどを混獲してしまうことや幼魚まで一網打尽にしてしまうことから、大きな問題と...

国内スーパーマーケット大手、相次いで調達方針を改善② -ダイエー、ユニーがヨーロッパウナギの取り扱い中止を発表-

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2013-10-15

こんにちは、海洋生態系担当の田中です。 先週は、消費者の声が届いて 西友の調達方針が強化されたこと をご報告しました。 良いニュースはそれだけではありません!ユニーとダイエーが、ヨーロッパウナギの取り扱いを中止する決定をしたことが、公表されました。     ヨーロッパウナギって食べられなくなるの? ヨーロッパウナギはニホンウナギに次いで日本で最も消費されているウナギですが、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで絶滅...

「お魚スーパーマーケットランキング vol.3」本日発表!

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2013-12-09

こんにちは、海洋生態系担当の田中です。 2013年2月に発表した「お魚・スーパーマーケットランキング vol.2」に引き続き、2013年12月「お魚・スーパーマーケットランキング vol.3」を発表しました。 前回のランキングで最下位だったイトーヨーカドーが大躍進の1位、前回3位だったダイエーが順位を落として最下位という結果になりました。 今回の調査は、2013年10月10日から11月26日にかけて大手スーパーマーケット5社(イオン、イトーヨーカドー、西友...

国内スーパーマーケット大手、相次いで調達方針を改善①-西友が魚介類の調達方針強化を約束-

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2013-10-11

こんにちは、海洋生態系担当の田中です。 お魚好きに一歩前進のいいニュース! 西友がこの度、販売する魚介類調達方針やトレーサビリティ体制の強化を約束しました!これからは、確実に原料魚の種の特定ができて、流通経路を追跡できる魚介類を原料とした商品のみを取り扱うということです。 これは、グリーンピースがトレーサビリティの確認をするために8月から9月にかけて実施した二度のアンケート調査と第三者機関によるDNA検査により、西友が一時期店舗で販売してい...

【セミナー報告】お魚セミナー@東京・下北沢

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2014-02-10

こんにちは、海洋生態系担当の田中です。 2月5日、海洋生態系担当の花岡が、ゲストスピーカーとして世田谷区下北沢で開催されたセミナーで「海で起きている問題」についてお話してきました。  今回のセミナーには、世田谷区長の保坂展人さんもご参加くださいました。  お招きいただいた「世田谷こどもいのちのネットワーク」さんとは、今回で3回目のセミナー共催。 海で起きている問題の中でも、魚介類の流通が抱える問題と放射能物質の海への流出問題について海洋生態系担当の花岡...

【出張授業】海で起きている問題について考えてみよう

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2014-02-20

こんにちは、海洋生態系担当の田中です。 2月12日、海浜幕張インターナショナルスクールで海洋生態系担当の花岡が出張授業をし、中学生の皆さんと海で起きている問題について一緒に考えました! グリーンピース海洋生態系チームでは、ふだん開催しているセミナー以外にも学校に訪問し、海で起きている問題についてお話をしています。 その問題の原因や解決策、今私たちにできることについて考え、話し合う時間をもってもらうための取り組みです。 [海で起きている問題、たとえばこんなこと]...

【学校訪問】海の問題について考えてみよう

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2014-04-17

こんにちは、海洋生態系担当の田中です。 今週、海洋生態系チームは清泉インターナショナルスクールの7歳から8歳のクラスで出張授業を行いました。 まず、海洋生態系担当の花岡和佳男から、海で起きている問題についてお話しました。 その後、問題を理解し、解決策について考えるために、フィッシング・ゲームを行いました。   <フィッシング・ゲームのルール> ● 各チームがそれぞれの漁船に乗って漁に出ます。 ● 1回の漁では、最多で2匹の魚を獲る...

マグロが絶滅しそうって本当なの?漁師さんたちに聞いてみた。

ブログ海洋生態系 田中 | 2014-08-23

みなさん、こんにちは。海洋生態系担当の田中です。 築地のマグロ仲卸業者、和歌山県那智勝浦の水産会社、漁師の方々に太平洋クロマグロ(本マグロ)の問題について「現場の声」を教えていただいたインタビューが本日公開となりました。  こちら からもご覧になれます。 いま、私たちが食べているマグロがどんどん絶滅危惧種になっています。   太平洋クロマグロは初期資源の約4%まで減ってしまったといわれています。つまり、私たちが日常的にマ...

めひかりサミット in 福島。 目からウロコの魚トーク

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2015-03-12

こんにちは。海洋生態系担当の小松原です。 先週の土曜日、福島県いわき市にある水族館、アクアマリンふくしまにお邪魔して、第9回めひかりサミットの講演を聞いてきました。   いまグリーンピースのオーシャンチームは、東京がオリンピックを迎える2020年までにサステナブル・シーフードのスタンダードを確立しようと奮闘しています。   2016年のリオデジャネイロ五輪は、選手村などで提供するシーフードは持続可能なものに限ると宣言して...

海のこと、お魚のこと、一緒に話しませんか?

ブログ海洋生態系担当 吉野良子 | 2015-11-16

寒暖の差が大きくなり、体調崩しやすい季節ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。海洋生態系担当の吉野良子です。11月のオーシャンカフェ開催日時が決定しましたので、お知らせいたします。   どうやったら太平洋クロマグロの赤ちゃんとお母さんを守れるか。 毎日のお買い物をするスーパーマーケットがもっと持続可能な調達をすることで、海洋生態系の保全に尽力してくれるようになるには何が必要か。 ...

マグロの未来を決める会議の結末は?

ブログ海洋生態系担当 吉野良子 | 2015-12-12

海洋生態系担当の吉野良子です。COP21の影で、太平洋クロマグロを含むマグロ類の重要な国際会議が開催されていたこと、ご存じですか? 2015年12月3日から8日まで、WCPFC(中西部太平洋まぐろ類委員会)の第12回年次会合がインドネシアのバリで米国、韓国、台湾など26カ国・地域の参加するなか開催されました。   何が決まった? 結局のところ、何も具体的に決定できませんでした。手詰まりで終了、です。(※1) ...

ジュゴンを守って!署名提出: 防衛省が露呈する不十分な環境配慮

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2015-11-25

こんばんは。海洋生態系担当の小松原です。 だいじなご報告があります。 今朝、世界中から集まった緊急国際署名「辺野古・大浦湾を海洋保護区に -Save the Dugongs-」のうち、安倍首相に宛てた海外分(28,759筆)を防衛省に提出してまいりました。   10月17日に始まったこの署名は、わずか1ヶ月で36,146筆にものぼりました。 2月から6月に実施した同内容の署名も合わせると、10月19日時点で、なんと89...

辺野古基地建設ありきの出来レースに異議あり!

ブログ広報 関本幸 | 2015-10-28

こんにちは、広報の関本です。 米軍普天間飛行場の移設・新基地建設に、沖縄・辺野古が揺れています。 10月28日、沖縄・辺野古の公有水面埋め立て承認取り消しをめぐり、石井国土交通相が、翁長沖縄県知事による承認取り消しの効力を止める「執行停止」を決定しました。 翁長知事は、仲井真前知事による辺野古の埋め立て承認に瑕疵(法的欠陥)があったとして、承認を取り消す手続きを行いました。 その直後、沖縄防衛局はすぐに取り消しの無効化を求める不服審査請求と、執...

今がその時。 <緊急アクション: 辺野古・大浦湾を海洋保護区に> はじまります!

ブログ海洋生態系担当 小松原 和恵 | 2015-10-17

「海も人もハッピーに」がモットーの海洋生態系担当、小松原です。   今日は、みなさんに緊急のお願いがあります 沖縄県の辺野古・大浦湾は、今この時、米軍新基地建設に揺れています。 ここは、サンゴが悠久の時をかけて創り上げた豊かな生態系が広がる、5300種類以上の生き物たちが棲む「命の海」です。 そこがいま、米軍の新基地建設のために埋め立てられようとしています。 今週のはじめ、地元沖縄の人々の圧倒的な埋め立てNO!

沖縄を”ブロックの下敷き”にしてはいけない〜辺野古・県民集会に参加してきました

ブログ広報 関本幸 | 2015-03-03

広報の関本です。2月22日、沖縄県辺野古の新基地建設に反対する「止めよう辺野古基地建設! 県民集会」を取材・参加するため、グリーンピースのスタッフ4名とビデオグラファーさんとで名護市辺野古を訪れました。 県民集会の様子。ゲート奥はキャンプシュワブ(2015年2月22日撮影)   「沖縄が”コンクリートブロックの下敷き”に」   辺野古の大浦湾では、基地建設を進めようとする沖縄防衛局が海底に設置した巨大なコンクリートブロ...

お魚好きの方注目!お魚スーパーマーケットランキング6発表

ブログ海洋生態系担当 小松原和恵 | 2016-11-22

みなさんこんにちは。海洋生態系担当の小松原です。 毎年恒例の 『お魚スーパーマーケットランキング』 は、日本の大手スーパーなどのお店が、 海にも人にも優しいお魚=サステナブル・シーフード を売っているかを調査するもので、今回で6回目を迎えました。 気になる結果の前に、そもそも、どうしてサステナブル・シーフードが必要なのかを考えてみましょう。 お魚だってサステナブルがいい フェアトレードのチョコレートに、バードフレンドリ...

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