アップル社を変えたGreen My Apple

サクセスストーリー アップル社を変えた: Green My Appleキャンペーン

green my apple
© Greenpeace / Kurt Prinz

斬新なデザインと革新的なアイデアで時代をリードするアップル社。
でもその製品が環境破壊を引き起こしていたら、とても残念なことだと思いませんか?

「Green My Apple(私のアップルをグリーンにして!)」をかけ声に、世界中のユーザーがネット上に集合。
インターネット時代だからこそ実現したこのキャンペーンは、地球とユーザーにやさしい製品を作り出しました。

近年増加傾向にある、パソコンや携帯電話の電子ゴミ。
その多くは、中国やインドなどアジアの国々で処理されています。
そして製品に使われる有害な化学物質が、解体作業に携わる地域住民の健康や、周辺環境を悪化させる大きな原因になっています。

電気製品の廃棄現場
© Greenpeace

解体場で目にする電機メーカーの製品を詳しく調べると、もっとも危険な有害物質であるBFRs(臭素化難燃剤)とPVC(ポリ塩化ビニル)が、世界的にシェアを拡げているアップル社の製品から検出されたため、グリーンピースは世界のMacファンに「アップルをグリーンにしよう!」と呼びかけることにしました。

グリーンピースが作成したアップル社のウェブサイトそっくりのキャンペーンサイトはたちまち話題になり、アップル社のCEOにメッセージを送ったり、デザインコンテストがあったり、自由でクリエイティブなキャンペーンに45,000人もの人たちが参加してくれました。

そして2007年5月、ついにアップル社はBFRsとPVCの使用を2008年までに廃止することを発表。
世界のMacファンが喜びを分かち合いました。
Green My Apple キャンペーンは、グリーンピースと皆さんで作り出した、すばらしい成果です。

今後とも、グリーンピースの活動へのご支援を、よろしくお願いします。

 

 

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