国際環境NGOグリーンピースは7月10 日、福島県の5つの港で採取した魚介類の放射能調査の結果を発表し、福島第一原子力発電所から南へおよそ10kmの富岡港で採取した貝類のバテイラ(シッタカ)から、1キログラムあたり91ベクレルの放射性セシウムが検出されました。福島第一原発の海側の井戸で放射性物質が高い濃度で検出されるなど、依然としてこの海域の汚染は続いていますが、今回の調査でも、福島原発事故が収束からほど遠いことが改めて浮き彫りになりました。(注1)
グリーンピース放射線調査、高レベルの放射線量を測定 ― 福島県双葉郡浪江町津島周辺で
グリーンピースは福島第一原子力発電所周辺の海底土から検出されたという高濃度放射性物質が海洋環境に与える影響と、海底土汚染の状況をこれまで調査してこなかった東京電力株式会社と日本政府の姿勢を危惧するとともに、海洋調査の改善を政府に求めます。
グリーンピースは本日5月3日、同団体の調査船「虹の戦士号」(オランダ船籍、555トン)を使用した福島第一原子力発電所周辺における海洋調査について、日本政府から許可が下りた領海外(沖合約22キロより外)での調査を開始しました。「虹の戦士号」は「がんばれ日本、まもろう海と漁業」と書かれた巨大なサインを船体に掲げながら、茨城県沖を北上しながら、午前6時20分より海水の採取をはじめています。
グリーンピース、第3回「冬のお魚調査 東海・関西編」を発表 兵庫県産表示のアンコウからも放射性物質検出
国際環境NGOグリーンピースは5月28日、福島県、宮城県、茨城県、千葉県の8つの港で採取した海産物の放射能調査の結果を発表し、福島第一原子力発電所から南へおよそ10kmの富岡港(福島県富岡町)で採取したフクロフノリから1キログラムあたり167ベクレルの放射性セシウムが検出され、依然としてこの海域の魚介類が放射性物質によって汚染されていることが確認されました。(注1)
グリーンピースの船「虹の戦士号」、福島原発沖で海洋の放射能汚染調査を開始へ
グリーンピース「虹の戦士号」、領海外での海洋調査を終了
*世田谷区で測定された高放射線量は、声明発表後に福島第一原子力発電所由来のものではないことが判明いたしました。しかし、関東各地で高い放射線量が見つかっており、より詳細な汚染調査と専門家による除染が必要なことに変わりはありません。
避難地域の設定に科学的な基準を ――グリーンピース声明
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