グリーンピースのキャンペーン船エスペランサ号が沖縄の海を後にして早2ヶ月が過ぎました。残念なことにその後辺野古の海には、再度環境アセス事前調査の手が入ることとなってしまいました。私達がいなくなったのを見計らったかのようなタイミングで、大きな機材を再設置したり、ジュゴンが飲み込んでしまいそうなサイズの釘を海草エリアに放置したりと、その調査の手法はまるでジュゴンを追い出そうとするものばかりです。





悲劇はこれに留まりません。沖縄本島面積の1/3を占める米軍基地は、それぞれが同時期に強引な増築や改築を行っており、これにより沖縄の森や海はあちこちで傷つけられています。グリーンピースも訪れ座り込みに参加した高江では、米軍基地のヘリパッド建設が進み、深い「やんばるの森」が裸にされていっています。





 



地元の方々を始めとする沢山の方々はこれに反対し、米軍基地ゲート前にて、連日連夜24時間の座り込みを敢行しています。これに積極的に参加するグリーンピースのサポーターの方は、自らウェブサイトを立ち上げ、署名を募っています。是非ご参加ください。





またネット署名にご協力いただける方は、是非紙への直筆の署名にもご参加をお願いします。2007年9月から開始されたこの署名は年末を期限とし、年明けに国会に提出されますが、日本の国会へ提出する際の正式なものとして認められる様式は、紙面への直筆の書類なのです。お手数をおかけしますが、ご署名後、同紙面に記載の送り先まで御送付いただきますようお願いします。



 





「やんばるの森」から遠くに離れていても私達一人ひとりの署名は、ヤンバルクイナ等の希少種を含む現地の生態系を守る強い力になります。高江の森をヘリパット建設から守ることは、辺野古のジュゴンを滑走路建設から守ることにも、沖縄の自然を米軍基地から守ることにも繋がります。







今現在、集められた直筆署名は約5800筆。12月末日の締切までに、目標を15000筆に設定しているそうです。皆様、是非ご協力をお願いします。