平和をまもる問題と解決策

問題点と解決策

問題点:

戦争は尊い人の命を大量に奪うだけでなく、自然環境にも取り返しのつかないダメージを残します。

戦争で油田の攻撃、原油の流出が起こると、黒煙が光をさえぎって海水温が下がったり、湿地が原油で覆われるなど、陸と海の生態系に甚大な被害を及ぼします。
実際、湾岸戦争では600もの油井(原油を掘る井戸)が攻撃のターゲットになりました。

また、核施設への爆撃、核兵器の使用は広範囲にわたる放射能汚染を引き起こします。

生き残った人たちも、電気、ガスや水、衛生設備が破壊された厳しい環境での生活を強いられることになります。

そして致死性が高い化学兵器は、人、家畜、そして野生動植物を死滅させ、地域社会全体を壊します。

戦争に使用される兵器の開発に、野外実験は不可欠です。
これまで世界で行われてきた核実験は2,000回以上。
実験地周辺暮らす人々は甲状腺がん、白血病、先天性異常などに苦しんでいます。

解決策:

グリーンピースは、国家や民族間の問題を武力では解決できないと考え、「非戦」を訴えつづけています。

具体的には、国連の総合協議資格を生かしたり各国への働きかけを通じて、世界的な軍備縮小・武装解除の枠組み作り、核不拡散条約(NPT)の法的拘束力、生物兵器禁止条約と化学兵器禁止条約の強化を求めています。

また、核兵器のない世界をめざして国や自治体が宣言する「核兵器のフリーゾーン」を拡げる活動に参加し、すでに地球上の50%以上の国や地域で実現しています。

エネルギー政策の転換を世界規模で提案し、自然エネルギーの利用をすすめることで、核兵器の開発につながる原子力発電と、国際関係を歪ませる原因になっている石油の奪い合いをなくす努力も進めて来ました。

そして、独創的なアイデアを生かした、市民による「戦争反対」の意思表示活動をし、イラク戦争の「NO WARぬりえピースプラカード」は4万人という記録的なデモ参加人数を集めるきっかけをつくり、ヒロシマ・ナガサキ60周年の「平和の羽プロジェクト」では世界156の国と地域から広島へメッセージを届けました。

トピックス