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チャールズ皇太子との立ち話

ブログjun | 2008-10-29

来日中のチャールズ皇太子とお会いした。英国大使館主催のレセプションに招かれたのだが、NGO市民セクターからは私と日本有機農業研究会の久保田裕子理事だけが参加していたようだ。日本の市民社会の代表というよりは、若いころから環境問題への関心が深く、自分でも有機農園を経営する皇太子の関心に添った人選かもしれない。とにかく、英国王室が「テロリスト」を招くはずがないので、公安・検察・政財界・マスコミの方々も早く認識を改めてほしい。 チャールズ皇太子が筋金入りの環境派である...

火事場泥棒

ブログjun | 2008-07-30

鳴り物入りの洞爺湖G8サミットが終わった。300億円とも600億円ともいわれる巨額な経費をかけた主要国家首脳の合コンは、大山鳴動してネズミ1匹どころか、自分の足元のハエも追えない(京都議定書第1約束期間の削減目標6%の達成にさえ苦戦)日本がリーダーシップを気取ろうとして、未来に二つの大きな禍根を残した。 一つは、原子力が地球温暖化対策の切り札だという妄想を、これまでにない強さで追認したこと。原因の一端は、気候変動を否定し続けて体面を保てなくなったブッシュ政権の...

二度の握手の意味?!

ブログjun | 2008-06-19

はじめて訪ねた首相官邸で、福田首相と二度も握手をしてしまった。 といっても、残念ながらとくに意気投合したわけではない。G8サミットに向けて国内外のNGOと首相との意見交換会の終了後、参加者を見送る首相と一度握手をしたあと、荷物をもって最後に会場を出ようとしたら、首相のほうからもう一度手を差し出すので、こちらも握り返しただけ。たぶん20人近い参加者にまぎれて、福田さんが一度目の握手を覚えていなかったのだと思う。 グリーンピース・インターナショナルの事務局長...

グリーンピース・アフリカ誕生

ブログjun | 2008-04-09

3月は事務局長会議に関連してヨーロッパと2往復しなければならず、だいぶ更新の間があいてしまった。前回に続いてもう少し裏話を。 世界に27の支部を持ち、約40ヵ国で活動するグリーンピースにとって、どうしても顔を合わせる必要がある会議など、飛行機の料金とCO2排出はバカにならない問題だ。個人サポーターのみからいただく寄付だから最安値のエコノミーを使うし、先端的な環境保護団体である以上、飛行機の旅を最小限にするためインターネットや電話での会議を多用し、空の旅の分だ...

59兆円で自然エネルギー大国へ!

ブログjun | 2008-03-19

たまには裏話を二つ。 前回の「国民を守れない自衛隊」で触れた防衛省の防衛庁降格案、その後もあまりに杜撰な対応が続くので、グリーンピース・ジャパン(GPJ)として正式な声明を出そうかと文案まで練り、タイミングを見計らった。 迷いもあった。現在、GPJでもGP全体でもアクティブな平和/軍縮キャンペーンを展開しているわけではないし、一番胸が痛いのは吉清父子が行方不明のまま、生存の可能性がきわめて低いことだ。それでも万に一つの奇跡を祈りたいが、犠牲者が出た事件をキャン...

問題の本質を見よう

ブログjun | 2008-01-25

南極海ではシーシェパードの襲撃・拘束騒ぎが一段落したようだ。日本人の反発を引き起こすだけの暴力的なやり方は、「偽」“調査捕鯨”の問題点を日本で見直す役には立たない。 いっぽう、グリーンピースのエスペランサ号は捕鯨母船・日新丸の近くで非暴力による抗議を行い、その後も監視を続けている。先日22日、日新丸が補給船のオリエンタル・ブルーバード号から給油を受け、冷凍箱詰めの鯨肉を積み替える作業にゴムボート2隻で抗議したことに対して、「危険な妨害だ」という非難が(財)日...

ジョン・レノンの余韻

ブログjun | 2007-12-11

12月8日はジョン・レノンの命日。仏陀の成道(悟りを開いたとされる日)、真珠湾攻撃など、不思議な因縁の重なる日だ。 久々に休日らしい休日をとり、ジョンとヨーコの反戦活動を描いた映画『Peace Bed アメリカ vs ジョン・レノン』を観た。ニクソン政権がベトナム戦争に深入りして、最後にはウォーターゲート事件で自滅する時代背景と、ジョンたちの生きざまをしっかり重ねることで、はじめて見えてくるものがある。必見! http://www...

KYI

ブログjun | 2007-11-29

KY=空気が読めない――なんて日本的な言葉だろう。まさに横並びのメダカの群れでいることを臆面もなく白状し、さらにそれを強制する。みんなが空気を読み合って悲惨な戦争に突き進み、みんなが空気を読み合って無駄な公共事業をやり尽くし、みんなが空気を読み合って、年金横領も防衛調達の乱脈も認めてきたのではないか! KYIを提案したい。空気(K)なんか読め(Y)なくていい(I)! 事象の裏にあるロジックを読み、筋を読み、脈を読み、独りでいいからとことん考え抜くこと。それらを...

11万6000人の底力

ブログjun | 2007-10-10

今回の沖縄で心に残ったもの。 まず、沖縄市のすぐ地先、しかも殺風景な堤防の内側に広がるサンゴ(ヒメマツミドリイシ)の大群落。次に、辺野古の米軍キャンプシュワブ沖に浮かんだ長島から見下ろす大浦湾のみごとなリーフ(ユビエダハマサンゴが主体)と、辺野古の座り込みキャンプに陣取る男女長老たちの存在感。そして9月30日、高校教科書「集団自決」検定問題をめぐる県民大会に集まった11万6000人の底力――。 エスペランサ号の一般公開レセプションがあって、県民大会には...

だいじょうぶノーベル平和賞?

ブログjun | 2010-10-04

NHKが今夜(10月3日)、NHKスペシャルの枠でスクープドキュメント『“核”を求めた日本――被爆国の知られざる真実』を放映した。 http://www.nhk.or.jp/special/onair/101003.html   1960年代後半、佐藤栄作政権が非核三原則を国是化する裏で、中国の核保有に対抗して日本も核武装する構想が、ドイツとの秘密協議もまじえながら進んでいた。長いあいだの疑惑に、ようやく証言と証拠が出てきたことを歓迎したいし、NHK取材班の...

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