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水産庁、グリーンピースの海藻調査に反応

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-05-13

海洋生態系問題担当の花岡です。 グリーンピースが昨日発表した海藻調査の暫定結果 が、今朝(5月13日)の朝日新聞に掲載されました。高い数値が検出されたことはもちろんですが、この記事のもう一つの注目は「水産庁幹部」のコメント:「魚介類を優先してきたが、海藻の漁期を控え、調査を強化する。ただ、実際に市場に出回る養殖の海藻などを調べるのが目的で、浮遊物などを対象にしたグリーンピースの調査とは異なる」。 まず、グリーンピースの要請を受け、水産庁が海藻調査の強化...

グリーンピース・ジャパン海洋生態系問題担当が講演する「海から食卓へ広がる放射能汚染」

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-10-11

震災から7か月。 消費者の皆さんとグリーンピースが共に挙げた声 が、ようやく一つずつ形になりつつあります。 日本政府 水産庁:  これまで曖昧だった漁獲海域表示の徹底を通知 業界最大手AEON:  魚介類における放射性物質の自主検査を開始 日本政府や業界最大手企業は、なぜ今になって魚介類の放射能汚染対策へ踏み切ったのでしょうか。 政府や業界最大手企業は何で動いたの?どのように動いたの? ...

水産庁、東日本沖太平洋側で獲られる魚介類商品における産地表示の徹底を決定

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-10-06

こんにちは、海洋生態系問題を担当しています、花岡和佳男です。 市民が挙げた声が政府に1つ届きました! 水産庁が、ようやく東日本沖の太平洋側で獲られる魚介類商品のラベル上の産地表示について、「水揚げ港」ではなく「漁獲海域」の表示を徹底するよう求める通知を出しました ( 水産庁発表 ・ 読売新聞 ・ 朝日新聞 ・ 日経新聞 )。 これまで鮮魚商品の表示は、実際の漁獲海域の表示が困難な場合、水揚げ港や曖昧な海域(「太平洋」など)の表示でも良しとされていま...

茨城県日立市沖で獲られたエゾイソアイナメからも、国の暫定規制値を超える放射性セシウム --皆さんの声が必要です!――

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-09-06

日本政府は9月5日、茨城県日立市沖で採取されたエゾイソアイナメという海底にすむ魚から、国の暫定基準値を超える放射性セシウムが検出されたと発表しました。 福島第一原子力発電所から南におよそ100キロも離れた海で獲れた魚から国の暫定基準値を上回る放射性物質が確認されたことは、震災以降初めて のこと。また、 茨城県沖の海底に棲む魚から国の暫定基準値を上回る放射性物質が確認されたことも、初めて のことです。 茨城県では、本来ならば9月から主要漁業である底引き網...

魚介類流通にあたり、放射能汚染の数値と漁獲海域の表示を求める要請書を政府に提出。記者会見で海洋調査結果も発表。

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-08-09

こんにちは。海洋生態系問題担当の花岡です。 本日8月9日の午前中に、内閣総理大臣、農林水産大臣、内閣府特命担当大臣(消費者および食品安全担当)宛てに、緊急要請書を提出してきました。また正午からは衆議院第二議員会館で記者会見・院内ブリーフィングを行い、政府への要請内容の説明と、グリーンピースの海洋調査の結果を発表。そして、大手スーパーマーケットや消費者がとるべきアクションを提案しました。 記者会見の内容および要請書   ...

水産庁、海藻の放射線調査を強化

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-06-02

海洋生態系問題担当の花岡です。 グリーンピースが海洋調査の結果を発表し、放射能汚染が海面だけでなく海底にも広がっていることや、特に海藻から大量の放射性物質が検出されたことを示して から、1週間が過ぎました。この間、海への放射能汚染の問題を深刻視した複数のメディアが、 私たちの調査結果や、サンプリングの際に受け取った地域の漁師さん方の切実な願いを紹介 。また私たちの調査結果発表の翌日には 文部科学省が、気仙沼沖から銚子沖まで約300キロにわたる海底の土から、最...

海洋調査で出会った漁業関係者の方々の声

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-05-13

海洋生態系問題担当の花岡です。 グリーンピースが昨日発表した海藻調査の暫定結果 が、今朝(5月13日)の朝日新聞に掲載されました。この調査のためのサンプリングは、領海外では調査船「虹の戦士号」を用いて、また沿岸域では陸をベースとしたチームが、宮城県本吉町日門港から千葉県銚子市銚子港までの沿岸(警戒区域を除く)を縦断して、実施したものです。 訪れた漁港や海岸では、漁師さん、サーファー、建設調査ダイバー、趣味で釣りをする方など、海を愛するたくさんの方々にお...

細野豪志首相補佐官、グリーンピースの海藻調査に反応

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-05-13

海洋生態系問題担当の花岡です。 たったいま、東京電力本社で行われた政府・東京電力総合対策室の合同記者会見で、 グリーンピースが昨日発表した海藻調査の暫定結果 について細野豪志首相補佐官が見解を語りました。 その内容は以下のようなものです:   10000ベクレルという値はコウナゴでも出ているので、海藻から検出されることもありうると考えている。 海面近くで採取されたものからは、高い数値が検出される可能性もある。 ...

虹の戦士号 23人の仲間たち

ブログ宮地 大祐(ボランティアキャンペーンサポート担当) | 2011-05-08

【写真】海洋調査に参加した「虹の戦士号」の乗組員(C)Jeremy Sutton-Hibbert/Greenpeace こんにちは。 「海洋調査サポート」として虹の戦士号に乗船している宮地です。 「虹の戦士号」は3日間に渡る海洋調査を終えて東京湾内に停泊しています。 今回の調査結果は近日発表させていただく予定です。 日本政府に求めていた福島県沖日本領海内での底質、海水、海産物の調査の許可は下りず、許可対象内であった領海外(沖合22Kmより...

海底の土から、通常の100~1000倍の濃度の放射性物質を検出

ブログ花岡和佳男(海洋生態系問題担当) | 2011-05-04

海洋生態系問題担当の花岡です。 5月3日、東京電力は 福島第一原子力発電所近郊(福島県南相馬市‐原発から約15キロと、福島県樽葉町‐原発から約20キロ)の海底の土から、通常の100~1000倍の濃度の放射性物質を検出した と発表しました。 東京電力は「高い濃度だ。環境への影響は、魚介類を採取して分析、評価したい」とコメント。調査や発表が遅いだけでなく、この発言も相変わらず緊迫感に著しく欠けています。海面の流れに乗ることなく海の底に沈んでいる核種は、半減期が...

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