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皆さんこんにちは、広報担当の土屋です。

生命の源である、母なる海。その海は静かに、確実に傷ついています。

漁業が大規模になり、魚を根こそぎ獲れるような技術が発展した結果、魚の数は減少し、太平洋クロマグロやニホンウナギなどは、絶滅が心配されています。

魚だけではなく、同じ海に生きるウミガメやイルカなどの動物たちも、漁業の網に一緒にかかってしまうことがあり、毎年何万という数が犠牲になっています。

グリーンピース サステナブルシーフード 一本釣り ツナ缶

そんな海が直面している問題に対し、解決策として海にやさしい方法でとられた「サステナブル・シーフード」というコンセプトが日本でも普及し始めています。

今回は、サステナブル・シーフードが日本にもっと広がることを願う、4人の方からの勇気がでる言葉をご紹介します。

木村麻紀さん:環境ジャーナリスト・SDGs.tv編集ディレクター

グリーンピース サステナブルシーフード

今、私たちの食卓に身近な多くの魚が、 過剰に獲られすぎたために絶滅の危機に直面しています。 絶滅しちゃうから食べるのをやめよう―というのは、 魚をこよなく愛してきた日本人にとってはちょっとツライ。 だからこそ、サステナブル・シーフードを選びませんか? 豊かな海と日本の食文化を、次の世代につなげるために。

 

松井 大輔さん:サステナブルシーフードレストランBLUE 代表

グリーンピース サステナブルシーフード BLUE 松井大輔

日本には世界に誇る食文化があり、それは豊かな水産物の恵みが基盤となっています。しかし、現在水産資源は減少傾向にあり、この素晴らしい文化の継承が危ぶまれています。こういった状況だからこそ、消費者である私たち一人一人の消費行動は非常に大切で、水産業全体を変革させ未来世代へ繋げる大きな力となり得ます。

 

末吉里花さん:一般社団法人エシカル協会代表理事

グリーンピース サステナブルシーフード エシカル 末吉里花

水産物は日本人にとって馴染みが深く、当然のようにいつでも食べられる無限な資源だと思ってきた。それが今、魚を含めた海の生き物たちが様々な観点から危機に瀕している。守れるのは、私たち人間だけだ。私たちが海で起きている問題を知れば、解決に導く方法を編み出せる。大切なのはまず知ること。そして行動すること。Be the change!


かわさきしゅんいちさん:絵本作家

グリーンピース サステナブルシーフード エシカル かわさきしゅんいち

ツナ缶を開き、塩胡椒をかける。アツアツのご飯にのせ卵をかける。無類のご馳走のできあがり! ツナの原料であるマグロの様な強力な捕食者も、最後は食べられることで世界の中に還ってく。 食べるって、いのちを奪うということではなく、少しの間借りること。生態系の一員の、ホモサピの役目は奪うだけ?

海を守れるのは、私たちひとり一人。

メッセージを読んでみて、いかがでしたか?私は、傷ついた海を守れるのは、私たち自身なのだと改めて気づかされました。

解決策の一つである「サステナブル・シーフード」は、世界では欧米を中心に広がりを見せています。例えば、漁のときに一緒にイルカなど、他の生きものを獲らないように工夫した漁法のツナ缶が売られていたりします。

それは、「サステナブルな魚がいい!」という消費者の声があったから。スーパーやメーカーが、より持続可能な商品を取り扱うよう、改善してきたのです。

魚食大国のここ日本でも、「サステナブル・シーフード」を専門に扱うレストランや、一般のスーパーでも商品が増えてきています。しかし、私たちグリーンピースが一般の人々にアンケートしたところ、日本ではまだ4.7%の人にしか知られていません[1]。

サステナブル・シーフードを日本で広める1人になりませんか?

まずやってみて欲しいのは、『頑固おやじのさすてな寿司クイズ』!一見怖そうな、でも海のことが大好きなおやじが握る、7貫のクイズに挑戦すると、海の生きものや、サステナブル・シーフードについて自然と詳しくなれます。正答数に応じて、おやじがあなたの未来予想図を占います!
ぜひ挑戦して、結果を周りの人にシェアしてください!

また、グリーンピースが主宰する海好きのためのグループ『I LOVE MY OCEAN』にぜひご参加を。海を守るチームから、イベントなどのご案内をさせていただきます!参加方法は、クイズに答えると、フォームが出てきます。

今なら、絵本作家かわさきしゅんいちさんの、特製イラストをプレゼント!
ぜひ、一緒に海を守る活動を広げていきましょう。

グリーンピース サステナブルシーフード クイズ 寿司

>>クイズに挑戦する<<

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[1]インターネット調査(2017年)


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