放射能汚染のない魚を

記事 - 2011-08-09
安全な魚を口にできるよう、みんなで呼びかけましょう!

そのお魚、放射能汚染されていませんか?

2011年9月~10月にグリーンピースが大手スーパー5社で調査を行ったところ、暫定規制値は超えないものの、放射能汚染された商品が広く販売されていたことを確認しました。

スーパーが、政府の顔色ではなく消費者の方向を向き運営していくことを、皆さんで応援しましょう
スーパーはお客様の要望を正しく把握しそれに適う商品を提供することで成長していきます。

方法は2つ

その1. ご近所のスーパーに向けて、ツイッターで呼びかけましょう

このボタンをクリックして、店名を入れるだけで完了です。
たくさんの方の声がツイッターで上がれば、きっと店長さんに届きます。
ご近所のスーパーにツイート→

その2. 店頭にある「お客様の声」用紙に、魚の放射線値検査とその結果表示、漁獲場所の表示を希望している事を書いて届けましょう
お店によっては、メールやファックス、電話で受け付けているところもあります。

スーパーを批判するのではなく、「○○な商品が欲しい」「○○な商品が売っていれば買いたい」といった「お客様の声」を、あなたの応援するスーパーや、変わってほしいスーパーに届け、成長をサポートしてください!」

安全な魚が買えるお店が分かったら、ツイッターで情報シェアを

ご近所のスーパーから「放射線値検査と結果表示の開始」や、「漁獲場所の表示開始」の回答が届いたら、ツイッターでつぶやいて知らせれば、より多くの方が安全な魚を口にできるようになります。

安心して買えるお店情報をツイート→

ぜひ、グリーンピースのTwitter @gpjtweetをフォローしてください。gpjTweetをフォロー

このプロジェクト開始後

  • 2011年10月、日本最大の魚介類小売企業AEONが、季節の魚であるサンマ、秋鮭、サバ、カツオの4種類において、放射性物質の自主検査を開始しました!
  • 2011年10月5日、水産庁が、「東日本沖の太平洋側で獲られる、魚介類商品の産地表示を『水揚げ港』ではなく『漁獲海域』に徹底するよう求める通知を出しました!
  • 水産庁が福島県と調整を行い、10月以降まで福島県沖での漁業を行わない事、モニタリングを 一層強化する事などにつながりました!

グリーンピースとみなさんの活動がいま、1つずつ実っています!

しかし水産庁の通知は・・・

  • 強制力がないため、産地偽装をしても罰則がない
  • 東日本沖の太平洋側に限定されている

という問題があります。

グリーンピースは引き続き大手スーパーと、

  • 暫定規制値よりも厳しい独自の流通基準の策定
  • 自主測定の実施
  • 漁獲海域及びベクレル数値の消費者への公表

に向けて対話をし、政府にも要請を続けて行きます。 おさかなを安心して食べられるように、そして地域の漁業復興を支えるために、一層みなさんで声をあげて、変えて行きましょう!

なぜ呼びかけが必要なの?
農林水産省が「水産物の放射性物質調査」の結果を公表しているものの

  • 店頭に並ぶ魚介類には、農林水産省の「水産物の放射性物質調査」に含まれていない種や、調査結果公表日がかなり前のものも多くみられる
  • 農林水産省の「水産物の放射性物質調査」は身の部分しか検査していない
    (サンマやイカなど、店頭に並ぶ魚介類には頭や骨や内臓や皮がついている商品も多い)
  • 事故から半年が経とうとしている今も、「暫定規制値」が適用されている
  • 水産庁の漁獲海域表示の通知に強制力がないため、産地偽装をしても罰則がなく、また、東日本沖の太平洋側に限定されている

など、様々な問題があります。

この様な状況の中で、消費者が安全な魚を口にできるかどうかは、最大の流通経路であり消費者に最も近い位置にある大手スーパーの取り組みにかかっています。

放射線調査結果、政府への要請はこちらでご覧ください >>

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