ブログjun | 2010-02-17
青森での「クジラ肉裁判」初公判を傍聴した。
被告人の佐藤と鈴木は冒頭の罪状認否で、それぞれ堂々と無罪を主張し[ * ]、弁護団もパワーポイント資料を使いながらみごとに論点を整理する1時間半近い冒頭陳述を展開したのに、検察側は「まじめにやれ!」と言いたくなるような脱力ぶりだった。甘く見ているのか、勝つつもりがないのか――たぶん、国策を背景にグリーンピースを成敗(せいばい)するのだから負けるはずがないとタカをくくっているのだろう。それにしても、検察側証人の2人に...