『脱原発をチャンスにーードイツ原発立地自治体のエネルギー革命(ヴェンデ)』

出版物 - 2016-12-26
本報告書は、原発閉鎖が決まったドイツの自治体の状況を取材し、まとめたものです。

「原発がなくなれば、仕事もなくなる」 原発の地元でよく耳にする言葉です。しかし本当に、原発がなくなれば、その地域の財政や産業は行き詰まってしまうのでしょうか。

2022年までに原発を段階的に廃止していくことが決まっているドイツでは、これまでに28基の原発が運転を終えています。
グリーンピース・ドイツは、2000年に『チャンスとしての脱原発』という報告書の中で、ドイツ北部のシュターデ、中部のビブリス、南部のイザールという3つの原発立地地域を取り上げ、それぞれの地域の新たな産業の可能性を提案していました。

これらのまちは、現在、実際に原発が閉鎖されるなかで、どのような変化を遂げたのでしょうか?
私たちはそれを明らかにするために、この3地域を再び訪れました。人口、雇用者数、税収等の経済指標の変化を調査し、各自治体の首長や関係者らへの取材を通して、原発閉鎖による自治体への影響を検証しています。

国際環境NGOグリーンピース・ジャパン、朴勝俊 共著(全22ページ)

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