原発フリーの明日

2011年3月に起きた東日本大震災と東京電力福島第一原発事故は、私たちの生活のあり方や考え方を根本から変えました。福島原発事故は、日本政府、規制機関、そして原子力産業の失敗によって起きた「人災」といえます。世界各国の政府は、福島やチェルノブイリで起きた悲劇を二度と繰り返さないため、原子力産業の利益よりも人々の健康と安全を優先するべきです。

グリーンピースは、原子力発電という根本的に危険な技術を出来るだけ早く廃止し、安全で経済的にも将来性のある自然エネルギー中心の明日へシフトするため、下記のような具体的な活動を行っています。

原発フリーの明日に関するコンテンツ

 

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最新情報

 

地域も食もまもる自然エネルギー

ブログエネルギー担当 石川 | 2018-04-14

こんにちは。 桜が咲き、太陽の力を感じる季節がきました。私は、ここぞとばかりに日光浴の日々です。今日は、そんな 太陽の力で地域と食を守る活動 をされているグリーンピースのサポーターの井上保子さんを訪問したときのお話をみなさんにお伝えしたいと思います。 井上さんは、兵庫県宝塚市で宝塚すみれ発電所を「非営利型株式会社」として運営している自然エネルギー事業者でもあるんです。 「エネルギーをエネルギーだけで見ない」 と語る井上さんは、 ...

肺炎、気管支炎、花粉症…東京や大阪に忍び寄る大気汚染の影響は?

ブログエネルギーチーム | 2018-04-02

今年もまた、花粉症に悩まされていますか?(幸運にも)まだ花粉症でないというあなたも、家族や友達の誰かにはマスクやティッシュが手放せないという人がきっといるはずです。しかも東京、神奈川、愛知、千葉、大阪あたりにお住まいという方は? 残念なことに、特にこの辺りのエリアで、花粉症やもっと深刻な健康問題が、この先さらに悪化していく恐れがあります。スギやヒノキのせいだけではありません。実はエネルギー問題が関係しています。 拡大する石炭火力発電 ...

原発安全神話の現場から

ブログ金海 サポーター窓口 | 2018-03-11

福島県浪江町から避難中の堀川さん夫妻。 長年暮らしたご自宅も、仕事も、地域のコミュニティも失ったまま、もうすぐ7年が過ぎようとしています。 一方、町は全面積の8割を占める帰還困難区域を残したまま、2017年3月に沿岸の一部地域が避難指示解除となりました。2018年2月までに町に戻ったのは全町民の3%にとどまっていますが、町は2035年に全域の「復興」を目指しています。 事故が起きるまで、そして起きた後、隣町に原発をもつ浪江町の人々が原発に対してど...

帰還困難地域 - 事故7年目の我が家に帰る

ブログエネルギーチーム ショーン・バーニー | 2018-03-05

グリーンピースの放射線調査は、当事者からの話を聞くことから始めます。 今回は、帰還困難区域から兵庫県に避難している菅野みずえさんに聞きました。 菅野さんは、原発から 10 キロと離れていない双葉町でソーシャルワーカーをしていました。壊滅的な地震の中、なんとか浪江町の自宅にたどり着いた菅野さんは、地震や津波から逃れて避難をしてきた 25 人を自宅に受け入れました。 しかし、翌日やってきたガスマスク、防護服を身に着けた男性に「ここは危ない!何を...

ただ、ふつうの暮らしがしたかった

ブログエネルギーチーム | 2018-03-02

東京電力福島第一原発事故当時、生まれたばかりの乳児だった森松明希子さんの長女は、もう小学生になりました。福島県を出てからこの 7 年間、お父さんといっしょに暮らしたことがありません。 3 歳だった長男はお父さんっ子。月に一度、避難中の家族に会いに来たお父さんが福島県に帰るたび、寂しさと心細さで何度涙で枕を濡らしたかしれない 7 年間でした。    この 3 月、森松さんはスイス・ジュネーブで国連人権理事会の舞台にたつ決心をしました。  ...

除染しても下がらない —最新放射線調査(2017年調査)

ブログエネルギーチーム 鈴木かずえ | 2018-03-01

福島県飯舘村は、一部帰還困難区域をのぞいて、 2017 年 3 月に避難指示が解除されています。 グリーンピースは事故発生直後から放射線調査を継続してきましたが、 2015 年、 2016 年、 2017 年は飯舘村の民家について、詳細な調査を行ってきました。 2016 年は 7 軒、 2017 年はそのうちの 1 軒が解体されたため、残りの 6 軒のお宅にご協力いただき、放射線量の経年変化を比較しました。 政府は、飯舘村の除染は完了したとして、避難者の帰還...

『原発事故の写像ー浪江町と飯舘村における放射線調査』

出版物|2018-03-01 13:00

本報告書は、グリーンピース・ジャパンが2017年9月から10月にかけて、飯舘村、浪江町の避難指示が解除された地域、および浪江町の帰還困難区域で行った放射線調査結果をまとめたものです。民家や森、道路などで、合計数万カ所もの地点を測定しました。

Reflections in Fukushima: The Fukushima Daiichi Accident Seven Years On

出版物|2018-03-01 13:00

This comprehensive survey report by Greenpeace Japan in the towns of Iitate and Namie in Fukushima prefecture, including the exclusion zone, revealed radiation levels up to 100 times higher than the international limit for public exposure. The...

東京湾にも石炭火力発電所の影

ブログエネルギー担当 石川 | 2018-02-20

みなさんは、世界中が自然エネルギーへ転換しているなか、日本は逆の方向へ進んでいること、知っていましたか? その理由は、 石炭火力発電所の新規建設計画が40基以上もある からです。 横須賀に石炭火力発電所2基 石炭火力発電所建設予定地(現在の様子)出典:事業者説明会資料より この計画は、東京電力フュエルパワー(株)と中部電力(株)が合同出資してつくった株式会社JERAによって進められています。横須賀市久里浜(東京湾...

【勉強会のお知らせ】原発事故と人権侵害:国連人権理普遍的・定期的レビュー(UPR)福島原発事故関連の勧告の意義とは

ブログエネルギー担当 鈴木かずえ | 2018-02-19

2017年11月に、国連人権理事会作業部会で、日本に対する217もの勧告が各国から出されました。勧告のテーマは、死刑廃止、女性差別、移住労働者の権利、児童の権利など多岐に渡っています。 そのうち、 オーストリア、ポルトガル、ドイツ、メキシコは原発事故被災者対応について勧告 しています*1。日本政府は3月16日、国連人権理事会本会合(2月26日〜3月23日まで開催)で、受け入れについて態度表明をする予定です。 それに先立ち、 この ...

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