こんにちは。エネルギー担当の柏木です。

今日は、みなさんにとってもうれしいご報告とお礼をさせてください!

「福島県三春町からお日さまエネルギーの暮らしを広げたい」という福島県三春町のコミュニティの想いを実現するため、10月23日にスタートした福島県の有機農家・大河原さんご夫婦のクラウドファンディング

合計で253人の方からの応援をいただいて、目標額を大きく上回る148万円超の支援が集まり、無事に11月24日に締め切りとなりました。

ご協力くださった皆さま、ほんとうにありがとうございました!

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福島を太陽でいっぱいにしたい、という願いの込もった「ソラライズふくしま」。わたしたちグリーンピースは、福島県三春町の有機農家・大河原多津子さん・伸さんと一緒にこのプロジェクトを育ててきました。

日本全国にできた”つながり”

このクラウドファンディングを通じて、全国に253人もの大河原さんのチャレンジに対する応援団ができました。また、グリーンピース・ジャパンのウェブサイト上では口コミでプロジェクトを広めてチャレンジを応援する「0円サポーター」も募集。こちらは74名の方が名乗りを上げてくださいました!

クラウドファンディングの期間中、支援くださった方からたくさんのメールやメッセージを頂きました。わたしたち「ソラライズふくしま」チームが、どれほど、その応援に励まされたことか!

目標がとっても遠く見えて胃がシクシクと痛み続けたスタート当初も、
軌道に乗って、多くの方が参加してくださった中盤以降も、
変わらずに、大河原さんやわたしたちを励ましてくれました。

寄せられたメッセージのいくつかを、ご紹介します。(こちらから全てご覧頂けます)

「大好きな生まれ故郷です^^。エネルギーは極力使わないようにしたいけれど、必要なエネルギーは自然からいただきたいと思っています。がんばってくださいね!」

「2040年までに100%の自然エネルギーで。元に戻すのではなく、前に進んでいく。とても勇気をもらえた、このプロジェクトを応援します」

もともと目標にしていた120万円のクラウドファンディングが達成できたことは、素晴らしいニュースですが、
253人+74人もの方が、2040年までに自然エネルギー100%を目指す福島県を応援し、そして日本全体を変えたい、というビジョンに賛同してくださったこと、
そして福島の三春町から始めることを応援してくださったことが、何よりも大河原さん夫妻を勇気づけています。

クラウドファンディングを応援してくれた方のなかには、わたしたちが企画したトークイベントに参加し、大河原さんやゲストスピーカーと思いを共有してくれた方や、福島にある大河原さんのお店を直々に訪ねてくれた方、さらにドキュメンタリーの撮影に来てくれた方まで。

パソコンの画面のなかにとどまらず、実際にあたたかいつながりも生まれています。

 

これからがスタート


大河原伸さん撮影

集まったクラウドファンディングへの支援は、直接、ソーラーパネルを設置する福島県三春町のコミュニティショップ「えすぺり」を経営する大河原さんの手元に届きます。

大河原さんにとっても、わたしたちグリーンピースにとっても、ここからがスタート。

今後、2016年1月にえすぺりの屋根に約10kWのソーラーパネルを設置し、
えすぺりが地域のソーラーモデルハウスとなって、地域の方にお日さまエネルギーをもっともっと活用してもらえるよう、取り組みを広げて行きます。

例えば、ソーラーパネルがどのくらい発電するのかを分かりやすくお知らせしたり、太陽の恵みで料理する「ソーラークッカー」のワークショップや、太陽を題材にした人形劇「ソラライズ」の上演などなど。

大河原さんは、福島の有機農家ならではのアイディアで、そしてグリーンピースは、国際環境NGOならではのアイディアで、お互いの強みを活かしあいながら、自然エネルギーの恵みを活かす方法について、楽しみながら広げていきたいと思っています。

 

普通の人が、できること

福島に行って、「みんな、原発の電気はもう使いたくないと思っているけど、どうしていいか分からないんだよ」という声をよく聞きました。

全国の「ご当地エネルギー」を取材するノンフィクションライターの高橋真樹さんは、ご当地エネルギーの担い手は、エネルギーの専門家だけではなく、ほんとうに普通の人だったと、グリーンピースが主催したイベントでお話してくだいました。

東京電力の福島第一原発事故後、多くの人がエネルギーに対する見方を変え、自分で何かをしなくてはという思いを巡らせたのではないでしょうか? その中で、人生を転換させて、太陽光発電所を作ったり、ご当地エネルギーの会社に勤めているのは、ごくごく普通の方たちでした。

いきなり発電所をつくらなくても、いきなり会社をつくらなくても、わたしたちにできることはたくさんあります。大河原さんのようなお日さま発電所をつくりたい人を少額で応援することもそのひとつ。

これまで、わたしは「応援する」力を、少しなめていたようです。
「応援しているよ」の一言が、新しいチャレンジをする人にはまるで魔法の言葉のように響きます。

大河原伸さんからのメッセージ

「私達にとって初めての『クラウドファンデング』。私達の考えていることが、皆さんに理解してもらえるのか、それが募金をするという事に繋がるのか、とても不安でした。

当初、自分が出来る精一杯の努力をしたものの、あまり反応がなく、力が出ませんでした。ところが、皆さんからのコメントが次々とあり、とても嬉しく、とても力強く感じました。

私たち福島県民は、他県から忘れられ、話題にもされない寂しさ、悔しさを感じています。でも今回の事で、多くの方々が私達の事を、ちゃんと忘れず、応援して下さることを知りました。本当に嬉しく、頑張る力が湧いてきます。ありがとうございます」

 

自然エネルギーを売ろうとしている電力会社もぜひ応援を

これまで、家庭では地域独占の電力会社しか、選ぶことができませんでした。来年4月からは、家庭でも電力会社を選ぶことができます。今、様々な新しい電力会社がその準備を進めています。自然エネルギーを売ろう!としている会社が日本に根付くかどうかは、わたしたち消費者が彼らを応援するかどうかにかかっています。

自然エネルギーを売ろうとしている電力会社も、ぜひみんなで応援ししましょう!