「原発事故のとき私のまちはどうなるの?」 SPEEDI緊急オンライン署名、すべて提出しました

 こんにちは、エネルギー担当の関根です。

 原発事故がおきたときの放射能拡散情報を提供してほしい、という文部科学省あての要請について行っていたオンライン署名、計3814筆を文部科学大臣に3月27日に提出したのをはじめ、原発のストレステストが進んでいる5県の知事に提出してきました。そして、最後に4月5日に福井県庁で福井県知事あての提出を終えました。

署名してくださったみなさま、ありがとうございました。

 政府は大飯原発の再稼働を急いでいますが、大事故が起こった場合の放射能拡散シミュレーションが防災や避難のためには不可欠です。

 大飯原発から30㎞圏内の地域のある滋賀県は、今年の3月上旬に文部科学省に対して、大飯原発が福島原発事故レベルの事故を起こした場合を想定したシミュレーションを要請していましたが、4月になった今もまだ文部科学省は提供・公開していません。

 原発の再稼働のまえに、技術的な安全はもちろんのこと、リスクの情報を私たち国民が十分に得て、その是非を判断することが不可欠です。グリーンピースではSPEEDIのシミュレーション公開を求めて引き続き国に働きかけを行っていきます。