この記事を目にしたとき、思わず「やった!」と言ってしまいました。

食品メーカーの表示偽造や輸入食品の品質不良などさまざま食品の問題が話題にされるなか、「遺伝子組み換え」の不安がばっちり反映された政策の提案に、わたしの長い片思いの恋もかないそう!?



社民党の農林水産政策では、遺伝子組み換え作物の安全性を重視し、遺伝子組み換え作物の作付け禁止・利用の削減、遺伝子組み換え食品表示は許される混入率をヨーロッパ並みの0.9%にする等と政策として掲げられています。関連箇所の項目3と項目10を下にコピペしました。見てみてください。



全文は社民党ホームページより

社民党の農林水産政策

(社民党2007選挙政策より)抜粋



3、国民の主食である米(水田農業)を守り、米政策を拡充します。

(4)WTO協定のミニマムアクセス(MA)米の輸入数量(年77万トン、在庫は203万トン)を削減します。EUでは、米国産の輸入米からGM米(遺伝子組み換え)が検出されたことから、輸入禁止を決めました。日本でも、輸入米や米粉、加工品に対する検査・監視体制の見直しなどGM米の混入・流通を防ぐ体制を強化します。



10、合成化学農薬の使用を削減し、遺伝子組換え作物の生産を禁止します。



(1)国民に安全な食物を供給するため、国の基本方針として合成化学農薬、食品添加物、遺伝子組み換え作物の使用を削減していくことを明確にします。農薬、化学物質、遺伝子組み換えの安全性に係る情報(農薬の場合には登録や登録の失効にあたっての理由や基礎データ)はすべて開示を義務づけます。また、有機農業や地産池消に取り組む生産者・消費者の不安を解消するため農薬取締法の定義を改正します。特に新設された「特定農薬」という規定は、日常の食べ物を「農薬」と位置づけるものであり、「有機農業つぶしだ」という批判も高まっていますので早急な改正が必要です。



(2)現在、遺伝子組み換え食品の表示は、遺伝子組み換え作物の含有率が5%以下であれば「遺伝子組み換え」と表示をしなくてもいいことになっていますが、これをEUの基準と同様、含有率が0.9%以上であれば「遺伝子組み換え」と表示するよう義務づけます。また、一般作物との交雑・混入防止対策の強化、遺伝子組み換えの研究・実験・開発・栽培についての詳細な情報開示を義務づけるとともに、遺伝子組み換え作物は安全性が確認されるまで国内での生産を禁止します。有機食品、無農薬、減農薬農産物については、国際基準よりも厳しい基準を設定し、国・公的機関による認証・表示制度を確立します。