2004年4月から那覇防衛施設局が辺野古沖で進め始めたボーリング調査を止めてきている人々は、海上に出るための船を持っておらず、カヌーで海上に出て、沖に立てられたヤグラで座り込みを行ってきた。


基地建設目的の調査作業を進める”那覇防衛施設局”と”基地建設反対派”の常に緊迫した状況下で、2004年12月には、座り込みをしていた人々が防衛施設局が率いる作業船の上に突き落とされて、怪我人がでる事態が起きている。


こうした状況を「これ以上放っておけない、海のことは俺たちにも任せろ!」と辺野古近隣地区(宜野座、金武、石川)の海人が立ち上がり、座り込みを行う人々のために漁船を出すなどして、12月からこの阻止活動に加わり始めている。


調査作業が行われない今日、日曜日は、そうした海人の漁船が辺野古沖に集まって海上パレードを行った。