こんにちは。核/エネルギー担当の鈴木かずえです。

原発事故被害者と支援者などでつくる「原発事故被害者の救済を求める全国運動」では、原発事故被害者の救済をもとめて国会請願署名を集めてきました。

(グリーンピースも、「全国運動」の構成団体となっています)

署名で求めていた二つの要請事項のうちの一つ「賠償請求の時効問題を抜本的に解決するための特別立法を求めます」については、「原発事故の損害請求権の時効を10年に延長する特例法」という形で実現、国会に声が届きました!

被災当事者や弁護士さんたち、それを署名という形などで支えてきたひとりひとりのチカラが結実しました。すごい成果だと思います。

けれど、要請「原発事故子ども・被災者支援法の十分かつ具体的な施策の実施を求めます」については、前国会で「審議未了」となっています。

「全国運動」では、上記の要請についても国会で審議し、採決をしてほしいと考えています。

全国署名はすでに締め切り、これまで18万7,314筆が集まっています。

すでに11月12日に7万9,856筆分を国会に提出し、30人以上の国会議員に直接手渡しています。

ご協力くださいましたみなさま、どうもありがとうございました。

今回、1月28日(火)に、残りを提出します。

合わせて「1・28国会に声を届けようPart II 原発事故被害者の救済を求める全国集会」を開催します。

どなたでも参加できます。

原発事故被害者を救うはずの「子ども被災者支援法」の状況、全国で暮らす被災当事者の声を聴き、そして、いっしょに署名を提出しましょう。


 

日時:1月28日(火曜日) 11:00~13:30 (10:30頃から、衆議院第一議員会館ロビーで「通行証」を配布します。通行証をうけとって、多目的ホールまでお越しください。署名提出は12:10頃を予定しています)

場所:衆議院第一議員会館多目的ホール(地下鉄丸の内線「国会議事堂前」「永田町」からすぐ)

資料代:500円

プログラム

  1.原発事故被害の損害賠償について
    -時効問題
    -賠償をめぐる各地の状況


  2.子ども・被災者支援法はいま (江口智子弁護士)

  3.住宅支援はどうなっているか?~自治体ごとの現状~

  4.自治体からの発言

  5.帰還促進政策と支援法パッケージ (満田夏花さん)

12:10~署名提出

     あいさつ

     参加している被災者のみなさんから一言

     署名提出/国会議員からのあいさつ
12:50~

  6.被災当事者からの発言

  7・今後に向けた方向性

主催:原発事故被害者の救済を求める全国運動


■とめよう再稼働 署名にご協力を

いま、日本で発電中の原発はゼロ!
鹿児島県知事をはじめ、再稼働が考えられている原発の地元知事に、あなたの「ひとことメッセージ」をお届けします。

ぜひ、ご参加ください↓ (以下の画像をクリック)