こんにちは、エネルギー担当の高田です。

「またか…」と思わずにはいられない、ニュースです…。

東京電力は3日、福島第1原発で増え続ける放射能汚染水を減らすため、敷地内の井戸でくみ上げ海への放出を目指している地下水について、検出限界未満だとしていたのは誤りで、実際には1リットル当たり0.61ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表しました。

誤りが起きた理由として東京電力は、測定方法に間違いがあったとしています。

  放出目指す水からセシウム 東電、測定方法に誤り 地元理解困難に (6月4日、共同通信)

つい先日の5月30日、東京電力と資源エネルギー庁は福島県いわき市漁協に対し、改めて地下水の海洋放出に理解を求めたばかりです。

そのなかで資源エネルギー庁の担当者は、「漁業者や周辺環境に影響を及ぼさないよう、国が責任をもって対応する」とし、東京電力は「汚染されていないことを毎日検査で確認する」と説明していました。

福島第1原発の地下水放出計画、いわき市漁協で説明会 (5月30日、日経)

原発事故で得た教訓は、「想定外を想定する」ということだったはずです。

事故当事者の東京電力や、同社が委託した機関が放射能検査をするだけでよしとするのはではなく、NGO・市民団体や専門家に随時検証させ結果を公開するなどして、東京電力は放出する水が環境や生態系に無害であることを立証すべきではないでしょうか。

東京電力の福島第一原発事故は、失われてしまった自然環境や、自然とともにあった地域の人々の暮らしや経済を事故前のように戻すことが、どんなに難しいかを私たちに突き付けています。

地球全体でひとつにつながっている海―。
東京電力さん、安倍首相、これ以上、わたしたちの海を放射能で汚さないで!

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