2011年3月11日の東日本大震災、そして東京電力福島第一原発事故から10年という月日が経ちました。
みなさんは、この10年で、どんな人に出会い、何をしていたでしょうか?
どんなことを感じ、考え、過ごしてきましたか?

グリーンピースでは、特別ウェブサイト一人ひとり、それぞれの「10年の思い」で2011年からのそれぞれの10年を振り返った「10年の想い」をみなさんから広く募集しています。

10年の想いを共有し、これからの社会を考えるしずかな午後

このイベントでは、寄せられた「10年の想い」をゲストと一緒に読み、これまでの10年間を振り返った先にある、これからの社会について考えていきます。

特別ゲストには、長年、反原発活動やスロームーブメントを進めてきた文化人類学者の辻信一さん、事故前から福島県三春町で農業を営み、事故を契機にコミュニティカフェを始めた大河原多津子さんをお迎えします。グリーンピースからは、気候変動・エネルギー担当の鈴木かずえが登壇し、10年間の取り組みについてお話します。

あなたにとっての10年はどんなものでしたか?
ぜひご自身のストーリーを投稿してから、ご参加ください。

世界中に伝えたい「私たちの記憶」を、みんなで一緒につくりませんか?

原発事故が起きてからの「私たちの記憶」:辻信一さんと振り返る、一人ひとりの変化、想い、そして今

<イベント詳細>

【日時】2021年3月27日(土)13時00分〜14時30分
【定員】100人

【イベントの流れ】 

  • はじめに
  • 「私の10年」投稿の共有:辻信一さんによる読み上げ
  • 辻さん、大河原さんとグリーンピースの対談:それぞれの10年間を振り返る
  • 質疑応答
  • おわりに

【参加費】

  • 高校生以下:無料
  • 高校生以上の学生(大学など):500円
  • グリーンピース・ジャパンを月額寄付で応援してくださっている方:500円
  • 一般:1,000円
  • ご寄付で活動を支援:1,000円、2,000円、3,000円 <<参加チケットとは別に選択をお願いいたします>>

※毎月の寄付で活動をご支援いただくことも可能です。こちらからお申し込みいただけます。。
ご寄付は、現地調査や環境課題の解決のために必要な活動を支える大切な基盤となります。

【ゲストプロフィール】

辻信一さん

ナマケモノ倶楽部 提供

文化人類学者。環境=文化アクティビスト。「ナマケモノ倶楽部」代表。「スローライフ」、「ハチドリのひとしずく」、「100万人のキャンドルナイト」、「しあわせの経済」などのキャンペーンを展開。著書に『スロー・イズ・ビューティフル』など、映像作品に『アジアの叡智』(DVDブックシリーズ、現在8巻)など。新刊は『常世の舟を漕ぎて(熟成版)』
https://theslothclub.wixsite.com/tsuji

大河原多津子さん

©︎Greenpeace

30年前から福島県田村市で有機農業を始める。東京電力福島第一原発事故後は、自分たちの農産物・加工品の放射線量を測定し、数値を公表して販売する「壱から屋」を起業。野菜やパンを売る直売所「えすぺり」も2013年に立ち上げる。農閑期には、子ども向けのオリジナル人形劇を上演するなど、活動は幅広い。二男三女を持つ。

鈴木かずえ

©︎Chihiro Hashimoto/Greenpeace

国際環境NGOグリーンピース・ジャパン 気候変動・エネルギー担当
1991年、湾岸戦争の際に「戦争をとめたい!」とグリーンピース・ジャパンでボランティアからスタッフに。核軍縮や原発、気候変動問題を担当した後2005年に退職、2011年に東電福島原発事故を機に復職。2020年9月から「ゼロエミッション東京を実現する会」(グリーンピース事務局)担当。