日本だけではなく、世界のエネルギー政策を左右する年となる2012年。

その年の最初のブログとしてふさわしい話題だと思ったのがスイスの「世界最悪企業賞」だ。

パブリック・アイ・アワードとは?

現在、2011年の世界最悪企業を選ぶ「パブリック・アイ・アワード (the Public Eye Awards)」の投票が実施されているのをご存だろうか?


これは、スイスのダボスで毎年1月に行われる世界経済フォーラムの年次会合にあわせて、スイスの「Berne Declaration」というNGOが2000年から開始した賞だ。

この賞の目的は、企業の社会的責任を果たしていない「世界最悪企業」を世界経済フォーラム中に表彰することで、企業に対して社会的責任を果たすように求めるもの。

2009年からは、グリーンピースもこの選考委員として参加している。

 

2011年世界最悪企業に東電がノミネート

さて、2011年の最悪企業候補リストに残った6社の1社が、東京電力。

福島第一原発の事故後の対応をみれば、東電が2011年の世界最悪企業であると感じるのは私たち日本人にとって当たり前かもしれない。

しかし、日本人がその意思をしっかりと世界に示さなければ、あれほどの事故を起こした東電を日本人は許すのかと世界からは思われるだろう。

 

10秒で、あなたも投票できる

パブリック・アイ・アワードの「世界最悪企業」は、一般からの投票で決定される。

現在、その一般投票が行われているが、これは誰でも簡単に投票できる。

東電が世界最悪の企業だと思う方は、ぜひ以下のWebページにパソコンからアクセスして東電(TEPCO)に投票してほしい。

 

<投票方法>


投票方法は簡単。ページは英語だが、2ステップ、10秒でできる。

1,このページにアクセスする。http://www.publiceye.ch/en/vote/tepco/

2,ページの下のほうにある「VOTE NOW」のロゴをクリック

2012年は、東電を世界最悪企業として表彰し、その責任を明確にすることからスタートするのはいかがだろうか。

そのために、ぜひ投票を!

現在どの企業が1位かは、こちらからわかる。

 

グリーンピースは、原発の再稼働をとめて「原発フリーの夏」を実現するために全力で活動していく。

 

 

このブログは、事務局長の佐藤潤一が書いています。

Twitterでも発信しています⇒  @gpjsato