*昨年9月14日に「グリーンピース・ジャパン」と「THE PRESS JAPAN」の共催で、トークイベント「史上最悪のプロパガンダ~メーカー責任と原発広告~」を開催しました。その際に、「グリーンピース・ジャパン」と共にこのイベントを主催した「THE PRESS JAPAN」の名称を誤って「PRESS JAPAN」としておりました。お詫びとともに訂正いたします(2014年3月14日)。

 

みなさん、こんにちは。
サポーターサービスの佐藤大尚です。
昨年9月14日にグリーンピース・ジャパンとTHE PRESS JAPANの共催で、トークイベント「史上最悪のプロパガンダ~メーカー責任と原発広告~」を開催しました。
今回のイベントでは、元博報堂で現作家の本間龍さんをお招きして、原発の広告が40年にわたり私たちの日常生活にどれだけ知らず知らずのうちにとけこんでいたのかをご紹介いただきました。

3・11の前も原発に関心はありましたか?

冒頭は本間さんのこんな質問から始まりました。

「3・11の前も原発に関心はありましたか?
なんとなく、推進しちゃってもいいんじゃないかな、という空気がありませんでしたか?」

確かに、環境に深く興味のない友人たちはそのように思っていたように見えました。

「電気の1/3は原子力」
「原発は二酸化炭素を出さない」
「原発はリサイクルできる」
「原発は安い」
全て一度は聞いたことがあるフレーズだと思います。
特別な学校教育も受けていないのに、なぜみんなそう知っているのでしょう?

それは、「広告」によるところが大きいのではないでしょうか?

大量に存在していた「原発広告」

今回のイベントでは本間さんより3・11までは原発の広告がこれでもかという程、大量に存在していたことや原発事故が起こる度に、原発の広告費が増えていること、時代と共に広告手法やアピールポイントを変えていたこと、原発広告とは思わせずに目を引かせるが、実は原発の広告だったことなどを実際に掲載されていた広告と併せてご紹介いただきました。

グリーンピース・ジャパンがメーカー責任を追及している原子炉の製造メーカーである東芝や日立なども多くの広告を打ち、3・11まではメーカーのウェブサイトに保存されていたのですが、震災が起こるなりすぐに削除されてしまったそうです。

1975年8月27日朝日新聞
爆発したじゃん!と突っ込みたくなりますね。
「安全」を前提としたキャッチ

1981年6月18日読売新聞
1/3というのは全ての原発が同時にフル回転した場合。(今までに1度もありません)

1998年1月1日読売新聞
ただ単に正月に便乗しただけの広告
毎年1月1日には多くの原発広告がある。

 

原子力ポスターコンクール
分別が十分にはつかない小学生相手のコンクール

2011年2月22日日本経済新聞、同2月27日読売新聞
2011年6月11日東奥日報
東芝の広告。事故責任も併せて担ってほしい。

2011年6月11日東奥日報
福島事故を弁護するかのような広告。
3・11以後も地方紙では広告が出ています。

 

多くの質問――会場からは苦笑も

中には今では苦笑してしまうようなものもあり会場は笑いに包まれることもありましたが原発の広告は新聞やTVを通して、時にさりげなく時には大胆にPRしているのが分かりました。
こんな風に日常生活にとけこんだ原発PRが40年間も続いたら冒頭に本間さんが言ったように、なんとなく、原発はよいものだと思ってしまうのも無理はないと思いました。

初めて聞く原発の広告という内容からか、会場やUstでイベントをご覧になっていたから多くの質問が飛び出し2時間半では時間が足らいほど、盛り上がった会になりました。

来場した方からは
「初めて広告という形で原発をみた。」
「もっともっと掘り下げて聞いてみたい。」
「広告を見て呆れた、そして刷り込まれている自分がいた。」
という声を頂きました。

「史上最悪のプロバガンダ」第二弾決定!

それを受けたこともあり、原発プロパガンダ第2弾!として1月24日に新宿ロフトにてもう一度、本間さんとのトークイベントを開催することが決定いたしました。

以下のとおり開催いたしますので是非会場まで足をお運びください。
「広告」という視点から原発を斬るお話し、聞いてみたいと思いませんか?


  • 日時: 1月24日(金)19:00~(18:30開場)
  • 場所: 新宿ロフトプラスワン
  • 入場料: 800円(グリーンピースのサポーターの方は無料・要予約)
  • 予約方法:

    グリーンピースサポーター予約
    TEL: 03-5338-9800(担当:佐藤たいしょう)
    E-mail:

    一般予約(イベント会場のロフトのページよりご予約ください。)
    http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/reservation/reservation.php?show_number=191


■ボランティア募集
1月のイベントにむけて地方紙の新聞広告の検索をするボランティアを募集します。
①平日の日中に永田町駅もしくは国会議���堂駅(東京都)にお越しいただける方。(交通費支給)
②東北地方にお住まいで新聞をとっている方。
お手伝いいただける方は、以下までお願いします。

TEL: 03-5338-9800(担当:佐藤たいしょう)
E-mail:

■作家の本間龍さんより、
今回のイベント内でもご紹介されたものを含めた250点にものぼる原発広告をまとめ、戦後最大の原発プロパガンダにより、「安全幻想」はいかに植え付けられたのかを問う著書「原発広告」を発行されました。
多岐にわたる広告が収録され、原子力ムラの原発戦略まで触れているこの本は大変読み応えのある内容ですので是非お手に取ってみてください。
(ちなみに来場した方のほぼ全員が買って行かれました。)

「原発広告」
出版:亜紀書房
発売日: 2013/09/25
定価:1,680円