――「世界がもし100人の村だったら:青森編」準備開始



「春が近づいてきた!」と思っていたら、ここ青森ではお天気は簡単に冬に逆戻り。今週から雪がちらつき始め、西の方角から吹く強い風の冷たさが体にこたえます。愛用のグリーンピース長靴の復活です! グリーンピースのグッズ、意外とかわいいんです。









さて、青森コミュニケーションセンター(ACC)では「グリーン&ピース・トーク」第1回目が決定し、私はその準備で大忙しです。「グリーン&ピース・トーク」とは文字どおり「グリーン(緑)」と「ピース(平和)」について地域のみなさんとグリーンピースがお話ししていこうと企画したもの。

4月11日(土)に開催する第1回「グリーン&ピース・トーク」には、ベストセラーとなった『世界がもし100人の村だったら』の日本語版編者、池田香代子さんをお迎えすることになりました。「世界がもし100人の村だったら:青森編」と題し、環境・平和・人権の問題について、グリーンピース・ジャパン事務局長の星川淳と青森や近くにお住まいの方たちと一緒にじっくり話し合うイベントです。会場も、青森で文化イベントといえばここと太鼓判の青森市文化会館。チラシもポスターもできました。

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チラシ、ダウンロードできます

ACC がある新町商店街の成田本店さんでは、イベントのポスターを入り口に貼ってくださいました!! チラシもおいてありますので、成田書店を訪れた際にはぜひチェックしてください。また、新町通りにある青森市図書館や、カフェ「208 209」、カフェムース、インテリアショップ「雪の道」などにもチラシを置かせていただいています。新町商店街のみなさん、ご協力ありがとうございます!




そしてACCには、プレイベントとして開催している「世界がもし100人の村だったら:お絵描き会」にたくさんの人が訪れています。遊びに来ていただいた方たちに、「あしたの地球(海・山・空)」の絵をクレヨンで描いてもらい、それを当日、メインイベント会場に展示する予定です。




プレイベント2日目に来てくれた小学生の女の子たち。学校の美術の授業では、自由に絵を描くことはないのだそうで、「未来の地球の絵なんて描いたことない! わからない! ってゆうか描けないよ! どうしよ~!」となかなか描きだせないでいました。しかし、いざクレヨンを持つとやっぱり早い。あっというまに多種多様な魚が住んでいる「あしたの海」を描いてくれました。

私にとっては、環境破壊が進んだ海や原生林の姿、乱獲や温暖化が進んで魚がいなくなった海など破滅的なイメージが浮かんでくるのですが、子どもたちが想像する「あしたの地球」は、とことん緑と生物に満ちあふれている、本当に美しい未来の姿です。

 みんなが描いてくれた「あしたの地球」――。これを私たちは未来に残さなければならないと改めて思いました。







実は話に続きがありまして、この絵を描いた小学生の女の子が数日後、もうひとりの学校の友だちを連れてヒョコっとACCに遊びにきてくれたのです! 前回は書くまでに時間がかかっていたのですが、今度はすらすらと、そして、笑顔もいっぱい入った緑あふれる「あしたの地球」を描いていってくれました。また遊びにきてね!!

そして絵にはメッセージが……



「地球はひとつ!」




「あしたの地球」……私もGreenでPeaceな地球の絵を描きつづけます。―Greenpeace

何も考えず、何も行動せず、何となく日々をすごすこともできますが、最近の政治や社会の動きにはいろんなことに納得できないで、怒りがこみ上げてくることがたくさんあります。声を出したいけど出す場所がわからないまますぎていっていいのか。政治家は自分たちの身の振りように精一杯で、結局自分たちのことしか考えていない。こんな時代だからこそ、私たちが声を出す時なのだと思います。「今と同じ……」を続けていたくない。私たちには、この子どもたちに残さなければならない未来への仕事があります。

みなさん、一緒に未来の姿を考えて、声に出してみませんか。

4月11日(土)会場でお待ちしております。

★青森コミュニケーションセンターで参加申し込みをしていただいた方の中から、 抽選で10名さまに池田香代子さんサイン入りの著書と、グリーンピース・グッズが当たります。

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