今日はグットニュースの報告です。

オーストラリア国政府が遺伝子組み換え作物導入への転向を匂わせている一方、スコットランドはまったくそれとは逆の方向へ、つまり環境保護型、持続可能な農業へ力強く歩みだしています。スコットランド政府は遺伝子組み換え作物へのモラトリアムを今後も継続し、GMO-FREE(注1)の政策を今後も継続すると発表しました。これは国民が地産の高品質な作物を選んでいきたいという想いを考慮しての判断。政府は、「スコットランドは四季により変化するすばらしい環境に恵まれ、多種多様な動植物にもたくさんいます。このような環境を遺伝子組み換えによって危険にさらしたくはありません。」と報告しました。




(注1)GMO-FREEとは、遺伝子組み換え作物や生物を全く使用・栽培しないということです。例えば、今年東京代々木公園で行われたアースデイTOKYOは、「GMO-FREEゾーン」と銘打って、会場の食品を全て遺伝子組み換えゼロにしました。

スコットランド政府の発表:リンク