世界のあちこちで漁業規制の不備による過剰漁業が話題となっています。漁獲のペースが加速し、魚が生まれ育つペースがそれに追いつかないため、海から魚がどんどんいなくなっているのです。このまま過剰漁業が続けば2048年には世界の海から人類が魚を獲り尽くすというボリス・ワームらのシナリオは既に日本でもよく耳にします。私達の世代が知らないうちに海の幸を獲りすぎ食べすぎていて、そのことにより私達の子孫が美味しい魚を食べることができなくなるなんて、不本意ですよね。漁業を持続可能なものにするきちんとした政策と管理が... >詳細を読む

南太平洋諸国が海洋保護区設立へ大きな一歩

「海洋保護区」の波が各地で大きくなってきています。

「海洋保護区」とは簡単にいえば、海の一部で漁業や開発を禁止することによってそのエリア内の環境を守り、同時にそのエリアから外にあふれ出る生物を獲ることによって漁業の持続性を確立しようというもの。世界の海を守るにはまだまだ足りませんが、ニュージーランド、ハワイ、フィリピン、イギリスなど各地で設立されていて、周辺海域の漁師からも保護区の存続を支持する声が聞こえてきます。そんな中、世界の海洋保護を引っ張る頼も... >詳細を読む

日々250人を越える方々にお越しいただいたグリーンピースのキャンペーン帆船Rainbow
Warrior(虹の戦士号)の一般公開は、数日前に無事に幕を閉じました。「この星を守る活動をしてくれてありがとう」――デッキの上で世界の海洋の現状を説明していたとき、青い目の赤ちゃんを片手に抱いたお母さんから握手を求められた際に、とてもうれしく元気づけられるお言葉をいただきました。爽やかな晴天の下、彼女の口からあまりにもさらっと自然に出てきたことが印象的でした。 

この湾岸都市は、英語ではGothenburg... >詳細を読む

ビックリしたことに、Rainbow
Warrior（虹の戦士号）の一般公開が行われた昨日、船上案内ツアーに参加した方々はたった1日で250名を超えました。世界の海を航海する様子やグリーンピースの国際的環境保護活動の説明に皆様が頷き、ボランティア登録には長蛇の列ができていました。また昨日は、地元の政治家やメディア、科学者や専門家、漁業やゲームフィッシング関係者などを招待し、この港から程近い同国西海岸側の排他的経済水域(EEZ)内にあるFladenとLilla Middelgrundという2つの水域の... >詳細を読む

世界の海を巡るグリーンピースのキャンペーン帆船Rainbow
Warrier(虹の戦士号)の上からブログを更新しています、花岡です。スウェーデン沖合の海洋環境保護キャンペーンに参加するため、同国第二の都市Göteborgに来ています。

スウェーデンを訪れるのは始めてです。グリーンピース北欧オフィスを訪ねるため事前に立ち寄った首都のストックホルムでは、人々があらゆる場面で頻繁に感謝の意を表したり、家の中で靴を脱いだりと、日本に近いものを多々発見。不思議な気持ちになりました。

私が... >詳細を読む