9月末にドイツの子どもたちから鳩山首相に思いのこもった千羽鶴が届きました。その子どもたちはドイツの青少年環境グループ「グリーンチーム」のメンバーで、ミュンヘンに近い街、ワギングアムジーで活動する「グリーンチーム・タンポポ」のメンバーです。「グリーンチーム」とは、10~15才の子どもを中心に環境問題について取り組む活動グループで、ドイツ全土に900のグループがあります。





その中の一人エバゲリンさん(Evagaline 14才)は、"TOKYO TWO"として知られる東京のグリーンピースのメンバー佐藤と鈴木が、日本の調査捕鯨の不正を告発して逆に逮捕され裁判にかけられようとしているのを知り、「2人の公平な裁判とクジラを守るために何かしなくては!」と思ったそうです。

エバゲリンさんの「グリーンチーム・タンポポ」は以前、捕鯨とクジラについて学校内にインフォメーションのポスターを掲げたり、街頭で署名を募ったりする活動を行いました。



かつて日本に住んだことのある子どもから、日本には愛する人の健康や幸せを祈るために千羽鶴を折る習慣があると聞いたエバゲリンさんとチームのメンバーは、早速、思いをこめて千羽鶴の制作を始めました。そして、ドイツの子どもたちによる色とりどりの千羽の折り鶴は9月28日、鳩山首相に届けられました。子どもたちは、民主党が公約した官僚の腐敗撤廃と税金のムダづかいの削減を挙げ、調査捕鯨はまさにその2つの問題にあたるとして、折り鶴とともに鳩山首相に調査捕鯨の中止と"TOKYO TWO"への公平な対応とを求める手紙を送りました。


ドイツ、ワギングアムジーの子どもたちは世界市民の一員として問題意識を持ち、日本の新政府と新しいリーダー鳩山首相に大きな期待を寄せています。

子どもたちの自発的な真心の応援に、"TOKYO TWO"の一人として心から感謝します。

日本の調査捕鯨の問題が海外でどれほど市民レベルでの反日摩擦を起こしているか、海外生活の経験がある方々はご存じかと思います。調査捕鯨は「税を投じて友人なくす」と、元外務省副報道官の谷口智彦氏も調査捕鯨の外交的問題を指摘しています。日本の信頼回復のためにも、今年末のコペンハーゲンCOP15で鳩山首相が大いに活躍するためにも、ぜひ新政府として調査捕鯨の見直しを早急に表明してもらいたいものです。