検察がらみの椿事が続きます。

 

●検察はいつから外交も担当するようになったの?

(尖閣諸島事案は、沖縄基地の恒常化を狙って菅政権がアメリカと計り、菅政権が折れたという以外の見方は難しいと思うけど……)

 

●なんで大阪地検のデータ改ざんにそんなに驚くの?

(少しでも検察を相手にしたことがある人なら、牽強付会が検察の常道なのは常識でしょ。村木事案の本質は、春の小沢一郎(西松事件)に続いて夏の石井一(村木事件)を上げれば政権交代を阻止できると踏んだ勇み足にありそうだけど……)

 

グリーンピースのクジラ肉事件だって、2008年5月に私と佐藤が告発人として提出した、国営事業におけるクジラ肉横領の告発状と証拠のクジラ肉1箱を東京地方検察庁が受理してから、約1カ月後に佐藤と鈴木が逮捕されるまでの間、つまり東京地検が正式に横領を捜査していたはずの期間中に、嫌疑のかかった船員たちが乗り組む疑惑の調査捕鯨船団そのものが、北西太平洋での調査捕鯨に出航するのを許してしまいました。しかも、出航前夜には横領の事実を強く示唆する衝撃的な事件が起こっていたのに……。まずい物証はその航海中にすべて始末できたでしょうから、検察による証拠隠滅幇助ですね。

 

検察には、政権=公権力の守護者ではなく、本当の意味で公共の利益の守護者に徹するという民主司法の原点を学び直すこと(というか、はじめて学ぶのでしょうけど)を勧めます。