事故が起これば、その被害は県境を越え、全国に広がることは福島原発事故の教訓から学びました。
© Jeremy Sutton-Hibbert / Greenpeace
一方で、原発に依存してきた福井県が、その再稼働を認めない決断をするには、全国からの支えと応援が必要です。
「福井Love 風船プロジェクト」では、2012年2月24日~3月16日の間、「再稼働を認めない福井県」を実現するために応援メッセージを募集し、1,649通ものメッセージをお寄せいただきました。
(インターネットで1,218通、3月11日に東京日比谷公園で行われたピースオンアースステージにて直筆で431通:計1,649通)
みなさまから頂いたメッセージは、2012年4月5日、西川福井県知事あてに安全環境部に提出いたしました。
ご参加いただいたみなさま、誠にありがとうございました。
© Jeremy Sutton-Hibbert / Greenpeace
また、お寄せいただいたメッセージの数に合わせ、2012年3月29日と30日に、大飯原発周辺から見つけた方に情報提供をお願いするメッセージを書いた紙風船1,500個を飛ばし、放射性物質の拡散予測調査を実施しました。(調査には、生分解性の材料を用いた和紙製の風船を使用しました。)
結果、原発から約370km離れた埼玉県久喜市や、約290km離れた群馬県多野郡など、31カ所で発見されました。
群馬県で風船を発見した女性は、「新潟で事故が起こった場合は、放射性物質が飛散してくると思っていたが、福井で事故が起こった場合も飛散の可能性があることがわかってびっくりした」と、発見した時の心境を語ってくださいました。
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