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こんにちは。エネルギー担当の石川です。

2016年冬、253人のサポーターの力で、「自然エネルギーの電気を広めたい!」という福島県のコミュニティカフェにソーラーパネルが設置されました。福島県三春町にあるコミュニティカフェ「えすぺり」の大河原さん夫婦が、福島県から自然エネルギーを広める新たな挑戦を始めたのは2016年1月でした。

えすぺり、じつは電力会社も乗り換えているとのこと、お店を運営している大河原さんをお伺いしてスイッチ体験談をお聞きしてきました。電力会社の乗り換えがまだの方はぜひ参考にしてください!

 

Q.どうして電力会社を乗り換えたんですか?

A. 東北電力は明確に原発をやめようとしていないから。

これまで契約していた東北電力は、女川原発の廃炉を決めてもいないし、できたらもう一度動かしたいのでは?という疑念もあったため、電力会社の乗り換えを決めました。

(グリーンピース補足:東北電力は、東通原発1号、女川原発2号の再稼働を申請しています。廃炉を決定した原子炉はありません)

 

Q.どうやって電力会社を決めたんですか?

A. 同じ電気を使うなら、気持ちよく使いたい。

福島県で電力を供給している須賀川ガスに切り替えました。ソーラーパネルの設置を行うなど、自然エネルギーを進めていることは明確だし、同じ電気を使うなら、気持ちよく使いたいと思い、決めました。

さらに嬉しかったのは、須賀川ガスは、電力事業以外にも酒屋や灯油の事業もしているため、切り替えの特典としてそのお店で使える商品券ももらえたこと。また、申込書類の送付が遅れてしまったにもかかわらず、丁寧な対応をしてくれて嬉しかったです。

須賀川ガスウェブサイトよりhttp://www.sukagawagas.co.jp/Templates/PDF/kousei.pdf

 

Q.電力会社の乗り換えは簡単でしたか?

A. 費用もかからず、思ったより簡単。

電話をしたら書類を送ってくれ、必要事項を記入して送り返すだけでした。もっと大変だと思っていましたが、割合簡単。まったく費用もかかりませんでした。また、切り替えを決める前には、料金のシミュレーションもしてくれて、どのくらい電気料金が削減できるかも事前にわかっていました。

 

写真:グリーンピース撮影

 

Q.乗り換えた今の心境は?

A. 停電などのトラブルもなく、不安なし。

東北電力よりも少しだけ安くなったうえ、停電などのトラブルなどもなし。契約時に、停電した場合の説明もしっかりあったので、今のところまったく不安はありません。須賀川ガスは福島県内でもソーラーのCMが多く、県民にとっては馴染みがあると思います。

 

<えすぺりの基本情報>

住居の状況:店舗

平均的な電気使用量:約440kWh / 月(直近1年間の平均)

契約アンペア:従量電灯C 10kVA

太陽光パネルの設置:あり

 

ソーラー発電の売電先と電気を買う先は別でもOK

たまに、「ソーラー発電の売電先が〇〇電力だから、電力会社を変えたくても◯◯電力の電気しか使えないのでは?」とのお問い合わせをいただきます。実際は、電気を売る会社と買う会社、それぞれ別の会社にもできます。

大河原さんの場合、えすぺりで使用する電気は須賀川ガスから買う電気、だけど「ソラライズふくしま」で設置したソーラーパネルの余剰電力(使用せずに余った電気)は東北電力に売電をしています。つまり、えすぺりで使用する電気会社と、電気を売る先の電気会社は別なのです。

電力会社の乗り換え自体はとっても簡単です! インターネットから申し込みできる会社や、電話や郵送など様々な方法から申し込みができますので、気になる電力会社にスイッチ方法を聞いてみてください。

 

スイッチした? 2分でできるアンケート実施中!

パワーシフト・キャンペーンと連携してグリーンピースでは現在、電気会社の乗り換えについてアンケートを実施しています(2017年9月18日まで)。乗り換えをした方も、していない方もこちらから、ぜひ体験談を共有してください。

 

大河原さん夫妻。えすぺりの前にて。ソーラークッカーも健在です!

 

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