再生エネルギー法案Q&A | 国際環境NGOグリーンピース

再生可能エネルギー促進法案Q&A

記事 - 2011-07-01
脱原発か自然エネルギー推進かを左右する重要な「再生可能エネルギー促進法案」。 もっとよく知って、もっと広めませんか?

© Greenpeace / Hu Wei

Q. 「再生可能エネルギー促進法案」とは具体的にどう言う法律ですか?
A. 「再生可能エネルギー」で発電した電力を、発電した事業所や家庭にとってより有利な価格で、電力会社が継続的に買い取る仕組みを法律で定めるものです。
より安全で環境によいエネルギーを普及させようというのが目的です。

Q. この法案で言う「再生可能エネルギー」とはどんなものを指しますか?
A. 太陽光、風力、地熱、水力、バイオマスなど、自然の力を利用して繰り返し利用できるエネルギーのことです。
一方、従来発電に使用してきた石油や石炭、原子力などは1度使用すると再度発電には利用できないので、「再生可能エネルギー」にはあたりません。

Q. 電力会社は本当に発電した電力を、採算がとれる価格で買ってくれますか?
A. 「再生可能エネルギー促進法案」が成立すれば、電力会社は政府が決めた価格で、事業者や個人から、自然エネルギーで発電したすべての電力を買い取らなくてはならなくなります。


© Greenpeace / Zhiyong Fu

Q. どれくらいの価格で買ってもらえるのでしょう?
A. 太陽光発電は、2009年に始まった自己消費の余剰分を電力会社が買い取る制度を引き継ぎ、1Kw/h あたり42円です。
その他の発電については、現状では1Kw/h あたり、15円~20円くらいになる予定です。

Q. 太陽光発電が他の発電の2倍以上の価格で買い取られるのはなぜですか?
A. 太陽光発電は今のところ、初期投資が他の発電に比べてとても高額とされているためです。

Q. 今の国会で法案が成立したら、いつからこの制度が始まりますか?
A. 2012年のスタートを目指しています。


© Greenpeace / Chiaki Oshima

Q. この法案が成立しないとどうなりますか?
A. 自然エネルギーの普及が促進されないので、今までと同じように、電力会社だけが自分たちが決めた方法で発電し、私たちはその電力しか使えない状態が続きます。
ですので、電力会社が「原発で発電する」と決めたら、その電力を買うしかありません。

Q. 法案成立には、何が必要ですか?
A. 衆議院・参議院それぞれで過半数以上の賛成が必要です。
ですがまだ足りていませんので、国民が政治家に呼びかける必要があります。
グリーンピースでは、ツイッターを使って国会議員に呼びかけるプロジェクトを行っています。
ぜひご参加ください。

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