2010年までのブログ
グリーンピース日本事務所スタッフブログ
グリーンピースの活動最新情報
こんにちは。 農林水産省が3月6日から、遺伝子組み換えカイコ(GMカイコ)を隔離飼育区画で使用することについて、パブリックコメントの募集が始まりました。締切りは4月4日(金)までです。 このGMカイコは、光るオワンクラゲの緑色蛍光タンパク質の遺伝子を組み込み、光る絹糸をつくります。2008年には、この糸でウエディングドレスが試作されたそうですが、光る遺伝子組み換えのウエディングドレスを着たい人は本当にいるのでしょうか…。 審査では、野生動植物に影響を与えない(生...
こんにちは。 昨日、3月18日は、ネオニコチノイド系農薬クロチアニジンの残留基準の緩和について検討していた厚生労働省の部会*1が開催され、傍聴にいってきました。この日の部会では、 クロチアニジンの残留基準が再審議 となるという、重要な発表がありました。 ★ 残留基準は再審議に ホウレンソウやカブの葉への残留農薬の基準値を40ppmという高い数値まで認める提案がなされていたクロチアニジンの残留基準について、今日の部会では...
こんにちは、気候変動・エネルギー担当の高田です。 すっかり春らしくなってきましたね(花粉症の方には、つらい季節ですが…)。 昨日、横浜で開幕した国連の「気候変動」についての国際会議に参加しています。 (写真:IPCC総会の開幕で挨拶する石原環境大臣 (c)Greenpeace) ■ IPCCとは? 正式名称を「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第5次評価報告書第2作業部会および第38回総会」というとんでもなく長い名前のこの...
こんにちは、インターンの新野です。 これまで人道支援を専門として国連機関など世界各地で活動してきましたが、グリーンピースで短期インターンとして活動しています。 (写真: 井戸川さんの話を聞く海外からのゲスト © Greenpeace / Alex Yallop) 「福島の証言」を聞きに、海外からのゲストとともに福島へ 福島第一原発事故から3年。 政府は福島を忘れさせようとしています。 そんな中、被災者の方々がいまどのような状況にあるのか――。...
こんにちは、気候変動・エネルギー担当の高田です。横浜で開かれていた気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が今日閉幕し、気候変動による人や環境への影響についての新しい報告書が公表されました。ほぼ6年おきに発表されるIPCC報告書。地球の気温上昇(温暖化)や気候変動の基本的なことについて、一緒に考えてみませんか? ■温暖化のしくみは? 地球がたくさんの命が息づく「生命の星」であるのは、地球の平均気温が暑すぎず寒すぎない気温(約15度)だから。これは、太陽と地球...
こんにちは。 ネオニコチノイド系農薬クロチアニジンの残留基準を緩和しないで、と訴える署名12,739筆とメッセージを、今日農林水産省にも提出してきました。 また、この基準緩和に関して厚生労働省が募集し、1657件あつまったパブリックコメントをグリーンピースが情報開示請求を行って入手したところ、ミツバチへの影響を心配する意見も多かったことから、このパブリックコメントの写しも農林水産省に提出しました。 パブコメの内容は、基準緩和への反対が1656、賛成は...
こんにちは 今日、国会でもネオニコチノイド系農薬の問題が議論されました。 参議院の厚生労働委員会で、福島みずほ議員(社民党)から質問があり、農林水産省や厚生労働省の答弁がありました。議論の中から主なやりとりをご紹介します。 議 員 (福島みずほ参議院議員) 農林水産省 (大臣官房審議官) 厚生労働省 (医薬品食品局食品安全部長) 議員: ...
こんにちは。 ネオニコチノイド系農薬の規制は、ヨーロッパだけでなく、アジアでも始まっています。 韓国の農村振興庁は、ヨーロッパで昨年12月から暫定的(2年間)に使用が制限されているネオニコチノイド系農薬3種(チアメトキサム、クロチアニジン、イミダクロプリド)について、EUの評価が完了するまで、国内の新規および変更登録を、今年の2月から制限する、と発表しています。 また、使用に関しても、韓国で昨年6月から半年かけてミツバチのリスクの再評価を行...
こんにちは。核・エネルギー担当の鈴木かずえです。 鹿児島と言えば、サツマイモに、桜島、おはら節に、西郷さん。 それに、川内原発があります。 ちなみにくまモンの熊本県は、水俣市が40キロ圏内に入ります。 国の原子力規制委員会が、川内原発を再稼働に向けての審査の“優先原発”に選んで、最も再稼働に近い原発と報道されています。 でも、止めておくべきです。 理由1 日本で最も大きい活断層の中央構造線が近くまで伸び...
こんにちは。 先月3月18日、オランダ議会は、 すべてのネオニコチノイド系農薬の使用を暫定的に全面禁止する 議案を賛成多数で可決しました。 これは、議会が政府(農務大臣)に対し、すべてのネオニコチノイド系農薬および、類似の性質をもつフィプロニルの農地および家庭での使用と、販売の暫定的な禁止を求めたものです。同時に、ネオニコチノイド系農薬に類似の性質を持つ フィプロニルの使用の全面禁止も 求めています。 その期間の決め方も特徴的で、 「...
こんにちは、気候変動・エネルギー担当の高田です。東京では桜が終わり、ケヤキの新緑がすがすがしい頃ですね。 4月11日、安倍政権は新しい「エネルギー基本計画」を閣議決定しました。この先約20年、どのエネルギーをどれくらい使っていこうかを示すもので、日本のエネルギー政策の基本となるものです。 電力会社と原発産業のための「経営支援基本計画」? 東京電力の福島原発事故後、初めての改定で、世界的にも注目されていたのですが、驚くことに、原発を『重...
こんにちは。 春野菜のおいしい季節になってきましたね。 みなさんは、野菜や果物にどれくらい農薬がついているんだろう、と考えてみたことありますか? 【意外と知らない残留農薬】 自治体や農林水産省などでは、定期的に残留農薬の調査結果を発表しています。 でも大抵の場合、農薬の残留基準(農産物に残っていてもいいと政府が決めている量)を超えていなければ、「超えていない」ということしか発表されません。 「どれくらいの農薬が残っているのか」(数値)は、ほとんど公表されていな...
消えるハチ “国連食糧農業機関(FAO)の試算によれば、世界の食糧の90%を占める作物約100種のうち約2/3以上がミツバチの花粉交配に頼っている。” ※出典:レポート「消えるハチ」日本語版(2014年4月18日) “米国では 2006年以降、飼育ミツバチの巣の30~40%が失われた。” ※出典:レポート「消えるハチ」日本語版(2014年4月18日) “世界的に、虫による授粉に頼る農作物の作付けは増加してい...
みなさん、こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 今日は、夏の土用丑の日まであとちょうど100日という節目です。 100日後に子どもたちと一緒にきちんと夏の土用丑を迎えることができるために、この節目を機にウナギの問題についてまとめます。 1.日本で消費されているウナギの99%は絶滅危惧種 古くから夏の土用丑の定番食として専門店で親しまれてきたウナギは、スーパーなどで薄利多売されるようになると生存数が一気に激減しました。 ...
こんにちは。核/エネルギー担当の鈴木かずえです。 アメリカだったら、原発停止? アメリカでは、原発事故に対して、有効な防災計画がなければ、原子力規制委員会が、原発の運転を止めさせることができます。 日本の原子力規制委員会は自治体がつくる原子力防災計画が有効かどうかも、見てくれません。 メルトダウンまで20 分、避難時間は2 日半!? メルトダウンまで20分(※)しかないのに、避難指示が出るのは「全面緊急事態...
みなさんこんにちは。 先週末に行われた、アースデイ東京2014にブース出展してきました。 当日は少し肌寒かったのですが、会場となった代々木公園は、その冷え込みに負けないくらいの熱気に包まれていました。 僕たちのブースでは、6名のボランティアさんと共に、「あなたにとって身近な野菜はなんですか?」とアンケート調査及びネオ二コチノイド系農薬の問題の周知・拡散をしていきました。 (開票結果は こちら から。) アンケートを集めた目的は、今後おこな...
みなさん、こんにちは。 こんどは、カナダで、中小規模の農家の全国的な連合組織National Farmers Union(NFU) 注1が、ネオニコチノイド系農薬の使用に5年間のモラトリアム(一時停止)を求める提言をカナダ連邦政府上院の農林常任委員会にあてに提出しました。 農林常任委員会は、カナダの農業におけるミツバチと蜂蜜や農作物、種子の生産との関連を研究している最中です。 NFUは、ネオニコチノイド系農薬がカナダで導入されて10年そこそこだが、使...
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