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こんにちは、エネルギーチームの鈴木かずえです。

強度不足の疑いがある原発の検査を求めた署名、11月15日時点で、8,000名の方に署名いただき、毎日増え続ています!みなさんも、署名&シェア、お願いします。

「いますぐ検査を!」署名する >

グリーンピースの専門家が勉強会でお話しします

11月22日、この問題について、参議院議員会館で勉強会を開催します。

今回、発覚当初から本件に欧州で取り組んできたグリーンピース・ドイツのショーン・バーニーが、フランスでの欠陥発覚の経緯や、フランスの原子力規制当局の対応の詳細について話します。(グリーンピース・フランスは規制当局と電力会社との会合にも参加しています)

写真:今年3月、福島第一原発沖の放射線調査を行った際のショーン・バーニー。

さらに、金属材料学が専門の井野博満氏に強度不足のメカニズムやリスクについてお話していただきます。

これまでの原子力規制委員会の対応についても振り返ります。

たくさんの議員、秘書、市民、メディアのみなさんの参加をお待ちしています。ぜひお集まりください。

36名と定員が限られているのですが、先着順でどなたでもご参加いただけます。ご都合のあう方はぜひお越しください!

(満員の場合ご参加いただけない場合もございますがご容赦お願いします)

強度不足問題とは…

フランスで、日本のメーカーが供給した原子炉圧力容器、蒸気発生器といった非常に重要な機器の部材において、規格を上回る炭素濃度が認められ、強度不足のリスクのため、現在、原子炉を停止するなどして、詳細な調査・検査が行なわれています。

これを受けて、8月24日、日本の原子力規制委員会は、電力会社に対し、日本の原発で使用されている部材のメーカーや炭素濃度について報告を指示しました。10月31日、電力会社が、問題はないとする報告書を提出しています。

しかし仏放射線防護原子力安全研究所(IRSN)は、この強度不足により、破壊、炉心むき出しから溶融にまでつながるリスクを有すると警告しています。慎重な判断が求められます。

原発部品 強度不足問題 勉強会

日時: 11月22日(火)13:00-14:30 ※12:30 より通行証配布

場所: 参議院議員会館 B101会議室 

講師: ショーン・バーニー(グリーンピース・ドイツ 核問題シニアスペシャリスト)

発言:井野博満氏(東京大学名誉教授 工学博士 金属材料学)、阪上武氏(原子力規制を監視する市民の会) 他

共催:国際環境NGOグリーンピース・ジャパン/原子力規制を監視する市民の会

問い合わせ:国際環境NGOグリーンピース・ジャパン 鈴木かずえ 03-5338-9800(代表番号)


 

強度不足問題、こちらのブログでもご説明しています。

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