記録更新、福井県議会初日の傍聴者数

2月24日、大飯原発再稼働をめぐって日本中の注目を集める福井県議会が初日を迎えた。

この初日、県議会の傍聴席がほぼすべて埋まった。福井新聞によると、現知事の県政がスタートした2003年4月以降では最多の傍聴者だったという。

 

そして、福井県内のすべてのニュースが「傍聴席が埋まる」という異例の事態を「議会開会」のニュースとともに大々的に報道した。NHK福井は、冒頭のトップニュースで「再稼働が焦点」として5分以上にわたり「傍聴」をキーワードに市民の声をとりあげている。

グリーンピースは、俳優の山本太郎さんとこの県議会の傍聴を呼びかけてきた。

当初、さまざまな方から「県議会の傍聴なんか意味があるのか」「ネット中継しているのだから、傍聴に行かなくても」と言われることもあったが、結局は「傍聴」にこだわった。

それはなぜか?


「傍聴デビュー」、地方自治への関心が必要

「傍聴」にこだわったのは、「原発の再稼働」が注目される中、市民の関心が高いことを福井県議会議員に示したかったからだ。

東電の福島第一原発事故は「地方自治への無条件の信頼」が引き起こした部分も大きい。「議員さんに任せておけば大丈夫」という時代はとっくの昔に終了している。

「地方議会」は、民主主義の最前線ともいえるが、そこに市民が「関心」と「監視の目」を持つことが原発問題に限らずあらゆる社会問題を解く基本だと思う。

各議員の議会での発言、積極性などをしっかりと監視してそれを選挙の投票に生かしていくことを多くの人がはじめてほしい。市民の目がなければ、議員は選挙時の「美辞麗句」だけで当選することだけを考える「選挙屋」になる。原発などの利権が地方自治に入り込む余地を与える原因だ。

傍聴した山本太郎さんも、今回の議会が初めての地方議会傍聴だったという。
その他、多くの市民がこの福井県議会で「傍聴デビュー」をした。


再稼働を止めたいならまず傍聴から

福井県議会では、明日の28日、そしてあさっての29日にも本会議が開かれる。

傍聴の詳細やグリーンピースの福井での活動の詳細はこちらから。


また、大飯原子力発電所のあるおおい町の町議会は3月1日に始まる。

ぜひ、あなたも「地方議会デビュー」してほしい。

地方自治のあり方を知るための、良い勉強にもなる。

もちろん、福井県議会に限らず、あなたの自治体の地方議会を傍聴に行ってみてはいかがだろうか?

議員は見られていることを意識することで、改めて議員であることを理解するはずだ。

 

このブログは、事務局長の佐藤潤一が書いています。

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