こんにちは。核・エネルギー担当の鈴木かずえです。

 
7月15日、愛媛県にある四国電力の伊方原発について、再稼働適合審査書が決定されました。

「審査合格」、なんて書く報道もありますが、「合格」からは程遠く、これからまだ工事計画や運転ルールなどの審査があります。

伊方原発再稼働についてのパブリックコメントは3464件が寄せられたそうです。

パブコメを読むと、表記間違い指摘のような修正案以外は、ほとんどが再稼働批判の意見でした。がんばって書きましたよね…。(伊方原発の問題点についてはこちらのブログをご覧ください)

パブリックコメントでは、寄せられた意見に、原子力規制庁の「考え方」が示されています。
>>>こちら 

パブリックコメントへの原子力規制庁の「考え方」を読むと、パブコメひとつひとつについてよ~く検討した、というより、最初から「いや、わたしたちはこういう考えでやってますから」と、何を言われても、自分たちの考え方を繰り返して説明しているだけ…という感じを受けてしまいます。

でも、ここで「やっぱり、パブコメってやるだけムダ~」と思ってしまえば、それは原子力規制庁の思う壷。あくまでこの制度を利用していきましょう!

たとえば、自分の意見を探して、それに対する「考え方」だけでも読んで反論する。

原子力規制庁の「考え方」に納得できなければ、「反論」をメールで送ってみるとか。
報道に「反論を送ってみました」と報告すると、とりあげてくれるかも。

たとえば、ざっと全部に目を通して、説明会などでの追及に活用。

原子力規制庁がうまく反論できていないところとか、「考え方」を示すこと自体、避けているところもあります。MOX燃料のところとか、テロ対策のところとか。
説明会などの機会に、追及しましょう!

たとえば、愛媛県の県会議員に送ってみる。

「パブコメではこのような意見が出ています。それを原子力規制庁はこのように退けてしまっています。愛媛県民の命を預かるあなたは、どう考えますか?」
県議会でとりあげてくれれば、しめたものです。


 
P.S.
ところで、愛媛県議会では、伊方原発再稼働反対の請願も、推進の請願も「継続審査」になったとのこと。元愛媛県議会議員の阿部悦子さんはフェイスブックでの傍聴報告で、「国のお墨付きがでたところでゴーサイン」を出すのだろうと警告しています。政府官庁に地理的に近い首都圏の運動と、地元の運動がつながっていかなければと思います。でも、どうやって?

グリーンピースでは「YES!脱原発」というフェイスブックグループをたちあげて、それを模索しています。ぜひ、お立ち寄りください→「YES!脱原発」