ヤンと共に6:00AMに宿を出て辺野古へ。東京から運ばれてきたゴムボート「CARROLL」が午前中に辺野古到着予定のため、今日は、ヤグラに向かう人たちを港で見送ろうとすると、いつもと様子が少し違っていた。皆が、浜へ大急ぎで向かっている。カヌー隊も浜で準備。


もしかしたら、スパット台船が辺野古に向かってきている、という。
スパット台船が停泊していたはずの中城港からの情報をしばらく待つ。


今日は強風で波がある。無線で伝えられた情報によると、どうやらスパット台船は辺野古には向かっていないことが分かった。


いつも通りにヤグラへ向かう皆を見送った後すぐ、8:30AMすぎに、大型トラックがテント村前に到着。ゴムボート「CARROL」だ。
辺野古漁港前に座り込むテント村の皆さんが運搬を手伝ってくれた。
早速、ヤンが赤いボート本体をひろげて、空気を入れ始める。


足で踏み込む手(足?)動式の空気入れで、途中交代しながら20分ほどかけてボート本体を膨らませていく。


テント村の皆さんや訪問者に「(このゴムボートは)今日、海に出せそうですか?」と口々に聞かれる。
このゴムボートは、一度東京で確認されて送られてきているものの、久々に海上に出すボートなので慎重に安全性を確認することが必要だ、とヤンが言う。
完全に空気を入れたが、空気漏れが無いか確認するためしばらく放置することにした。


お昼休み後、CARROLLを再度確認してみると、、、
空気漏れはないが、船底と赤いボート本体との間に隙間を発見!!!
「A hole is there!(穴が開きやがってる!)」いつも穏やかそうなヤンは、一言、大声をあげて、CARROLLをキックしてしまうしぐさで怒りを表した。