2018年10月6日にドイツ西部にあるハンバッハの森で行われた森林伐採に反対するマーチ。“We will end coal!” 「石炭の時代を終わらせるのは私たち」というメッセージを掲げたバナーと数万の人々

 

皆さんこんにちは、エネルギー担当の石川です。先日、ドイツで自然エネルギー100%の電気を供給している会社を訪問してきました。そこで発見したドイツのエネルギーと暮らしの今を、4回に分けてご紹介します!

ドイツ中の関心を集めた、森林「ハンビー」をめぐる事件

10月6日、ドイツ西部で石炭採掘のための森林伐採反対する、大規模なマーチがありました*1。この森は「ハンビー」との愛称で親しまれ、数年間の間、伐採に抵抗する市民と電力会社がにらみあいをつづけてきました。

当日は、5万人(主催者発表)もの人々があつまり、気候変動を悪化させ、大気汚染の原因ともなる石炭採掘に、反対の声をあげたそうです。また、同日は裁判所の森林伐採差し止め命令が前日に出たことから、お祝いムードも。

そんな盛り上がりの中、私はグリーンピースのキャンペーンから生まれたクリーンな電力会社、「グリーンピース・エナジー」に会いに、ドイツ北西部の都市ハンブルグにいました*2。

グリーンピース・エナジーって?

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