【11/19追記】

11月15日、とても和やかな雰囲気の中、トークイベントを開催いたしました。来場くださった14名のみなさま、どうもありがとうございました。

当日は、IWJさんが取材に来てくださいました。こちらから、動画をご覧いただけます。http://iwj.co.jp/wj/open/archives/275114

 

大河原さんのFacebookより


悔しくてたまらない

原発事故後の生活の変化や、コミュニティショップを立ち上げた経緯、ソーラーパネル設置後の期待について話してくださった大河原伸さん。

今後、ソーラーパネルを設置して、太陽のエネルギーを活用する他、できればペレットストーブを導入し、熱も自給したいという希望を、目を輝かせて語ってくれました。

もっとも心に残ったのは、「悔しくてたまらない」という一言。自分たちの責任ではないのに、目に見えない、においもしない放射能のせいで、愛情を込めて育ててきた有機野菜が避けられてしまうのは、悔しくてたまらない、と。

大河原さんはいつも笑顔でお話をなさるのですが、その笑顔の裏に、どれだけの悔しい思いが隠されているのか、わたしは改めて知ることになりました。

「待っていても、誰も助けてくれないから、自分たちで始めるしかないと思って、コミュニティショップを立ち上げた」大河原さん。そのときに、多くの方が資金的な支援をしてくれたそうですが、今回のソーラーパネルの設置についても、その時点で200名近いクラウドファンディングの支援者がいて、とても心強いと仰っていました。

クラウドファンディングに参加してくださった皆さんの応援するキモチ、伝わっています!

 

普通の人が担い手の「ご当地エネルギー」

次に、全国で増えている「ご当地エネルギー」について説明してくださったノンフィクションライターの高橋真樹さん。ご当地エネルギーとは、地域がもつ自然エネルギーを、地域が主役となって活用していく取り組みのこと。

これまで、電気は大きな電力会社が発電や販売を独占していましたが、それを地域に取り戻して行こう、という取り組みです。

福島県を中心に、どういう人がご当地エネルギーを担っているのか、どんな取り組みがあるのか、ということを紹介してくださいました。

その担い手は、エネルギーの専門家だけではなく、ほんとうに普通の人だったのだそうです。特に、福島第一原発事故後、多くの人がエネルギーに対する見方を変え、自分で何かをしなくてはと思ったごくごく普通の人が、人生を転換させて、太陽光発電所を作ったり、ご当地エネルギーの会社に勤めています。

ご当地エネルギーとは、「自分たちの手にエネルギーを取り戻す」活動です。みんなに関係しているし、大きく構えなくても、誰でも始められるものなんだ、そんな希望の湧くお話でした。

思いっきり、あつくなって歌う福島の思い

会の最後には、大河原さんが自慢の喉を鳴らしてくれました。4曲を、丁寧に、歌います。福島の農家として、思いのあふれる歌詞に、涙する方もいらっしゃいました。

大河原さんの許可を頂いて、歌詞を掲載します。

『福島スケッチ』(福島・船引弁バージョン)

1 原発事故なんかながったら あの日の前さ戻らっちゃら

  何回も何回も繰り返す そだ事(ごど)出来ねいのは分’ってんのに

2 何が何だが分んねぃ この先どうなっかも分んねぃ

  分った事が一つある オラの野菜が売れなぐなった

3 ベクレル マイクロシーベルト セシウム134 137

  これまで知んにゃがったこの言葉 今じゃ毎日使ってる

4 オラのトマトにセシウムが 出だ日の事は忘らんにぇ

  あれがら一編に変わっただ 次々お客が離れでいった

5 百姓が一番辛いのは 野菜が売んにぇい事じゃねい

  作った物が誰がらも 嫌われる事が辛いんだ

6 「母ちゃん何で福島の 野菜を送って寄越すんだ

  自分の孫を殺す気か?!」 そこまで言われっとは思わながった

7 娘も息子も親戚も あれがら我家(わげい)さ来なぐなった

  電話の一本も寄越さねい そうだに福島 恐(おっかね)のがよ?

8 放射能の雲はどごまで行った 福島超えで行ったんだべな

  んだげんちょ福島の野菜だげ いづまで経ってもながなが売んにぇぃ
                                 

9 何でみんなで原発を 止めでくんちぇ って言わねいのがな

  これだげ福島で辛い事 山ほどあんのが分んねのがな

  ああ まだどっかで起ぎねばいいが・・・

 

(追記終わり)

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有機農業×自然エネルギー

ふくしまの農家が描くふくしまのこれから

 

全国のコミュニティ発信の自然エネルギーを取材する高橋真樹さんと、福島県三春町で自然エネルギーを広める取り組みを続ける有機農家の大河原伸さんが対談します!

【こんなテーマでお話しします】

・原発事故からもうすぐ5年。福島に住む人々のいま…

・コミュニティパワーで福島がここまで変わってきています!

・農業と自然エネルギーのコンビネーション:ソーラーシェアリングってなに?

・実際東北や福島で、自然エネルギーはどれくらい広がっているの?

 

会場は、とっても素敵な東京・西日暮里のカフェ、from a&eカフェ(フロマエカフェ)さん

 

普段からオーガニック・無/低農薬の食材をつかったお料理を楽しめるカフェさんですが、当日は特別に、大河原さんが福島で愛情をこめて育てた野菜をつかってお料理を提供してくださいます!大河原さんの野菜&お米の特別販売も予定。

定員が限られてますので、ぜひお早めにお申し込みください!

11月15日(日) 18:00~20:00 (17:30開場)

@東京・西日暮里『from a&e カフェ』(フロマエカフェ)  

会費:2,500円

☆大河原さんが育てた有機野菜を使ったフードとワンドリンクに加えて、大河原さんのクラウドファンディングへ500円の協力費が入っています。クラウドファンディングプロジェクトについては、このページの下部をご参照ください。

定員:20名(先着順)

参加をご希望の方は、参加人数とお名前をこちらのメールアドレスまでご連絡ください!

みなさんの参加、お待ちしております!

 

【プロフィール】

▶︎高橋真樹さん

ノンフィクションライター、編集者。世界60ヶ国以上をめぐりながら、持続可能な社会を目指して、取材、執筆活動を行っている。2015年の最新刊に『ご当地電力はじめました!』(岩波ジュニア新書)。その他の著書に『カラ―図解・原発と私たちの選択』(辻信一監修/大月書店)『自然エネルギー革命をはじめよう 地域でつくるみんなの電力』(大月書店)など。東京新聞には「広がる市民電力」などの連載を執筆。また、地域の自然エネルギーの取り組みを伝える「全国ご当地電力リポート」を連載中。

 

▶︎大河原伸さん  

30年ほど前から福島県田村市で有機農業を営む。2011年の原発事故後は、地域でとれた農産物・加工品の放射線量を測定し、数値を公表した上で商品を販売する「壱から屋」を起業し。その商品を届ける場所として、野菜やパンを売るコミュニティショップ「えすぺり」を2013年にオープン。クラウドファンディングサイトMotion Galleryにて、「えすぺり」に太陽光パネルを設置するプロジェクトを実施中。

 

福島県三春町の有機農家・大河原さんご夫婦が実施中の、クラウドファンディングプロジェクトのページ、のぞいていただけたでしょうか?11月5日時点ですでに70名近い方が参加してくれています。あなたもぜひ、福島を本気で変えたい、という三春町のご夫婦の思い、一読してみてください。

 

大河原さんご夫婦の取り組み、メディアでも続々取り上げていただいています!

日経テクノロジーさん 10/20 

オルタナSさん 10/26 

FUTURUSさん 11/4 

週刊金曜日さん 11/6日号

みなさん、引き続き応援よろしくお願いします!