みなさん、こんにちは。
ボランティア担当の宮地です。

5月12日に練馬区で行われた「知りたい、海と魚のこと―放射能汚染、流通、漁業のいま―」(主催:お魚講座ねりま)に、グリーンピースで海の環境問題を担当している花岡が講師として登壇しました。

セミナーには、食に関しての本を出版されている方、千葉で漁師をしている方々など、いろいろな人に参加していただき、積極的な意見交換ができてとても有意義なセミナーとなりました。

みなさんから頂いた声で一番大きかったのは、食品の放射能汚染の事だけではなく、あまり知らなかった過剰漁業など海の環境破壊の問題にも話が及び大変勉強になった、という事でした。

また、グリーンピースが現在スーパーマーケットに対して、「持続可能な漁業で獲られた魚を売ってください」などと求めた活動を行っていることを受け、"買い物に行った際には、『お客様の声』を書いて、自分の声を届けていきます"という声も上がっていました。

私たちのセミナーを通じて、放射能汚染の問題だけではない海の環境破壊を知ってもらう事、そして一人一人が問題意識を持ち、声をあげ、そして多くの人に広めていくことが重要だと思っています。

知人に広め、自分の声をスーパーに届けることが、今私たち消費者にできる大きな活動になります。

今回は、消費者である参加者のみなさんから届いた、スーパーマーケットへのメッセージの一例を紹介させてもらいます。

 

「安心・安全な魚を食べたいので、しっかりした産地表示をお願いします。」
「お魚を購入する際には、もっと注意していこうと思いました。」
「産地表示などは分かりやすく(高齢者にも読めるように)安全性の確認は十分にお願いしたい」
「あなたの子ども、孫に食べさせても安心な魚を売ってください。」
「安心して長く買える、信頼できるスーパーを利用していきます。そういうスーパーになってください。」

ここで、紹介させてもらった消費者の声はあくまでも一例にすぎません。まだまだ、多くの声が集まってきています。

「1人の声の後ろには100人の消費者がついている」と、スーパーマーケット側は消費者の声を重く受け止めています。

1人でも多くの方の声をスーパーマーケットに届けることが、今、私たち消費者にできる一番の方法です。この活動が、豊かな海と、食卓に上る安全な魚、そして持続可能な漁業を次の世代の子どもたちに残すために大きな活動になります。

ぜひあなたの声も、いますぐ届けてください!