こんにちは、海洋生態系担当の田中です。
今週、海洋生態系チームは清泉インターナショナルスクールの7歳から8歳のクラスで出張授業を行いました。

まず、海洋生態系担当の花岡和佳男から、海で起きている問題についてお話しました。
その後、問題を理解し、解決策について考えるために、フィッシング・ゲームを行いました。

 

<フィッシング・ゲームのルール>

● 各チームがそれぞれの漁船に乗って漁に出ます。
● 1回の漁では、最多で2匹の魚を獲ることができます。
● 海の中で魚は子供を産み、自然の法則にそって数を増やします。
● 各漁船が順番に漁に出て、1番最初に魚を8匹獲ることを目指します。

【1回目のゲーム】

よーいどん、で始まったゲームでは、みんなが獲れるだけ魚を獲ろうとしました。
自然なサイクルを超えて魚が獲られてしまうので、海からどんどん魚は減っていきます。
そのことに気が付いたチームから「私たちは魚を獲らない」という声もでました。
でも、自分たちが獲らなくても、他のチームが獲ってしまいます。
我慢していても海からどんどん魚は減ってしまい、自分たちは魚を獲ることが出来ません。
遂に海から魚は一匹もいなくなってしまい、どのチームも目標の8匹魚を獲ることはできませんでした。
海の中は空っぽなのでどんなに待っても魚が増えることありません。

さて、こうならないために私たちは何ができるでしょう?

【2回目のゲーム】

今度は、漁に出る前に皆で「一回の漁につき獲って良い魚」の数を決めました。
そうすると、海の中ではどんどん魚が増え、無理なく魚を獲り続けることができました。
全チームが目標の8匹魚を獲ることが出来、海にはまだまだ魚がたくさん。
これからも漁を続けることが出来る状態です。

授業の後、生徒の皆さんからは

「海を守るために行動しなきゃ!」

「沢山獲りすぎてしまったり、無駄が多い方法で獲ってしまうことをやめよう」

「ルールを作ることとそれを守ることが大事。」

「バランスを考えながら魚を食べ続けたい!」

といったコメントが寄せられました。

人の生活が自然の恩恵を受けながら成り立っていること、生態系のことを考えながら魚を食べ続けていくことを、子どもたちは考えています。

彼女達が大人になったときに守るべき豊かな海と食卓の魚が残っているように、私たち大人は今、考え行動していかなければいけないと強く感じました。

★あなたの街にも伺います!

グリーンピース海洋生態系チームは、あなたの街・学校に伺い、海で起きている環境問題について最新情報をお伝えしています。

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★子ども達に豊かな海を残すために、今、できること

1. 環境に与える影響を考えて魚を選ぶ
グリーンピースは、日本でよく食べられている魚が減っているのか、乱獲されていないか一目でわかる便利なアプリを作りました。
スーパーや回転寿司店などでどの魚を買ったり食べたりすればいいか困ったときに、ぜひご活用ください。→こちら

2.スーパーマーケットに声を届ける
日本の食卓にのぼる魚の約7割はスーパーマーケットで購入されています。
いつも行くスーパーマーケットに「絶滅危惧種や乱獲された魚を取り扱わないで」という「お客様の声」を届けましょう。
グリーンピースのオンライン署名にご参加ください。→こちら