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海洋調査2日目~乗組員の信念~

ブログ宮地 大祐(ボランティアキャンペーンサポート担当) | 2011-05-05

(C)Jeremy-Sutton Hibbert/Greenpeace みなさん、こんにちは。 「海洋調査サポート」として虹の戦士号に乗船している宮地です。 海洋調査2日目の今日は、いわき沖東約40Kmの海域からスタートしました。 波が穏やかだったので、機動性のあるゴムボートを使用して海水と海藻の採取を行い、同時に虹の戦士号からも流されてくる海藻を採取しました。 この日の三陸の海は静まり返ったまま。 ...

ご協力お願い:海洋調査、菅首相は1万人の声を無視?

ブログ海洋生態系問題担当 花岡 | 2011-05-06

こんちには、海洋生態系問題担当の花岡です。 © Jeremy Sutton-Hibbert / Greenpeace   4月29日から始めた オンライン署名 「日本政府にお願い 虹の戦士号に調査許可を!」 には、 わずか1週間で8,000近くののご参加をいただきました。 さらに、日本のために グリーンピース本部が発信し、世界中のグリーンピースに広まった 首相官邸宛へのツイッター(Twitter)メッセージ は約3...

虹の戦士号 23人の仲間たち

ブログ宮地 大祐(ボランティアキャンペーンサポート担当) | 2011-05-08

【写真】海洋調査に参加した「虹の戦士号」の乗組員(C)Jeremy Sutton-Hibbert/Greenpeace こんにちは。 「海洋調査サポート」として虹の戦士号に乗船している宮地です。 「虹の戦士号」は3日間に渡る海洋調査を終えて東京湾内に停泊しています。 今回の調査結果は近日発表させていただく予定です。 日本政府に求めていた福島県沖日本領海内での底質、海水、海産物の調査の許可は下りず、許可対象内であった領海外(沖合22Kmより...

海藻類から高濃度の放射性物質を検出、すぐに対応を。

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-05-12

海洋生態系問題担当の花岡和佳男です。   1 キロあたり10,000ベクレルを超える海藻 グリーンピースの調査船「虹の戦士号」(オランダ船籍、555トン)は結局最後まで、 日本政府から領海内に入船する許可が下りることがありませんでした。 領海外(沖合22キロより外)での調査を行いましたが、福島第一原発から50キロ離れた沖合で浮遊していた海藻アカモク(ホンダワラ科)などから、1㎏あたり10,000ベクレルを超える、高レベルの放射能汚染を確認...

水産庁、グリーンピースの海藻調査に反応

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-05-13

海洋生態系問題担当の花岡です。 グリーンピースが昨日発表した海藻調査の暫定結果 が、今朝(5月13日)の朝日新聞に掲載されました。高い数値が検出されたことはもちろんですが、この記事のもう一つの注目は「水産庁幹部」のコメント:「魚介類を優先してきたが、海藻の漁期を控え、調査を強化する。ただ、実際に市場に出回る養殖の海藻などを調べるのが目的で、浮遊物などを対象にしたグリーンピースの調査とは異なる」。 まず、グリーンピースの要請を受け、水産庁が海藻調査の強化...

細野豪志首相補佐官、グリーンピースの海藻調査に反応

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-05-13

海洋生態系問題担当の花岡です。 たったいま、東京電力本社で行われた政府・東京電力総合対策室の合同記者会見で、 グリーンピースが昨日発表した海藻調査の暫定結果 について細野豪志首相補佐官が見解を語りました。 その内容は以下のようなものです:   10000ベクレルという値はコウナゴでも出ているので、海藻から検出されることもありうると考えている。 海面近くで採取されたものからは、高い数値が検出される可能性もある。 ...

海洋調査で出会った漁業関係者の方々の声

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-05-13

海洋生態系問題担当の花岡です。 グリーンピースが昨日発表した海藻調査の暫定結果 が、今朝(5月13日)の朝日新聞に掲載されました。この調査のためのサンプリングは、領海外では調査船「虹の戦士号」を用いて、また沿岸域では陸をベースとしたチームが、宮城県本吉町日門港から千葉県銚子市銚子港までの沿岸(警戒区域を除く)を縦断して、実施したものです。 訪れた漁港や海岸では、漁師さん、サーファー、建設調査ダイバー、趣味で釣りをする方など、海を愛するたくさんの方々にお...

シラスからも暫定基準値以上の放射性物質が検出

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-05-18

海洋生態系問題担当の花岡です。 福島第一原子力発電所の南30~60㎞圏内にある、久ノ浜漁港や勿来漁港の沖で獲られたシラスから、日本政府が定める暫定規制値を超えた放射性セシウムが検出されました( 水産庁発表 )。これまでは各地でコウナゴから高濃度の放射性物質が検出されていましたが、シラスで検出されたのは今回が初めてです。 シラスってどんな魚? 生シラス丼や釜揚げシラス丼にたっぷり乗っている、半透明の小さな身体と黒い目が特徴的な、甘くて美味しい...

「クジラ肉裁判」と「福島原発」の共通点 --- クジラ肉裁判、明日は第一回控訴審

ブログ佐藤潤一 | 2011-05-23

明日5月24日、「クジラ肉裁判」の第一回控訴審が13時半から仙台高裁で行われます。私も、今日から仙台に入り明日の裁判に出廷します。 この控訴審に合わせて、クジラ肉裁判の特別サイトを用意しましたので、「クジラ肉裁判ってなに?」という方は、まずこちらをどうぞ。 スペシャルページ「クジラ肉裁判 - 知る権利はゆずれない」 政府の情報隠ぺいに市民やNGOはどうやって対抗する? 福島第一原子力発電所の放射能漏れのニュースで政府が情報を隠そうとしているのを目の当...

海洋調査結果、21サンプル中14サンプルが日本政府の定める暫定規制値を超える  政府にたいして調査の強化や水産関係者への補償を要請

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-05-26

海洋生態系問題担当の花岡和佳男です。 グリーンピースがこれまで行ってきた 海洋放射能汚染に関する調査の結果 を、本日記者会見で発表し、併せて 政府に要請書を提出 しました。国内外のメディア関係者、議員や秘書など、100名を超える方々で会場はいっぱい。 生中継 では10,000名を超える方々にご覧いただきました。 調査結果の発表と共に、調査の際に出会いサンプリングなどにご協力をいただいたたくさんの漁業関係者、サーファーやダイバー、趣味で釣りをされている方々な...

水産庁、海藻の放射線調査を強化

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-06-02

海洋生態系問題担当の花岡です。 グリーンピースが海洋調査の結果を発表し、放射能汚染が海面だけでなく海底にも広がっていることや、特に海藻から大量の放射性物質が検出されたことを示して から、1週間が過ぎました。この間、海への放射能汚染の問題を深刻視した複数のメディアが、 私たちの調査結果や、サンプリングの際に受け取った地域の漁師さん方の切実な願いを紹介 。また私たちの調査結果発表の翌日には 文部科学省が、気仙沼沖から銚子沖まで約300キロにわたる海底の土から、最...

6月23日(木)の「福島原発震災から海洋の放射能汚染を考える」院内集会で、グリーンピースが講演します。

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-06-22

海洋生態系問題担当の花岡和佳男です。 電車でぶら下がっている主要週刊誌の中づり広告などからも見られるように、いま海洋の放射能汚染に関する問題は特に注目を集めています。 水産庁が海藻や貝類の調査に乗り出す など、少しずつではありますがようやくその対応に動きがみられつつあります。議員会館の中でも、この問題についてよく話題になるようになりました。 明日6月23日に議員会館で、「福島原発震災から海洋の放射能汚染を考える」というテーマでの院内集会が開かれます。「...

院内集会「福島原発震災から海洋の放射能汚染を考える」

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-06-24

海洋生態系問題担当の花岡和佳男です。 昨日6月23日に議員会館で、「福島原発震災から海洋の放射能汚染を考える」というテーマでの院内集会が開かれました。「 上関原発どうするの?~瀬戸内の自然を守るために~ 」と「 環瀬戸内海会議 」が主催されたもので、湯浅一郎さん(理学博士 海洋物理学・海洋環境学、ピースデポ代表)とご一緒に、私も講演をさせていただきました。生態濃縮などを経由して私たちの食卓にも大きな影響を及ぼす海洋の放射能汚染の現状について、先月行った...

マグロ3種が絶滅の危機

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-07-08

海洋生態系問題担当の花岡です。 放射能汚染が東日本太平洋沿岸の海を汚染している陰で、世界中の海では今も過剰漁業が生態系を持続可能ではないスピードで破壊しています。 絶滅危惧種の「レッドリスト」を定期的に発表している国際自然保護連合(IUCN)は7月7日、 マグロ3種(ミナミマグロ、大西洋クロマグロ、メバチマグロ)が絶滅の危機 にあり、 2種(キハダマグロ、ビンチョウマグロ)が絶滅危惧に近い状態 にある、との調査結果を発表しました。 ...

クジラ肉裁判、判決直前――佐藤潤一、心境を語る

ブログ佐藤潤一(事務局長) | 2011-07-12

こんにちは、事務局長兼被告人の佐藤潤一です。 2年以上をかけて戦ってきた「クジラ肉裁判」ですが、今日午後3時から、仙台高等裁判所で判決が言い渡されます。 クジラ肉裁判について、詳しくはこちら。 直前の心境をお伝えできればと、メッセージビデオを撮りました。 それでは、行ってきます!

AEONに続きイトーヨーカ堂も牛肉の全頭検査を行う方針を発表。魚は?

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-08-03

こんにちは。海洋生態系問題担当の花岡です。 牛肉の放射能汚染が話題になっていますが、AEONに続き昨日は イトーヨーカ堂も、全頭検査を行い暫定規制値を下回る牛肉のみを仕入れ販売するとの方針を発表 しました。ヨーカ堂担当者は「産地表示だけでは消費者の不安を抑えられなくなった」と背景を説明されています。もちろん「暫定規制値以下」だけでは、その牛肉のセシウム汚染が0ベクレルなのか499ベクレルなのかわからないままで十分とは言えないものですが、総合スーパー最大手2社が立...

魚介類流通にあたり、放射能汚染の数値と漁獲海域の表示を求める要請書を政府に提出。記者会見で海洋調査結果も発表。

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-08-09

こんにちは。海洋生態系問題担当の花岡です。 本日8月9日の午前中に、内閣総理大臣、農林水産大臣、内閣府特命担当大臣(消費者および食品安全担当)宛てに、緊急要請書を提出してきました。また正午からは衆議院第二議員会館で記者会見・院内ブリーフィングを行い、政府への要請内容の説明と、グリーンピースの海洋調査の結果を発表。そして、大手スーパーマーケットや消費者がとるべきアクションを提案しました。 記者会見の内容および要請書   ...

風評被害を解消し漁業を復興させるためにも、モニタリングの強化と消費者への情報公開を!

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-08-17

こんにちは。海洋生態系問題担当の花岡です。 8月9日の記者会見 でも紹介しましたが、 昨日16日のオンライン新聞記事 にも、福島県の沿岸漁業の試験操業が8月中にも始まることが、報じられていました。 私たちは7月後半にもサンプリング調査のために福島県の漁港を訪れましたが、そこで出会った漁業関係の方々は、「いまは、がれき除去やサンプリング協力による日当でなんとか食いつないでいる状態。漁に出られることはもちろん嬉しい」とは言うものの、多くの方がその後に「でも今...

肉、野菜、米…次は魚介類の検査を!

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-08-26

こんにちは。海洋生態系問題担当の花岡です。 福島県の沿岸漁業はその試験操業が8月内にも開始されることが決まっていました が、その実施が10月以降まで延期となりました。 地域の漁業を復興させるには、魚介類のモニタリングを強化し、消費者へわかりやすく情報を公開することが不可欠です。十分なモニタリングと消費者への情報提供がないままでは、高度に放射能汚染された魚介類が市場に出回ってしまうリスクを避けられません。今は安全な魚も危険なものも分別されず混合している、い...

茨城県日立市沖で獲られたエゾイソアイナメからも、国の暫定規制値を超える放射性セシウム --皆さんの声が必要です!――

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-09-06

日本政府は9月5日、茨城県日立市沖で採取されたエゾイソアイナメという海底にすむ魚から、国の暫定基準値を超える放射性セシウムが検出されたと発表しました。 福島第一原子力発電所から南におよそ100キロも離れた海で獲れた魚から国の暫定基準値を上回る放射性物質が確認されたことは、震災以降初めて のこと。また、 茨城県沖の海底に棲む魚から国の暫定基準値を上回る放射性物質が確認されたことも、初めて のことです。 茨城県では、本来ならば9月から主要漁業である底引き網...

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