こんにちは。核・エネルギー担当の鈴木かずえです。
参議院選挙が終わりました。
あなたが投票した候補者は当選しましたか?
その議員は、いわばあなたの「マイ議員」。
(残念ながら落選だったら、当選した議員を『マイ議員』ということにしてください)
マイ議員に電話して、あなたの実現してほしい政策をどんどん、リクエストしましょう。
参議院では都道府県ごとの選挙区の議員がより身近ですね。(選出議員がわからない方は「Yahoo みんなの政治」で調べることができます)
有権者(あなた)の地元議員への電話や手紙は、とても有効です。
「効果的なのは、国会議員それぞれに、大勢の皆さんがきちんとそれぞれのおもいを伝えること」とブログに書いている国会議員もいます。
グリーンピースも国会議員に要請書を届けたり、はたらきかけを行っていますが、それぞれの地元を持つ個々の議員を動かすのは、地元の有権者(あなた)です。
ひとりひとりの小さな行動の積み重ねで、社会は変わってきました。事実、地元有権者の電話や手紙によって、原発の再稼働に反対を表明するようになった議員もいます。
そう、まずは、マイ議員には「再稼働について、どう考えていますか?」と聞いてみませんか?
そして、国会で、再稼働を止めるために、また、脱原発のために行動することをお願いしませんか?
マイ議員の事務所に電話をするときの、伝わるかけ方5つのステップ
- 相手が出たら、まず「○○都・道・府・県の○○です」と名のります。あなたが投票した議員なら、それも伝えます。
- 「○○議員に伝えたいこと、聞きたいことがあり、電話しました」と伝えます。
- 伝えたいこと、聞きたいことを、ていねいに話します。
- 聴いてくれたことに対して、お礼を伝えます。
- 最後に、議員に伝えた後の結果を聞きたいので、また電話すると伝えます。→ ここ重要です。
電話はちょっと苦手…という方は、手書きのお手紙も効果的。地元有権者であることがよくわかるように、住所をはっきり、名前もていねいに書いて、封書を出してみましょう。
わからないこと、不安なことがあれば、どうぞお気軽にグリーンピースの鈴木かずえまでご連絡くださいい。
「議員が家まで説明しにきてくれた」
グリーンピースでは、これまでも、地元議員へ声を電話などで届けることを呼びかけてきました。以下、実際に電話をした方からいただいたご報告を紹介します。
「とりあえず受け付けてくれた。記録し、本人に伝えると言ってくれた。電話だけでなく、手紙も書こうと思います」(東京 R・Uさん 民主党議員事務所へ電話)
「じっくりと話はきいてくれた。議員は東京にいるので要望書を提出してほしいと言われた」(福岡 M・Iさん 自民党議員事務所へ電話)
「議員事務所への初めて電話した。問題提起することは有効だと思う」(東京 I・Kさん 自民党議員事務所へ電話)
「『よく分かりました。議員に伝えます』と言われた。その党の基本政策、その議員の政治姿勢について聞いてから電話するとよかったと思った」(長野 H・Sさん 民主党議員事務所へ電話)
「聞いた問題についての資料をもらえた」(東京 K・Sさん 自民党議員事務所へ電話)
「話しをよく聞いてくれた」(神奈川 N・Mさん みんなの党議員事務所へ電話)
「調べて連絡をくれると言ってくれた」(大阪 M・Iさん 公明党議員事務所へ電話)
「議員が家まできて説明してくれた」(匿名希望さん 自民党議員事務所へ電話)
つくろう!民主主義のスパイラル これほどたのしいことはない
一回や二回の選挙では、政治が変わるのはむずかしいかもしれません。
でも、この人、という候補者に投票して、当選したら、自分の意見を伝え、政治に反映させてもらう。反映させてもらえない議員なら、次は投票しない...
これを繰り返すことで、政治は変わっていきます。
でも、参加する人が少なければ、変化は遅くなってしまいますので、
投票に行く人を増やしましょう。
そのために、選挙のときも、そうでないときも、まわりに投票することをよびかけていきましょう。
「みんながなかよく、じぶんで、じぶんの国のことをやってゆくくらい、たのしいことはありません。これが民主主義というものです」と、第二次世界大戦の直後に使われた教科書「あたらしい憲法のはなし」(文部省)にあります。
たのしさ(民主主義)、広げましょう。