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11万6000人の底力

ブログjun | 2007-10-10

今回の沖縄で心に残ったもの。 まず、沖縄市のすぐ地先、しかも殺風景な堤防の内側に広がるサンゴ(ヒメマツミドリイシ)の大群落。次に、辺野古の米軍キャンプシュワブ沖に浮かんだ長島から見下ろす大浦湾のみごとなリーフ(ユビエダハマサンゴが主体)と、辺野古の座り込みキャンプに陣取る男女長老たちの存在感。そして9月30日、高校教科書「集団自決」検定問題をめぐる県民大会に集まった11万6000人の底力――。 エスペランサ号の一般公開レセプションがあって、県民大会には...

だいじょうぶノーベル平和賞?

ブログjun | 2010-10-04

NHKが今夜(10月3日)、NHKスペシャルの枠でスクープドキュメント『“核”を求めた日本――被爆国の知られざる真実』を放映した。 http://www.nhk.or.jp/special/onair/101003.html   1960年代後半、佐藤栄作政権が非核三原則を国是化する裏で、中国の核保有に対抗して日本も核武装する構想が、ドイツとの秘密協議もまじえながら進んでいた。長いあいだの疑惑に、ようやく証言と証拠が出てきたことを歓迎したいし、NHK取材班の...

だいじょうぶ検察?

ブログjun | 2010-09-25

検察がらみの椿事が続きます。   ●検察はいつから外交も担当するようになったの? (尖閣諸島事案は、沖縄基地の恒常化を狙って菅政権がアメリカと計り、菅政権が折れたという以外の見方は難しいと思うけど……)   ●なんで大阪地検のデータ改ざんにそんなに驚くの? (少しでも検察を相手にしたことがある人なら、牽強付会が検察の常道なのは常識でしょ。村木事案の本質は、春の小沢一郎(西松事件)に続いて夏の石井一(村木事件)を上げれば政権交代を阻止...

クジラ肉裁判判決を受けて

ブログjun | 2010-09-09

グリーンピース・ジャパンのサイトや報道などでご存知のとおり、9月6日の青森地裁判決は懲役1年、執行猶予年の有罪を言い渡す不当なものだったため、佐藤と鈴木は即日控訴しました。 日本の司法の限界を示す残念な結果でしたが、控訴プロセスとともに、国際人権規約の第一選択議定書(国連に対する個人通報制度)を批准する国内手続きも進みそうなので、"人権の秘境"状態に風穴を開けることができるかもしれません。 下記に昨日配信のメールマガジン「GREENPEACER」の関連部分を引用...

ラストスパートへ!

ブログjun | 2010-08-03

IWCアガディール総会(モロッコ)や参院選の結果など、このかんに取り上げたいことはたくさんあったが、事務局長という名の用務員はあいかわらずあれこれと手一杯で、ブログを更新できなかった。そうこうしているうちに、退任挨拶を公表する時期が来てしまった。 http://www.greenpeace.or.jp/info/notice 冒頭に述べるとおり、当初から5年をめやすとしていたので、部内では昨秋に周知していた。ここまで自分なりに力を尽くしてきて、...

参院選候補に辺野古アンケート!

ブログjun | 2010-07-07

私はグリーンピース・ジャパン事務局長として、ジュゴンの棲む辺野古の海を守るために日米NGOが連携するJUCON (Japan-US Citizens for Okinawa)と、沖縄での9万人県民大会に合わせて東京で1200人の「NO BASE OKINAWA」キャンドル人文字を成功させた「沖縄に基地はいらない 全国同時アクションTokyo」に参加してきましたが、この2つのネットワークとWORLD PEACE NOWが共同で、参院選の全立候補者(選挙区・比例区)を対...

クジラ肉裁判、結審!

ブログjun | 2010-06-12

(6月9日配信のメールマガジンGREENPEACER最新号巻頭言に加筆)http://www.greenpeace.or.jp/info/mail/mailmagazine_html   調査捕鯨船団での組織的なクジラ肉横領を東京地検に告発してから2年あまり、6月8日に青森地方裁判所でグリーンピース・ジャパンの佐藤潤一と鈴木徹の公判が結審を迎えました。   裁判官が「表現の自由」と並んで「横領の有無」を論点に含めたにもかかわらず、検察官は論告求刑のな...

戦犯3人は辞めないの?

ブログjun | 2010-06-04

鳩山退陣の原因が、普天間問題で、沖縄を含む自国の民意ではなく米国政府および軍部の要求を呑んだことだったのだから、その自滅の道を露払いした3閣僚、つまり岡田外相と北沢防衛相談と平野官房長官が辞任しないのはおかしい。   そしてもちろん、そうやって無理やり結んだ日米合意は白紙に戻すべきであり、辺野古への基地建設も改めて白紙撤回するのが当然だ。

鳩山の弱音

ブログjun | 2010-05-05

鳩山首相が沖縄で、ついに本音(弱音?)を吐いた。しかし、民意は絶対についていくまい。埋め立てだって桟橋方式だって、太陽光を遮られればサンゴをはじめ海洋生態系は壊滅する。 基地や核関連施設などに関しては、住民側はNIMBY(Not In My Back Yard=「うちの裏庭にはイヤ!」を貫き通すだけでいいのだと思う。これは正しい「地域エゴ」であって、どこも受け入れなければ、その政策なり方針なりが間違っていることを示せる。 ...

マンデラ釈放20周年

ブログjun | 2010-02-14

2月13日(土)夜に行われた、グリーン・プレスクラブ主催のシンポジウム「検察とメディア、そして市民社会」は、(物理的・ロジ的には)小さく生んで(会場からTwitterやUstreamで発信してもらって)大きく育てる新しい試みだった。集客力のある上杉隆さんの参加も手伝って、かなりおもしろい展開になったのではないか。パネリストの上杉さん、オルタナの森さん、Our-Planet TVの白石さんと語り合い、そのあと何人かの参加者や裏方関係者ともしゃべってみて、やっぱりTwit...

J-WAVEインタビュー

ブログjun | 2010-01-09

J-WAVEの番組Jam the Worldの Cutting Edgeというコーナーでインタビューを受けた。   南極海でシーシェパード(以下、SS)と捕鯨船団が衝突した問題にコメントを求められたが、全然関係のないグリーンピース・ジャパンに聞かれても困るというのが正直な感想。そもそも事実関係そのものが、かたや水産庁、かたやSSの報告だけでは客観性に乏しい。暴力的な応酬では問題がこじれるばかりだ。   世界で一国だけ、クジラ保護区(サンクチュア...

『冬の兵士』と『熱帯の氷河』

ブログjun | 2009-12-21

年が改まる前にぜひご紹介したい本が2冊。 ●『冬の兵士――イラク・アフガン帰還米兵が語る戦場の真実』 反戦イラク帰還兵の会+アーロン・グランツ著/TUP訳(岩波書店、1900円+税) http://www.iwanami.co.jp/cgi-bin/isearch?isbn=ISBN978-4-00-024651-4 副題どおり、9.11事件に逆上したブッシュ政権による大義なき2つの戦争に駆り出された米軍兵士たち自身が、魂の...

続:辺野古の基地建設は不可能・不必要!?

ブログjun | 2009-12-15

ジュゴン訴訟についてまとまった記載がないか探したら、12月11日付の琉球新報にこんな新しい展開が報じられていた。前回ご紹介したとおり、現在は米国の文化財保護法にあたる法律に訴えて、第一審の中間判決で辺野古に基地を建設するのは違法との判断を引き出しているのだが、もっと拘束力の強い「種の保存法」での新たな提訴を準備中だという。そして、鳩山首相もこの訴訟の行方を意識しているらしい。 ▼「種の保存法で新訴訟 ジュゴン保護で環境法律家連盟」 ...

辺野古の基地建設は不可能・不必要!?

ブログjun | 2009-12-06

12月2日(水)、国会議員会館で決定的に重要な緊急院内勉強会が開かれた。沖縄の人びとと環境派弁護士たちが米国で、国防長官を相手どって起こしたいわゆる「沖縄ジュゴン訴訟」(英語では提訴当時の国防長官名を残してDugong vs Rumsfeld caseと呼ばれる)の現状報告だ。 核心部分だけ要約すると、すでに米国内法(ジュゴンを天然記念物に含む米国文化財保護法)に照らして建設を違法とする第一審(連邦地裁)中間判決が言い渡されており、現在は最終判決待ち。米政府...

無償医療は社会主義?

ブログjun | 2007-09-11

映画館のない屋久島では新作映画を見る機会がなかった。どうしても観たい場合は家族で鹿児島市へ船旅をするわけだが(たかが映画で飛行機は高すぎる)、勇んで観に行った映画がガラガラということも多く、自分たちの感覚と世の中(とくに地方都市)の関心がズレているのを思い知らされたものだ。 今月のおすすめはマイケル・ムーアの『シッコ』(SiCKO)。市場原理主義に乗った医療民営化の行きつく先を、米国の悲喜劇的な事例で描き出していて、いままさにそれを後追いしつつある日本の医療...

カムガエル8月

ブログjun | 2009-08-15

もうすぐ元(もと)がつきそうな麻生首相に「考えろ」と言われなくても、日本人なら国の来し方や行方に思いを 馳せる8月――。日本語「考える」の原義は「カムガエル」(神返る)らしい。もちろんこれは○×明神とかではなく、アイヌ語のカムイと通じる“人間を含む 森羅万象の内なる聖性/尊厳/働き”のこと。お盆だしね。 ヒロシマとナガサキの64回目の原爆忌にちなんで、何かグリーンピース・ジャパンとして正式メッセー ジをとも思ったが(07年には下記を発表した)、残念ながら来...

Rock on!

ブログjun | 2009-05-04

忌野清志郎さんの訃報に接し、あらためてグリーンピースもロック魂に貫かれたNGOだと思う。 RCサクセションの結成が1970年、グリーンピースの発足が71年。日本では全共闘運動の終息とともに「政治の季節」が幕を閉じたとされるが、世界ではむしろ既存権力への異議申し立てが環境や平和や人権の分野に広がっていった。非暴力に徹しながらも、問題提起には思いきりロックでパンクでエッジな方法を探り続けたグリーンピースは、その牽引役だったし、いまもそのスピリットは変わらない。...

二本目の釘

ブログjun | 2009-03-22

いよいよもって間が空きすぎ、ブログの名に値しなくなってきたが、ご容赦のほど。青森と東京と二つのオペレーションを維持し、佐藤・鈴木の公判前整理手続きも進みはじめて、心身ともにフル回転だ。4月には、いくつか参加型の新しい動きをスタートさせる予定。 ここ数ヶ月で一番心に残ったのは、IWC(国際捕鯨委員会)などに出て日本の立場を説明する水産庁の交渉官・森下丈二氏が、米ロサンジェルス・タイムズ紙のインタビューに答えて口にした次の言葉。去年、グリーンピース・ジャパンの二人...

新年の夢枕

ブログjun | 2009-02-01

●オバマ政権の目玉政策の一つは核廃絶だ。核問題専門サイトとして定評のある「核情報」の田窪雅文さんが、この政策の基礎となっている米政界4人の重鎮(キッシンジャー元国務長官+シュルツ元国務長官+ペリー元国防長官+ナン元上院軍事委員会委員長)の提言をもとに、オバマの米国と「核兵器のない世界」への見通しをパンフレット『核兵器全廃への新たな潮流――注目すべき米国政界重鎮の4人の証言』(原水爆禁止日本国民会議)にまとめた。米国の核の傘に頼る日本が、むしろ核廃絶のブレーキを踏んでし...

チャールズ皇太子との立ち話

ブログjun | 2008-10-29

来日中のチャールズ皇太子とお会いした。英国大使館主催のレセプションに招かれたのだが、NGO市民セクターからは私と日本有機農業研究会の久保田裕子理事だけが参加していたようだ。日本の市民社会の代表というよりは、若いころから環境問題への関心が深く、自分でも有機農園を経営する皇太子の関心に添った人選かもしれない。とにかく、英国王室が「テロリスト」を招くはずがないので、公安・検察・政財界・マスコミの方々も早く認識を改めてほしい。 チャールズ皇太子が筋金入りの環境派である...

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