こんにちは、広報の関本です。
グリーンピース・ジャパンでは、「辺野古の新基地建設に反対したい」と考える人々の現地での活動を実現するため、希望者に沖縄までの交通費一部を支援する活動を始めました。

いま、沖縄・辺野古の海で、新基地のための埋め立て工事が再開されていることを知っていますか? 米軍キャンプ・シュワブ沿岸では、新基地建設に向けた作業が続き、2月1日には大型作業船によって数トン級のコンクリートブロックが6個、5日には少なくとも2個が海底に沈められたことが報道されています。

これに先立つ1月26日、翁長沖縄県知事は辺野古の海の埋め立て承認を検証する第三者委員会の設置を発表し、沖縄防衛局に対し、検証作業が終わるまで新基地建設のための調査を中断するよう要請したばかりです。それにもかかわらず、調査にともなう作業が海上で進められています。辺野古沿岸の海は世界最北にすむジュゴンの数少ない餌場であり、沖縄の人々にとってもかけがえのない海です。

辺野古の海を守るため、現地では、船やカヌーでの市民による抗議行動、10年以上続く陸上のテント村での座り込み、そしてキャンプ・シュワブのゲート前では工事車両を止めるため、昼夜を問わず、地元の人たち、日本各地から集まった人たちが抗議を続けています。

「人手が足りません、一人でも多く辺野古に来てください!」

2月4日、グリーンピースのボランティア登録者とメールマガジン読者の皆さまに辺野古での活動参加を呼びかけたところ、5日間で25件の応募と問い合わせがありました。どの方からも、「辺野古の美しい海を守りたい。抗議に参加して、地元の人々に協力したい」という、強い気持ちが伝わってきました。

1人が沖縄に行くには、片道航空券で約30,000円が必要です(例:東京-沖縄)。25件のお問い合わせの内5人が大学生などの学生さんで、「春休みを利用して辺野古を訪れて抗議に参加したい。できれば往復交通費を負担してほしい」と、ご相談を受けています。

1人でも、1日でも、1週間でも、多くの人が辺野古に行くために、
いま、みなさまのご協力が必要です。

「辺野古の貴重なサンゴ礁の海を守るため、地元の活動に協力したい」
「未来に辺野古の海を残したい。そのためには、いま、基地建設を止めなければいけない」

そんな思いを強く持つ、皆さまからのご寄付をお待ちしています。

【ご寄付・現地での活動以外にできること】
翁長雄志 沖縄県知事に「辺野古での新基地建設を止めてください」と応援メッセージを
知事公室秘書課 電話:098-866-2080
知事公室広報課 メール:

「辺野古での新基地建設を止めてください。市民への暴力的な行為を止めてください」と抗議メッセージを
海上保安庁 第11管区海上保安部 電話: 098-867-0118
沖縄防衛局 電話:098-921-8131

「大切なご支援ありがとうございます」
一人一人のご寄付が、政府や企業からの援助を受けずに、独立した調査とキャンペーン活動を可能にしています。ぜひ、グリーンピースをご寄付で支えてください。