先週まで雪が降り続き、春はまだまだ遠いのかなと思っていたのですが、この週末からだんだんと春の陽気が感じられるようになってきました。愛用している、あのグリーンピース長靴(前々回のブログを参照してください!)ともしばらくお別れです。


さて、世界的な規模で起こる環境破壊の解決に取り組む私たちグリーンピースは、現在世界28ヶ国40ヶ所にオフィスがあります。そのうちの一つ、『長くつ下のピッピ』の生まれ故郷としても有名な北欧スウェーデンのグリーンピースから、ここ青森コミュニケーションセンター(ACC)にステキな仲間がきてくれました。



ヘラ・キケポー(Helle Kikerpuu)。彼女はグリーンピース・スウェーデンでDD(Door to Door)のチームリーダーとして働いています。DDとは、グリーンピース・ジャパンではあまり行っていないのですが、一軒一軒家のドアをノックして、グリーンピースの活動をみなさんに直接伝え、支援をお願いするお仕事のことです。グリーンピースは政府や企業からの財政支援を受け取らないという基本ポリシーを持つことで市民の立場を貫き、個人のみなさん(サポーター)からの支援によって活動をつづけています。ちなみに、ヘラはスウェーデンでは「DDの神さま」と言われているそうで、 4日間で50人の方にグリーンピースのサポーターになってもらったそうです。(す、すごい!!)


サポーターについて詳しくは



今回ヘラは、ニュージーランドを経由してここ青森へやってきました。青森の方にグリーンピースの活動を直接お話し(通訳が入るので間接的になりますが……)したり、ACCの活動をブログで発信したりしています。1週間、ノッポで細~い彼女といっしょに動いていると、北欧と青森がつながっているのが感じられます。



前回、このブログでも紹介したACCで開催中のプレイベント「世界がもし100人の村だったら:お絵描き会」にヘラも参加。ブルーの瞳に映る「あしたのちきゅう」とは……



「未来がよくなるとも断言できないし、悪くなるとも言えない。目に映る未来のことはわからない。だけど、いま自分が何をしなければいけないのかはわかっている。いま生きている私たちの行動で未来は決まるんだから」。



そう力強く話すヘラが描いた青い瞳のなかに、緑に溢れている未来の地球が見えました。


 









本番のイベント4月11日(@青森文化会館)のプロモーション活動にも協力。ACCの前での初めてのビラ配りには、「緊張したよ~」と言っていましたが、道行く人に「おねがいします!」「ありがとうございます!」と習いたての日本語で話しかけます。英会話教室の勧誘とまちがわれたり、「なんのチラシなの?」との質問に答えられず戸惑ったりしていましたが、輝くような笑顔で配るチラシを受け取る人はたくさんいました。
 



イベントまで一週間を切りました。これから最後の準備で大忙しとなりそうですが、来ていただく皆さんが喜んでくださるようなイベントになるよう、がんばります!! まだ予約されていない方は、下記まで!! お待ちしております。


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