グリーンピースの金繁です。

新事務局長に就任した佐藤潤一の挨拶パーティーを2月10日に都内で開き、サポーターさんをはじめ、ジャーナリストやNGO関係者ら約50名の方々がお越しくださいました。

佐藤は挨拶の席上、企業の調達方針を環境に意識した方向に変えていく「コーポレート・キャンペーン」活動を日本でも今年から展開していく、とあらためて強調しました。これは消費者のみなさまとともに環境問題の解決に導くもので、グリーンピースはこれまで多くの経験を重ねてきました。

最近、雑誌『Harvard Business Review(ハーバード・ビジネス・レビュー)』(ダイアモンド社刊、2月号)でこの一例が紹介されました。グリーンピースの呼びかけによる65,000通にのぼる消費者からのメールで、米アウトドアメーカーのティンバーランド社が南米アマゾンの熱帯雨林破壊につながる牛皮の調達方針を変えたというものです。

ティンバーランド社長兼CEOのジェフ・シュワーツ氏は、「みずからの主義主張に自分がどれほど忠実であるかを見直すよい機会」になったと振り返っています。

http://www.dhbr.net/magazine/article/201102_a03.html

気候変動・エネルギー問題や海洋生態系問題について、今年はみなさまにも参加していただけるコーポレート・キャンペーンを開始します。ぜひご期待ください。