こんにちは。エネルギー担当の柏木です。

今日から4月。新生活が始まる方も多いのではないでしょうか?

エイプリルフールですが、今日は来年が楽しみになる、#ホントの話 をお伝えします。

 

1年後に、「電力自由化」スタート!!

来年4月、ちょうど1年後から日本の電力市場が完全に自由化されます。

いま日本では、一般の家庭と小規模事業者(コンビニ店舗や少人数オフィスなど)は、契約する電力会社を選ぶことができません。ところが、2016年4月から、自由に電力会社を選べるようになるんです。もちろん、乗り換えもOK!

私たちにとってのメリットは?

この「電力自由化」、私たちにとって、どんないいことがあるのでしょうか?

1)選択肢が増える

何よりも、今まで選択肢のなかった一般の消費者に、「選択肢が持てる」ということ。

どのような商品・サービスでも、A社とB社、それぞれの価格や品質を比較検討して、購入しますよね?企業の側も、自社が「選択」されるよう、より魅力的な商品開発や、営業をしたりと、努力を惜しみません。

電力の世界でも、同じようなことが起こるんです。

 

2)消費者が主役に

これまでひとつの電力会社がひとつの地域を独占していたため、どうしても消費者である私たちは”脇役”のような存在でした。

でも、これからは、「わたしたちが」電力会社を、主体的に選べるようになります。私たちの要望にも、もっともっと電力会社は聞く耳を持ってくれるかもしれません。

 

新しい電力会社、600社!選べる時代は目前に。

電力自由化により、新たに生まれる市場規模は7.5兆円と言われています。新しいビジネスチャンスに、たくさんの「新電力会社」が参入を表明しています。

その数、なんと600社近く(一覧は、こちら)。中には、自治体が電力事業に参入する動きも(詳しくはこちら)!

600社近い新電力会社のうち、どのくらいの企業が実際に事業を行うかは、まだ分かりません。でも、選択肢が増えることは確実です。電気代を払うことは、その電力会社の方針を応援することにつながります。

電力会社を選べる時代は、もう目前。あなたなら、どんな電力会社を応援しますか?

 

電気代下がるの?停電は?など、こちらのブログをご覧ください。