こんにちは、キャンペーン担当の高田です。

またもや大手企業が大きな方針転換です!
世界中のファッションファンと一緒に、グリーンピースの「デトックス・ウォーター」キャンペーンがグローバルブランドを変えました。(注1)

今度は、若者に人気のファストファッション小売り大手H&M社が、「2020年までに有害化学物質の排出ゼロ」を実現すると9月19日に宣言(デトックス宣言)。(注2)

H&Mは、大手グローバルファッションブランドとして初めてデトックス宣言を行い、すでに同様の発表をしている世界3大スポーツブランドのプーマ、ナイキ、アディダスと肩を並べました。

H&Mのデトックス宣言のポイントは、
● 「遅くても」2020年までにH&M製品全般で有害化学物質の排出ゼロを達成をめざすこと
● 消費者の知る権利を尊重して、サプライヤー施設から排出されるすべての化学物質についての情報を公表するとし、最初のデータ公表を2012年末までに実施すること
● 具体的なアクションプランを8週間以内に発表すること

グリーンピースが8月に発表したレポート『ダーティーランドリー2』では、H&Mを含む世界的なスポーツ・衣料品ブランド15社の製品を検査した結果、78サンプル中52サンプルから有害化学物質(ノニルフェノールエトキシレート)を検出したことを発表しました(注3)。

H&Mは、河川などの水環境の汚染をなくし、衣料品をつくる人も、着る人も、気持ちよく過ごせる未来を実現すべく、2020年までのデトックス宣言をH&Mファンに約束しました。

世界規模でビジネスを展開するグローバルブランドには、そのパワーにふさわしい企業の社会的責任(CSR)があるとグリーンピースは考えます。

日本企業として唯一、このデトックスキャンペーンに参戦しているユニクロは、ライバル視するH&Mの2020年デトックス宣言をどのように見ているのでしょうか。
同社の担当の方によると、『危険化学物質の排出ゼロを目指す』とした8月12日の発表を実現すべく、具体的な取り組みが始まっているようです。
デトックスマッチ日本代表のユニクロからも、2020年デトックス宣言と具体的なアクションプランの発表を期待しています!

グリーンピースは、引き続き各社への働きかけを続け、各社からのアクションプランとその実行を注意深く見守っていきます。
引き続き、デトックスマッチにどうぞご注目ください。


注1:グリーンピースのプレスリリース(英語)

注2:H&Mのプレスリリース

注3: 『ダーティーランドリー2』とユニクロの発表について


(イメージ: キャンペーンに使用したバナー)