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YES & NO--星川淳グリーンピース・ジャパン事務局長余談

星川淳前事務局長ブログ

  • カムガエル8月

    投稿日 - 2009-08-15 20:14


    もうすぐ元(もと)がつきそうな麻生首相に「考えろ」と言われなくても、日本人なら国の来し方や行方に思いを
    馳せる8月――。日本語「考える」の原義は「カムガエル」(神返る)らしい。もちろんこれは○×明神とかではなく、アイヌ語のカムイと通じる“人間を含む
    森羅万象の内なる聖性/尊厳/働き”のこと。お盆だしね。

    ヒロシマとナガサキの64回目の原爆忌にちなんで、何かグリーンピース・ジャパンとして正式メッセー
    ジをとも思ったが(07年には下記を発表した)、残念ながら来年の核不拡散条約(NPT)再検討会議に向け... >詳細を読む

  • 海をめざす一滴

    投稿日 - 2009-07-24 17:56
    早めの夏休みを屋久島ですごした。

    見逃すと次は2035年9月2日まで26年待たなければいけない皆既日蝕も楽しみだったが、あいにくの雨天で太陽は拝めず(だれかの心がけが悪かったかな?)。日蝕そのものは見えないながら、白昼の闇に包まれるピークからふたたび明るくなるときのスピード感が印象的だった。日の出とちがい、すでに中天にかかってフルに輝いている太陽だから、月の覆いが少しでも外れはじめると光量の増え方が加速度的なのだろう。

    休暇の主眼は、人為の密林のような東京での事務局長職を離れて、ほぼ1年ぶ... >詳細を読む
  • Rock on!

    投稿日 - 2009-05-04 23:07
    忌野清志郎さんの訃報に接し、あらためてグリーンピースもロック魂に貫かれたNGOだと思う。

    RCサクセションの結成が1970年、グリーンピースの発足が71年。日本では全共闘運動の終息とともに「政治の季節」が幕を閉じたとされるが、世界ではむしろ既存権力への異議申し立てが環境や平和や人権の分野に広がっていった。非暴力に徹しながらも、問題提起には思いきりロックでパンクでエッジな方法を探り続けたグリーンピースは、その牽引役だったし、いまもそのスピリットは変わらない。

    ロック・ミュージックのroc... >詳細を読む
  • 二本目の釘

    投稿日 - 2009-03-22 9:50

    いよいよもって間が空きすぎ、ブログの名に値しなくなってきたが、ご容赦のほど。青森と東京と二つのオペレーションを維持し、佐藤・鈴木の公判前整理手続きも進みはじめて、心身ともにフル回転だ。4月には、いくつか参加型の新しい動きをスタートさせる予定。

    ここ数ヶ月で一番心に残ったのは、IWC(国際捕鯨委員会)などに出て日本の立場を説明する水産庁の交渉官・森下丈二氏が、米ロサンジェルス・タイムズ紙のインタビューに答えて口にした次の言葉。去年、グリーンピース・ジャパンの二人の職員が逮捕・起訴され、それに対し... >詳細を読む

  • 新年の夢枕

    投稿日 - 2009-02-01 9:45
    ●オバマ政権の目玉政策の一つは核廃絶だ。核問題専門サイトとして定評のある「核情報」の田窪雅文さんが、この政策の基礎となっている米政界4人の重鎮(キッシンジャー元国務長官+シュルツ元国務長官+ペリー元国防長官+ナン元上院軍事委員会委員長)の提言をもとに、オバマの米国と「核兵器のない世界」への見通しをパンフレット『核兵器全廃への新たな潮流――注目すべき米国政界重鎮の4人の証言』(原水爆禁止日本国民会議)にまとめた。米国の核の傘に頼る日本が、むしろ核廃絶のブレーキを踏んでしまう本末転倒は避けたい。申し込... >詳細を読む

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